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2010/04/07

脳のトリセツ 足を引っ張り合う日本人

週刊ポスト 2010年4月16日号

脳のトリセツ 第37回

足を引っ張り合う日本人

停滞するだけの理由があるのに、それを修正する能力がない……日本は今、〝鄧小平以前〟の中国のようだ。

抜粋

 「失われた10年」が「失われた20年」になろうとしている日本。実質経済成長率こそ、何とかプラスを確保しても、名目値が減少する「デフレ」が続いている。中国経済に勢いがあることは慶賀すべき事として、日本経済がもう少し元気だったら、世界第二位の経済大国の地位をこんなに簡単に明け渡すこともなかったろう。
 ひょっとしたら、日本は今、鄧小平氏が「改革開放路線」を実施する前の中国のように、自らの内側に発展を阻害するさまざまな要因を抱えてしまっているのではないか。このところ、そんなことを考える。
 少子化が進む日本にとって、優秀な外国人の活力を生かし、外国からの投資を促すことは不可欠である。果たして、日本は外国から見て魅力的な国に映っているか? 異なる文化の人たちを受け入れる開放性があるか?
 国内の、新しいベンチャーを興そうという人たちに、十分な支援があるか? 若者たちが、大きな組織に頼ることなく、自ら起業しようという気概を持っているか? そのような新しい試みを歓迎するような風潮が社会の中にあるか?
 新しい動きをもたらす人は、最初は摩擦を起こすかもしれない。異色の存在を許容するだけの大らかさが日本にあるか?
 外国の見るべき人が見れば、今の日本は、鄧小平以前の中国のようなものかもしれない。調子が悪いのに、お互いに足を引っ張りあって、ますます症状が悪化している。今の日本に必要なのは、「改革開放路線」のような思い切った転換である。


全文は「週刊ポスト」でお読み下さい。

http://www.weeklypost.com/100416jp/index.html

4月 7, 2010 at 08:44 午前 |