レストランを開店しても誰もこない、そういう夕方は誰にでも来るんだと思っていた方がいいと思う。
用事があって入ったデパート。夕方から夜にかけての不思議な時間。いろいろなブランドの店が並んでいる。
エスカレータでどんどん上っていく。でも、お客さんが少ない。
いつもデパートに来ないから、普段と比べてどうなのかはわからないのだけれども、店の人たちもなんだか手持ち無沙汰のようで、見ていて、何だか切なくなってしまった。
よく、夕方に通りを歩いていて、レストランの人が前に立っていると、「あっ」と思って、通り過ぎると、やっぱり店の中には誰もいなくて。ああやってレストランの前に立っていると、少しでもお客さんが入る確率が上がるのか、それとも、やっぱり誰もいない店の中にいるのが不安で、それでああやって出てきてしまうのか。
何とはなしに、地震の後に、だいじょうぶかな、と外に出て見ている人の様子にも似ていて。
人の流れって不思議で、来ないってどうすることもできなくて。
だから、レストランを開店しても誰もこない、そういう夕方は誰にでも来るんだと思っていた方がいいと思う。
寂しさのうちに、ぽっと灯る何かがあるとしたら、それがあなたの命の中心。
10月 4, 2011 at 07:12 午前 | Permalink
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