普通でしょう
ニッポン放送へ。
冨山雄一さんと「周辺視野にあるものを見ることが大事なんですよ」とお話していて、ふと気付くと、部屋のあちらこちらに和田アキ子さんのポスターが貼ってある。
「あれ、これ、和田アキ子ルームなんですか?」
「いや、いつも、番組の前にこの部屋で打ち合わせしているんですよ。」と冨山さん。
スタジオに入って行くと、テリー伊藤さんと林家たい平さんの笑顔があった。
テリーさんは、國母和宏選手を応援するために、「腰パン」をはいて来ているときいていた。
「テリーさん、今日、腰パンなんですって?」ときくと、「ほら」と見せてくださった。
本当だ。ずるっとポケットが下の方についている。
「テリーさんは、腰パンについてどう思っているんですか?」と聞くと、テリーさんは、「腰パンなんて、普通でしょう」と言った。それで、ぼくも、「そうですよねえ」と相づちを打った。
文化人類学的に事実かどうかわからないが、調査をすれば、「腰パン」が正装であるという部族は世界のどこかにきっといるに違いないと思う。
少なくとも、スノボーと相性の良い「ヒップホップ」の文化においては、「腰パン」は正装なのだと思う。
つまり大切なのは、文化的多様性だ。
テリーさんは、間近で見るととても目がやさしい。
一方のたい平さんは、『笑点』でのたのしいお人柄はもちろんだが、案外なほど「目力」がある。
脳の使い方の話をしていて、「根拠のない自信」のことを言ったら、テリーさんが肯いた。
「ぼくも、天才ディレクターというのは、最初は自分で言ったんですよ。」
「えっ? そうなんですか。」
「取材が入った時に、肩書きをどうしますか、と聞かれたので、普通ではつまらないと思って、天才ディレクターでお願いします、と言ったんですよ。そうしたら、相手は、ぷっと笑いましたよ。でも、その通り活字にしてくださいました。二回目の取材の時も、天才ディレクターでお願いします、と頼んだ。そうしたら、三回目の取材が来た時に、相手の方が、いきなり天才ディレクターのテリー伊藤さんがそちらにいらっしゃると思うんですが、と来たんですよ。」
さすがテリー伊藤さん。思わずぼくも吹き出した。
2月 19, 2010 at 08:47 午前 | Permalink
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