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2010/04/06

打てば響く

斎藤環さんとの往復書簡の私の二番目の返信の中で、「逆転クオリア」の論を参照しつつ、脳活動とクオリアの対応関係が偶有的である可能性に触れている。

夕食をとりながら、その話を田森佳秀にしたら、しばらく考えた後で、田森は、
「そうだなあ。でも、時間が経過しても、同じ主体については、クオリアが同一であることを考えると、やはり偶有的ではないのではないか」
と言った。

打てば響くというのはこういうことで、田森は即座に問題の本質を理解して、議論が深まる返答をしてくれる。

そこから、なぜ、記憶の中において、クオリアが同一であるとわかるのか、という論点へと移っていった。

4月 6, 2010 at 07:04 午前 |