私の秋の日
ずっと「面倒くさい」と思っていた「旅ラン」にこのところすっかりはまっていて、「人生最大のよろこび」のひとつとなりはじめている。
なぜ「面倒くさい」と思っていたかと言えば、リュック意外に、ランニングシューズを入れる袋をもう一つ持ち歩かなければならないからだ。
しかし、その面倒くささを補って有り余るほど、たのしく、うれしい。
昨日は、嬉野温泉に到着して、お世話になる大村屋さんのほんとうに泉質のいいお風呂にぱっとつかって、それから走り出した。
旅ランのよろこびは、初めての土地で、こっちの方じゃないか、とあたりをつけて走っていくことで、しかも、歩くときよりもいわば「早回し」で景色が変わる。そして、自動車でめぐるのでは絶対にたどり着けないような場所へと、行くことができるのだ。
昨日も、嬉野温泉の、「シーボルトの湯」と、その手前に広がる川沿いの緑の公園という、すばらしい景観にまずは出会った。
そこから、裏道を、「轟の滝公園」方面に走っていたら、工場のところを横に入っていって、そしたら、本当に笑ってしまうくらい素敵な、高台に田んぼが広がっている景色に出会った。
その中の小さな道を走っていくと、次第に、風景が広がっていって、やがて立ち止まって振り返ると、そこには嬉野温泉の街並みがあって、その向こうに、おだやかな姿の山々があり、私の秋の日は、そこに、一つの思い出のアルバムとして、収納されたのであった。
10月 25, 2014 at 06:59 午前 | Permalink

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