松田路子さんの作品Wondeland Inari
『いつも静かに笑っている』の会場では、松田路子さんの作品Wondeland Inariがとても良かった。
実在する稲荷神社に取材したのだという。だから、すべて具象から発している。しかし、それらはまるで夢の中のようにデフォルメされている。
質感が生々しいので、焼いてはいないのかと思ったが、ちゃんと焼いているのだそうである。
京都の土を使って造型しているのだという。
Wonderland Inariには、日本の民俗的なものが、普遍へと飛び立つ、その道筋が提示されているように感じた。
箱庭のようでいて、現実につくられる物理的箱庭よりも、かえってその素材が純で夢そのものに近づいているような印象を受けたのである。

Wonderland Inari 松田路子 2010年

Wonderland Inari 松田路子 2010年 (部分)

松田路子氏

松田路子氏プロフィール
2月 27, 2010 at 09:17 午前 | Permalink
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