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2010/02/24

制服のようなリクルートスーツ

 街を歩いていて、ある会社の前を通りかかった時、一斉に女性たちが出てきた。年齢や格好からして、どうやら就職活動をしている学生たちらしい。

 彼女たちの人生が楽しく、やりがいのあるものであれば良いと思う。うまく就職できれば良いのだけれども。

 それにしても驚くのが、どうやら世間には「リクルートスーツはこのようなもの」というスタイルがあるらしく、一様に判を押したように皆それを着ているということ。

 誰がこうしろ、と決めたわけではなく、いつの間にか皆そのような格好をするようになっているらしい。

 学校の制服ではあるまいし、誰もがそんな格好をしなければならない理由が、どこにあるのだろう。

 そもそも、日本の企業の採用は、大学三年の冬から活動が始まるなど、理解し難い部分が多い。
 本当に人事が必要な有意な人材を採ろうと思っているのならば、通年採用、新卒プレミアム一切なしという判断をするのが合理的なはずなのだが。

 リクルートスーツに自由でカラフルなものを採用し、新卒だろうが何だろうが、さらに言えば大卒だろうが、中卒だろうが、一年中応募を受け付けて、適宜採用している。そんな「まとも」な企業は、日本にはないのか。あれば、全面的に応援したい。

 何の合理的な理由もなく、ただ何となく皆がそうするからそうしている。そういうmind setはもうとっくに賞味期限が切れている。有意の学生たちも、そんな日本の社会に合わせることを苦痛に感じている。だから、彼らは別の道を行く。そういう人たちをこそ応援したい。

 まだ大学の教育期間中であるにもかかわらず、3年のうちから就職活動を強要し、制服のようなリクルートスーツを着てくることを当たり前だと思っている企業のmind setが、日本の経済を停滞させている原因の一つではないか。グーグルにしても、アップルにしても、世界の経済のフロンティアはそのような画一性とは別のところで動いている。

2月 24, 2010 at 06:44 午前 |