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2010/03/09

郡司ペギオ幸夫からまたメールが来た。

郡司ペギオ幸夫からまたメールが来た。


From: gunji yukio
To: Ken Mogi
Subject: どっかで会いたいもんだ

茂木!

なんか入試業務で早く帰って飲めなかったのは、ほとほと残念だった
いろいろ話したかったのに

茂木が言ってる志向クオリアと感覚クオリアの辻褄あわせ=同時性の創発は、まさに、オペレーターとオペランドの調停、タイプとトークンの調停、A系列とB系列の調停と同型の問題で、内部観測そのものだと思う。
まったく同じ問題を扱っている、ということを確認できたのは、たいへんうれしい。

この調停は、計算機科学や論理学、生命科学では、二つ解決方法が提案されていて
(1)無限に持っていって無理に同型対応をとるという形で決着させる→領域意味論、フラクタル。
(2)大きいほう(例えばオペレーター側)を削って、小さいほう(例えばオペランド側)と同型対応させる。
ただし、ループも可→スコット位相、Topology via Logic、オートポイエシスだけど、両方ともだめ。動的な調整、調停不可能なものを無効にする、ということが本当で、この限りで、同時性を空洞化してつくる、というのはよくわかる。

でもそれを言うと、上述の(1)、(2)以外に解決がないと思っている自分を頭がいいと思ってる研究者から、きちがい呼ばわりされるぞ!!

調整=動性=解体

を理解の中心に据えようとすると、データとしてこれに確信を持つ仲間が必要だ。それが脳科学では、難しいのではないか、ということだよ。
脳科学は、おもしろいし、上述の問題を、現象として扱い、理論を立てることはできるけど

調整=動性=解体

をデータとして持っている実験家がいるのは、おれは、KaiCと、群れのところだけだと思う。いまのところ。

でも、実際、調整=動性=解体を理解の中心に据えないと、理解が成立ないという理解のあり方をもってくるのは、すごく大変ですよね。実験だけでは、絶対だめで、実験を契機に、変革を開設しないと。

まあ、そういうことだよ。

おまえ、忙しすぎるけど、どっかで会えねーか、ほんと。どこでもいくけど。

温泉とか。

郡司

3月 9, 2010 at 11:29 午前 |