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2010/04/20

ドイツ、空の表情(あるいはエイヤフィヤットラヨークトル火山の啓示)

今回の事態で思ったことは、ぼくたちは随分長い間空のことを忘れて、ないがしろにしていたのではないかなあ、ということ。

 飛行機のメドが立たず、もう打つ手もなくなって、あきらめて荷物を降ろし、ふらふらと歩いた。森の中で空を見上げていたら、その表情が刻々と変化することに改めて感嘆した。

 ぼくたちの上にある大いなる広がり。そして、地上の小さきものたちとの関係。忙しくちょこまか歩き回っていて、まともに見上げることも忘れてしまっているぼくたち。

 そんなぼくたちの在り方を反省するきっかけになったとしたら、エイヤフィヤットラヨークトル火山の呪いを、エイヤフィヤットラヨークトル火山の啓示へと変えることができるのだろう。

 ドイツの空は、あくまでも青かった。


4月 20, 2010 at 06:48 午後 |