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2010/11/09

世界が自分に対して陰謀を図っているかのように感じられた夜

風邪だったし、喉も痛かったし、それでも、人の前で話さなくてはならない仕事が続き、一期一会だからと、精一杯声を張り上げていたら、夜には随分ひどくなった。

こういう時は慣れ親しんだ「笑い」に限る。Fawlty Towersで、BasilとManuelがこっけいな音楽を奏でるのを聞きながら、眠りについた。午前2時過ぎとか、変な時間に目が覚めて、ヤクルトを飲んだ。直前には、きっと、「オセロ」で白と黒がぐるぐるする夢を見ていたのではなかったかな。

体調が悪いところに幾つかの知らせが加わって、まるで世界が自分に対して陰謀を図っているかのように感じられた夜。明けたら、大したことはない。太陽が輝いている。世界が崩壊する予感というのは、たいてい裏切られる。命の回復力だね。

先日、講演会の時だったか、お医者さんが「ぴんぴんころりが理想です」と言っていた、その表情が、笑いながらもどこかさびしそうだった。ぴんぴんころりだって、哀しいには決まっている。

11月 9, 2010 at 08:24 午前 |