« 一難去って、また一難。助けて、神さま! | トップページ | 朝シャワーを浴びて髪の毛を洗う、という習慣は、天然もじゃの必殺ライフハックだと思っていたが、意外なトラップあったね。 »

2013/06/19

選挙カーの恐怖!

選挙カーって、意味がないと前から思っている。候補者の名前を連呼しているだけだし、うるさいし。その候補者の名前も、よく聞き取れないことが多い。

ただ、友人が選挙出ていたりすると、その選挙カーだけは、大目にみようか、と思っちゃう人間の弱さとかご都合主義って、確かにある。

一度、知り合いの候補者といっしょに、選挙カーに乗ったことがあった。車から見ていて思ったけど、沿道の人、案外無視しているよね。候補者としても、効果があるかどうかわからないけど、とりあえずやらないと不安、みたいなものが、選挙カーなんじゃないか!

それで、今、都議選をやっているので、いろいろなところで選挙カーと出くわす。これが、困るんだよね。だって、候補者が手を振っていたりすると、ぼくは根が素直な人だから、何かリアクションをしないと悪いんじゃないか、と思ったりする。

さらに、ぼくは時々人間を同定されてしまうこともあるので、リアクションして手を振ったら、「おい、あのもじゃもじゃ脳科学者、手を振っているよ!」とか言われるし、無視してたら、「おい、あのもじゃもじゃ脳科学者、オレたち無視しているよ!」となって、いずれにせよ、北海道弁で言えば、「あずましくない」結果になるのだ。

だから、選挙カー、なるべく避けているんだよね。

先日、恐怖の体験があった。一本道をジョギングしていたら、向こうから曲がっていきなり選挙カーが出現したのだ。

「みなさま、まだまだ、これからでございます。よろしくお願いします」とか低姿勢のことを言いながら、前に行くぞ、という意志だけはどーんと強く、どんどんこっちに近づいてくる。

わっ、来るな、お前、こっちに来るな、来るんじゃねえ!

私は、びっくりしたネコのように、思わず立ち止まってしまった。それでも、選挙カーは容赦なくこっちに近づいてくる。

うわああ!

私は、恐怖のあまり、くるっと回転すると、逆方向に後ろをふり返らずに走り始めた。

その間も、選挙カーが追いかけてくる。「みなさま、○○でございます。ご声援、ありがとうございます。○○です。ありがとうございます」

ありがとうじゃねえ、○○じゃねえ、こっちに来るんじゃねえ。

もはやジョギング、とは言い難い猛スピードで走って、私は脇道にそれ、ようやく息をついた。

それから、私は、猛獣が来るのを待ち構えるように、十字路のあたりを凝視していた。すると・・・・

モンスターが、その正体を現した。灰色のバンの上に、緑色で大きく候補者の名前を書いた選挙カーが四つ角で、一端停止。さて、どっちに行こうか、みたいな感じで品定めしている。

わっ、こっちに来るな! 来るんじゃない!

幸運の神さまが、やっと舞い降りた。

選挙カーは、私のいる道路のほうは、「ろくなターゲットがいないな」みたいな感じで、くるっと、逆方向に向かって走り出したのである。

良かった。本当に、良かった。私は、また、普通のスピードで走り始めた。

白昼の、選挙カーの恐怖。いろいろな意味でコワイ。

それにしても、都議選がある間、このような恐怖体験を何度もしなければならないのだろうか。

助けて、神さま!

6月 19, 2013 at 06:56 午前 |