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2010/04/19

ミュンヘン、宿泊代金の乱高下

ミュンヘンのホテルは、仕方がないので、一日ずつ宿泊を延長している。

昨日の夜の時点で今日のフライトがないことが確定していたので、「一泊のばせるか?」と聞いたら、「明日11時に聞いてくれ」と言われた。午前11時というのはチェックアウトタイムである。

朝起きて仕事をしたり、情報を探索しているうちに10時40分くらいになった。どちらになっても良いように、荷物をまとめて、そのままにして部屋を出た。

10時58分。フロントの女の子に、「もう一泊できるか?」と聞いたら、「ええ、でも、部屋代が***になります」と今までより70%くらい高い値段を言った。

泊まっているのは、中央駅の近くの、ごく普通のホテルである。

唖然としていると、となりからいかにも「やり手」という感じのマネジャーがあわててNicht mehr! (Not any more!)と叫んだ。それからごにょごにょ女の子にささやいた。

Nicht mehr!?

部屋がもうないのかと思って、私も叫んだ。そうしたら、女の子がにこっと笑って、値段が変わって***ユーロになったのですと言った。

最初に泊まった値段の、約10%増しである。

それくらいならいい。お願いしますと言った。

部屋は移動しなくてはならなかった。まだ準備が出来ていないので、荷物をいったん預けたらどうかと言われた。ぼくは、自分の部屋に階段を一段抜かしで上がって、荷物を持って降りた。

そうしたら、フロントの女の子が、「今部屋が欲しいのならば、庭に面しているのが空いている」と言う。

鍵をもらう。新しい部屋に荷物を置くと、とりあえずはほっとした。

マネジャーの目配せや、Nicht mehr!の一言で、宿泊代金が乱高下する。

ミュンヘンで、ホテル代の偶有性に直面している。

4月 19, 2010 at 06:47 午後 |