旅行をするのがぼくの仕事なんだ。
たった今、ぼくに起こったことを記録している。
ホテルのエレベーターに乗った。小柄の中国系かな? という男の人が乗り込んできた。まだ若い。
途中で数人が降りて、二人きりになった時、彼が話しかけてきた。きれいな、アメリカ英語だった。
「旅行しているんかい?」
「ああ。」
「そうか、いいね、楽しんでね。」
「ありがとう。あなたも?」
「これが、私の仕事なんだ。」
「・・・?」
私の中で、たくさんの????が浮かんだ。
このホテルで働いているということ? でも、それにしては、制服とか着ていない。
男は、Tシャツに短パン。ごくごくラフな格好だ。
「旅行するのが、私の仕事なんだ。」
男が、そういった。ますます???の数が増えた。旅行してレビューを書く、トラベル・ライターだということ?
私は、好奇心を押さえられなくなり、思わず彼に聞いた。
「それは、どういうこと。。。。?」
彼の答えは、思いもしないものだった。
「ぼくは、パイロットなんだ。」
ぼくの中で、ラムネの泡が弾けた。
「ワオ! すごい! それはあなたにとって良いことだね。楽しんで!」
「よい一日を!」
彼は、私よりも一つ下のフロアで降りていった。
人は見かけによらない。
あの小柄で、ラフな格好をした彼がパイロットとは!
いつも、制服を着てホテルにチェックインするとか、チェックアウトするというイメージしかなかったので、わからなかったのだろう。
ハワイを訪問のみなさん、気をつけてください。となりの短パン、Tシャツのラフな格好の若者は、パイロットかもしれませんよ!
話しかけてみてください。そうすると、彼は答えるかもしれない。
「旅行するのが、私の仕事なんだ。」と。
4月 22, 2013 at 12:38 午後 | Permalink
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