長いストロークを確保すること。
新幹線で東京駅に着いて、時計を見て、「しめた!」と思った。
お昼を抜けば、次の仕事場の市ヶ谷まで歩くことができる。
長いストロークを確保するのが好きである。時間的にも、距離的にも。歩くことに没入する。皇居外苑の風に吹かれる。緑につつまれる。
歩くこともそうだけど、つい細切れになりがちな現代という時間の中で、長いストロークを確保して、初めて深くもぐっていける。
意識の問題でも、生命哲学のことでも、自分にとってたいせつなことについて、向き合える、そんな時間をまとめてとることができる幸せ。
市ヶ谷の駅から、坂を上ってついた。講演の最初に、「東京駅から歩いてきた」と言ったら、みんながざわざわした。意外だった。とってもいいんだよ、長いストロークを確保すること。歩くのでも、他のことでも。
11月 23, 2011 at 09:34 午前 | Permalink
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