« 人生の節目に長い距離を | トップページ | 続生きて死ぬ私 第二回 科学の情熱 »

2011/12/08

象の時間、ジャガーの歩み。

打ち上げで盛り上がっているときに、仕事の都合などで先に帰らなくてはならないばあいは、ぼくはできるだけひっそりと消えることにしている。

墓場にひとりいく象のように。

ニコニコ生放送の打ち上げで、木村仁士さんが「ヒッチコックの裏窓を一年かけてみる」とかおもしろい話をしていて、植田工がひっひ笑っていて、盛り上がっているけれど、そろそろ象にならなくてはならない。

植田! とちょっとよんで、こそこそと消えた。

サヨナラして、移動しながら、さっと仕事を始めている。

そんなとき、あとで、まだみんなが盛り上がっているだろうな、と想像することに、独特の楽しみがあって、どうなっているんだろうなあ、と思う。

朝になってツイッターを見たら、植田たちはどうやら午前4時くらいまで飲んでいて、それから植田は家にむかってひたすら歩いたらしい。

@onototo

象の時間、ジャガーの歩み。

植田のあだながジャガーになったのは、かっこいい理由なんかじゃないけれども。

それぞれの時間が気配として感じられるとき。

12月 8, 2011 at 08:37 午前 |