涼しい顔でスタジオに戻った私は、上野くんに、すっかり余裕をかましていた。 (クオリア日記)
ウルトラサイエンスの収録のあと、TBSの食堂で、竹下隆一郎(ライアン)さん、東大の戸谷友則先生、そして講談社のブルーバックス編集部の柴崎淑郎さんでランチを食べていた。
ふとスマホを見ると、航空会社から、フライトの案内が来ている。もう少しでこのターミナルから出る、などと記されている。
ん???
僕は今赤坂にいて、今日飛ぶ予定はないんだけど。。
無視して、数分経ってからまた見たら、再び通知が来ている。
その瞬間、稲妻が走った。
ひょっとして!
ぼくは動揺を隠して、にこやかに食事して、荷物を置いていたスタジオに戻った。
スタッフで、一橋大学大学院の学生でもある上野裕太郎くんに「オレ、ちょっと行ってくるわ」と声をかけ、パソコンを握りしめ、少し離れたところに行って、座って確かめた。
やっぱり!
ちょうど一ヶ月後の、3月20日のフライトを予約したつもりが、2月20日のをとっていた。一ヶ月バグっていた。
やばっ!
今日のフライトが無駄になるのは仕方がないとして、一ヶ月後のフライト、もう満席かもしれない。
急げ!
あわててアクセスして調べると、あと3席しかなかった。
うわあ!
震える手で、予約して、無事確保した。
容疑者、ではなくて、座席、確保!!
島からのフライトは、下手をするとすぐに満席になる。
私の脳裏には、すみません、すみませんと言いながら、飛行機の代わりに高速船に乗り、ややこしい自業自得なルートで次の目的地に移動していく、アホな男の末路がすでに見えかけていたのだ。
それにしても、さっき食堂で通知を見た時には、誰かが自分になりすましてフライトをとっているのか、それとも・・・と体温が明らかに下がったのである。(笑)
まじでやばかった。でも、良かった。
「いやあ、どうしているかね?」
涼しい顔でスタジオに戻った私は、上野くんに、すっかり余裕をかましていた。
大人でいるのも大変だ。
2月 20, 2026 at 02:10 午後 | Permalink
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