おれ、こち亀、ずっと誤解していたんだよね。
オレ、告白するけど、こち亀、ずっと誤解していた。
なんとはなしに、下町のおまわりさんが出る、ほのぼの人情噺かと思ってた。だから、長期連載で人気の話だとは思ったけど、別に読まなくてもいいかっ、って思っていた。
ところが、ある時、たまたま読んじゃったんだよね。そしたら、あれほど、「ダイナミックレンジ」の広い、はちゃめちゃな話だとは思わなかった。
両津の性格がめちゃくちゃだし、話が奇想天外に飛ぶし(「孫悟空降臨!」、って感じ?)4年に一度、オリンピックの時に起きてくる人いるし、栄光から地獄への転落凄すぎるし、一回一回のストーリーの中に、よくあれだけ起起起起起承承承承承転転転転転結結結結結結! って感じで盛り込むよね。実際、すごいわ。
コンビニに行ってこち亀あると、つい買っちゃうよね。読まずにずっと「こんな感じ」と思っていたこち亀と、実際のこち亀って、全く別のものでした。でも、そういうことって、きっと世の中に無数にあるんだよね。
5月 21, 2013 at 08:43 午前 | Permalink
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