まぼろしの中で、雄大なその姿が
まぼろしの中で、雄大なその姿が
雪が降った翌日、私は新幹線で福山まで日帰りで往復した。
ちょうど進行方向で右側の席がとれたので、富士山を見ることを楽しみにしていた。今日は快晴。昨日の雪を受けて、美しく化粧した雄大な姿をぜひ見たいと思っていた。
席につき、仕事をしていて、さて、そろそろと車窓の外を見たとき、ん? という違和感があった。
あれれ、これ、どこだろう?
ちょうど、川を渡る鉄橋の上を走っていて、あれ、これ富士山を過ぎたあたりのあそこ? と振り返っても、山なみは穏やかで低く、富士山の姿はどこにもない。
!!!!
いつの間にか、静岡でも富士山の見える三島とか新富士をはるかに通り過ぎて、もっと先を走っていた。
仕事に集中しすぎて、時間が経つ感覚がバグっていたのだ。
そんな・・・
帰りはもう夜で、日はとっぷり暮れて富士山は見えない。
見たかったなあ、雪化粧の富士山。
まぼろしの中で、雄大なその姿がますます輝いて見えた。
(#クオリア日記)
2月 10, 2026 at 07:49 午前 | Permalink
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