メディカルバレーフォーラム2010
佐治晴夫先生にお誘いいただいて、三重県主催の食とメディカルバレーフォーラム2010に参加させていただいた。
講演では、こんなことをお話した。
食の意義というと、栄養学的に解析される栄養素という視点がもちろんあるけれども、それに加えて、脳がどのようなよろこびを得るかという「脳の栄養」という観点がある。食べる前に美しく盛りつける「プライミング」の効果や、一緒に食べることで共感回路が作用し、おいしさが何倍にもなるということがある。
「料理をする」という能動的な行為も、前頭葉のプランニングやタイミング知覚などの回路を活かすことにつながる。
木村秋則さんのりんご作りや、里山への回帰が指し示しているのは、異なるさまざまな要素が調和のとれた形で共存する新しい文明のあり方。私たちは、複雑系をいかに制御し、育むかということを課題としなければならない。
久しぶりに佐治晴夫さんとお話しして楽しかった。西村訓弘さん、矢野憲一さんにもたくさんのことを教えていただきました。ありがとうございました。
2月 28, 2010 at 07:53 午前 | Permalink
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