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2010/03/19

積み上げてきたことの意味

『プロフェッショナル 仕事の流儀』の節目に当たる収録があった。

 ゲストは、サッカーの三浦知良さん。
 15歳でブラジルに留学し、本場のサッカーを学んだ。日本がワールドカップの常連になる時代をもたらした、最大の功績者といってよいだろう。

 にもかかわらず、カズさん本人は、どういうわけかワールドカップに縁がなかった。出場を目前にしながら、ロスタイム中の失点で逃した「ドーハの悲劇」。フランス・ワールド・カップでは、出場を決めながら代表から漏れた。
 サッカーの神様は、何を考えていらっしゃったのだろう。

 「練習で、ある程度苦しいところまで追い込まないと、喜びも得られない」とカズさんは言う。
  
 苦しみの底に、喜びを探りあてる。そんなカズさんの姿勢を素敵だと思った。

 4年と3ヶ月にわたって、毎週のようにスタジオでゲストの話を聞いてきた。
 節目の昨日。一つひとつのことを、噛みしめた。スタジオに、ディレクターの方が何人かいらして、見守っている。デスクの細田美和子さんも、フロアで見守ってくれている。

 住吉美紀さんと、スタジオの中で、となりに座って、いろいろなことを感じ合いながら、がんばってきた。フロアディレクターの山口佐知子さん(さっちん)が「丸」のシグナルをしてくれることがうれしかったことや、最後の「プロフェッショナルとは」が終わると有吉伸人さんが副調整室から降りてくることとか、さまざまなことが親しく、愛おしい。

 よい番組を作るために、さまざまな人が全力投球してきた。その時間は、決して消えない。

 積み上げてきたことの意味は、ずっと後からわかるのだろう。 

3月 19, 2010 at 07:49 午前 |