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2010/11/22

お願いです政治報道と、政治報道に関わる方々を、尊敬させてください。木村秋則さんのりんごをありがたく頂く。

大臣が「失言」をした。その「問責決議」をすると、野党が息巻く。数日にわたって、この国の政治報道が、その問題で一色になる。これが壮大な無駄と感じるのは私だけだろうか。

たまたま目にすることが多いNHKのニュースが基準になっているけれども、日本の政治部の記者はなぜこんなに「政局」が好きなのか。政局が、新しい政策の醸成に役立ったという話は寡聞にして知らぬ。議員の責務は政策であり、立法である。大臣の責務は行政であり、総理大臣は、この国の将来についてのヴィジョンを示さなければならない。そして、ヴィジョンを示すことはどれだけ大変なことか、本当に判っているのかな。

TEDはとても良い模範になっている。Derek Siversのトークは、「社会運動をどう起こすか」(aka 裸踊り)以外にも二つあって、三つとも面白い。斬新な切り口で、三分以内でコンサイスに提示する。そのためには、どれくらいの叡智が濃縮されなければならないか、少し考えてみたら、大臣の失言で問責決議をするなどという茶番にバンドウィドスを割り振っているのがいかに無駄なことか、わかるはずだ。

新聞にしろ、テレビにしろ、記者の方々は本当は学問も見識もあるのだから、茶番を報道する以外の「魂の仕事」に奔走されたらどうかしら? 考えるべきことは、たくさんある。ベーシックインカムの問題とか、教育プロセスの構築、地方分権。少子化、グローバリズム。「愚鈍なふりをするコンテスト」を開催している場合ではなくて、世界のクリエイティヴ・クラスの坩堝に飛び込んで、切磋琢磨しないと人生がもったいない。

お願いです政治報道と、政治報道に関わる方々を、尊敬させてください。木村秋則さんのりんごをありがたく頂く。

11月 22, 2010 at 07:55 午前 |