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2010/03/23

一私企業

 グーグルが書籍検索などのサービスを提供することについて、「一私企業に任せられない」などという議論を耳にすることがある。

 そのような時、私は思う。一私企業と、国家と比べて、一私企業の方が信用できないという理由は何か?

 むしろ、国家の方が信用できないことの方がしばしばあると感じる。そして、アメリカ合衆国は、そのような国家に対する不信を根本的なエートスとして成立している国である。

 国家というものは、国際法上、いくつかの制約を除いて自律的な権能を持つ存在として措定されている。「内政干渉はダメだ」というのは、そのような論理に基づく議論である。

 今朝のニュースなどを見ていると、むしろ時にとして信用するに足らないのは国家の方ではないかと思う。
 
 日本でも、政府発の大規模プロジェクトが、次々と頓挫した。ITは、一私企業に任せた方がかえってうまくいくというのが、経験則である。政府が介入すると、いずれにせよろくなことにはならない。

http://googleblog.blogspot.com/2010/03/new-approach-to-china-update.html 

3月 23, 2010 at 06:57 午前 |