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2010/03/21

家族の失敗

家族は、現代において、人間が育まれるための基礎を提供する単位であり、私たち人間が人を大切に思うその気持ちを培う場だと考えられている。

その家族が、ちゃんと機能すればよいが、機能しない場合もある。

親が子どもを育てられなかったり、自分自身のことさえきちんとできなかったり。そんな時は、幼い者が犠牲となる。

家族という「制度」には、深刻な脆弱性があり、コミュニティが横につながり合って、リスクをヘッジしなければ一つの家族の失敗を救うことはできない。

そのあたりのことを、古代ギリシャの哲学者プラトンはちゃんと考えていた。

プラトンは、家という制度がさまざまな欠陥を持っていることを見抜き、極端な解決策を提案した。男と女は、ふだん別々に暮らしている。年に一回、出会って、ランダムに結びつく。そうやって、どれが誰の子かわからないようにして、子どもたちは皆で共同で育てる。

プラトンのアイデアはもちろん現実性がないが、たとえば教育における「格差」の問題など、家族の失敗について原理的な立場から深刻に考えるべき時が来ているのではないか。

3月 21, 2010 at 07:23 午前 |