「赤」から「白」へ
ゼミの前の昼食にチェゴヤで、ついついお気に入りのものを頼んでしまう。
それは大抵「赤い」もので、辛くてうまくて、幸せになる。
ところが、柳川とか関根とかが、ときどき、「白い」やつを食べている。コムタンスープとかいうらしい。そっちの方もうまそうだな、と思って(というのは、柳川が、最後の一滴までうまそうに飲み干していたから)、それでも、私はいつも「赤」にしていて、「白」にしたことがなかった。
それが、昨日、何がどうなったのか、ついに「白」を頼む気になった。実験データを入力しながら待っていると来た。
一口飲む。うまい! ごはんを入れながら夢中になって食べていて、気付いたらぜんぶなくなってしまった。
というわけで、私の人生は「赤」から「白」へと移った。よりマイルドで、しかし深く。赤の底に潜ったら、白を探りあてたのである。
11月 12, 2011 at 07:26 午前 | Permalink
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