Pirate Radio 第8回
桑原茂一さんがプロデュース、編集するPirate Radioの第8回。近田春夫さんと、モブ・ノリオさんが、音楽について、平和について、日本のメディア状況について語る。
二人の会話のテンポが、異様に小気味よく、「詰まって」いる。そうして、本音の熱が、電球のように明々と伝わってくる。対話として、夜更けに耳を傾けるにふさわしい、魂を突き刺す密度にあふれている。スッゲーよ、近田さん、モブさん。
そうして、桑原茂一さんが、二人のロックンローラーのソウル・カンヴァセーションに音楽をのせる。その組み合わせが絶妙。ぼくは、桑原さんに、言葉と音楽のコラボレーションには、まだまだ未知の可能性があるのだなと教えてもらったような気がする。
リズムと内容は、決して無関係ではない。ヒップホップのリズムは、ヒップホップの内容を引き出す。重々しい行進曲のリズムは、重々しい行進曲の内容を引き出す。ヴィトゲンシュタインは意味が個人に閉じられたprivate languageなどないと看破したが、同じように、適用が個人に閉じられたprivate rhythmなどないのだ。
日本のこれからは、魂の乱世。武力を使わない平和な下克上。来るべき自由と創造の時代に向けて、桑原茂一さんのpirate radioは最上の励ましの音楽となる。
http://soundcloud.com/pirate-radio-ooo/pirate-radio-2

桑原茂一氏
Ken Mogi 2010. Uncomissioned.
2月 28, 2010 at 08:45 午前 | Permalink
最近のコメント