座れないのです。
昨日、和式と洋式のトイレについてのつぶやき(トイレの「和洋考現学」)をしました。
男子トイレの洋がいっぱいのとき、和にためらいなくそそくさと入る人を見て、「せっぱつまってる」と思うのは自然なことでしょうか、神様!
そうしたら、たくさんの方々がおもしろい返事をくださいました。
ありがとうございます。
「私は和の方を選ぶ」という方々も多く、圧倒的に「洋」が好きな私は、「へえ、そうなんだ」と驚きました。
その後、街を歩いている時に、「あっ!」と思いました。自分が和のトイレが苦手な理由が、わかったからです。
座れないのです。いわゆる「うんち座り」をすると、両足をつま先立ちにしないと、バランスがとれない。かかとを地面につけてしまうと、後ろに倒れてしまうのです。
だから、和に入っているときは、まさかずっとつま先立ちするわけにもいかないので、前に何かつかまるハンドルのようなものがないと、安定を保てないのでした。
ハンドルがないトイレも多く、そのような時「和」に入ると、手をつっぱって必死になってバランスをとるのです。
この、かかとをつけると後ろに倒れるというのは、端から見るとおもしろいらしく、子どもの頃、「茂木、すわってみろよ」と言われて、必死になってバランスをとっていると、チョンと押されて、後ろに倒れて、笑われたものです。
ちゃんとかかとをつけて「うんち座り」をしてもバランスがとれる人もいる。子ども心にうらやましいと思っていました。
ぼくはかかとをつけて座れないのです。だから、和式トイレはひやひや。いつすってんころりんするかと心配しながら、入っているのであります。
9月 29, 2010 at 12:35 午後 | Permalink
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