勉強法に悩んでいるみなさんへ (1)
いよいよ受験シーズンも本格化してきました。今年受験する人たちは、そろそろ追い込みかもしれません。来年以降受験する人たちも、少しずつ緊張感が高まってきているかもしれません。
勉強が苦手だとか、成績が伸び悩んでいる人たちの中には、勉強法がわからずに苦しんでいる人たちもずいぶんといるのではないかと思います。
以下、小学高学年の子どもでもわかるように、できるわけわかりやすく「勉強法」を解説したいと思います。参考にしてください。
1、根拠のない自信をもって挑戦しよう。
勉強は、いやだな、苦手だなと思っている人がいるかもしれません。でも、そのような考え方は、本当は間違っています。勉強することは、脳にとって、一番うれしいことの一つなのです。
なぜならば、「学習」することで、世界について新しいことを知ったり、今まで気付いていなかったことに気付いたりすることは、とても深い脳の喜びにつながるからです。
最も深い脳の喜びは、「今まで自分できなかったこと」に挑戦して、成功した時に得られます。「こんな問題はぼくには無理だ」「どうせ、やったってわからない」と思っているあなた、その時が、脳がよろこぶチャンスです。その課題にこそ挑戦して、乗りこえることで、脳はぐんと成長するのです。
初めて鉄棒でさかあがりをした時のことを思いだしてください。鉄棒を前にして、考えてしまう。身体があんな風にくるんとなるなんて、いったいどういうことなのだろうと、途方にくれませんでしたか? 自分にそんなことができるのかな、と思いませんでしたか?

さかあがりに挑戦する。 (イラスト:植田工)
さかあがりに挑戦して、身体がくるんと回った瞬間。世界も回っています。あなたは、新しいあなたになっている。なんだ、そんなことだったのか! と思う。気付けば、夢中になってくるくる回っている。
あるいは、初めて自転車の補助輪をとった時のこと。そんなことできないよ、絶対に倒れてしまうよ、と思っていたのが、ペダルをすいすい漕いで、前に進む。このまま世界の果てまで行ってしまいたい、そんな気持ちになる。

自転車に乗れると、うれしい。(イラスト:植田工)
勉強も、同じことなのです。できないと思っていたことが、できるようになる。その時、脳はよろこびを感じ、あなたは成長しているのです。
しかし、「さかあがりができる」喜びを味わうためには、まずは挑戦しなければ話になりません。「さかあがりなんかできないよ」と鉄棒の横にいるだけでは、いつまで経ってもできるようにはならないのです。
挑戦することのじゃまをするのは、「自分にはできない」という思い込みや、「他人と比べて自分は頭が悪い」というような劣等感です。実際、勉強の邪魔をしているものは、大抵は自分の中にあります。
思いだしてください。赤ちゃんのとき、新しいことにチャレンジするのは当然のことではなかったですか? 「今日はハイハイがうまくできるかな?」とか、「今日は調子が悪いから、伝い歩きをするのは、明日に延期しよう」なんて思いましたか?

ハイハイをするときに、うまく行くかな、なんて思いましたか? (イラスト:植田工)
初めてハイハイをしたり、伝い歩きをしたり。二本足で立ったり。そのような、「人生で初めて」のことに、私たちはみな「根拠のない自信」をもって挑戦していきます。勉強も同じこと。こんな難しい問題は私にはできない、私がアタマが悪いんだ、と思い込んでしまってはもったいない。何も考えずに、問題の中に飛び込んでいってしまえばいいのです。
自分ができないと思っていたことができた時ほど、脳はよろこぶ。ぐんと成長する。やらないことの言い訳ばかり考えていないで、根拠のない自信を持っていろいろなことに挑戦していきましょう。
「こんな問題はぼくには無理だ」「どうせ、やったってわからない」と思った瞬間が、脳が成長する千載一遇のチャンスなのです。
さあ、面倒くさがらないで、やってみよう。えいやっ! って始めてみれば、案外簡単なことだよ。
10月 11, 2011 at 10:32 午前 | Permalink
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