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2013/05/28

 おせんべいを食べるというイノベーション

 チェゴヤでプルコギ定食をたべた後、研究所でゼミ。ぼくはvisual overflowの話をした。

 アサカルに行くのに、早めに出て、原宿から明治神宮を抜けていくことにした。

 いやあ、森が、風が、暮れゆく空が、実に気持ち良かったんだよね。

 それで、ぼくには、アサカルの前に、住友ビルの地下のグッピーが泳いでいる水槽の前で、おにぎりを食べる、という習慣があるんだよね。講座の前に、あんまり重いものを食べると、おなかいっぱいになっちゃうし、かと言って何も食べないと、おなかすいちゃう、みたいな。おにぎり一個くらいがちょうどいい。

 昨日は中途半端な感じだった。なにしろ、お昼がチェゴヤのプルコギ定食だから、お肉いっぱい野菜いっぱい、おにぎり一個でも、そんなに要らないかな、みたいな感じだった。

 でも、なんとはなしに、水槽の前にたたずんではむはむする時間は持ちたかった。問題は、何をはむはむするかだ。
 
 いつも買う店の前に立って、ぼんやりしていたら目に飛び込んできたもの。

 それは・・・

 そう、おせんべい!

 おせんべいを、しかもぼくが好きなねぎ味噌のを打っていた。そうだ、おせんべいという手があった!

 水槽の前に立って、はむはむした。じんわりしっとり美味しかった。二匹のグッピーが追いかけっこをしていた。それを見ながら、おせんべいをはむはむすることの幸せ。

 優雅な時が流れた、といっても過言ではない。
 
 いやあ、諸君、ラグジュアリーは身近にあるね。昨日、おせんべいを食べるというイノベーションで、そのことに気づいたよ!

5月 28, 2013 at 08:46 午前 |