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2010/01/16

ソフトウェアの卓越に支えられて

電通でミーティング。

東京工業大学の大岡山キャンパスへ。

量子重力、量子情報がご専門の細谷 暁夫さんと、
『日経サイエンス』の対談。

量子力学の観測問題について、「認識論」と「存在論」の狭間で、興味深い話をいろいろうかがった。

AhronovのWeak measurementがとても面白い。

細谷先生の部屋には、内山龍雄先生の手紙が額装されて置いてあった。

内山先生の相対性理論の本で育った私。細谷先生から生前のご様子をうかがって、深い感慨があった。


細谷暁夫先生と。
東京工業大学大岡山キャンパスにて。

朝日カルチャーセンター。中国文学がご専門の加藤徹先生との対談。

「漢文」が、その時々の中国語に対してどのような関係にあったか。深い話をうかがう。

加藤先生が大好きだ!

Amazon Kindleは、ソフトがとてもよく出来ていて、驚くことばかり。

しばらく前からイギリスの新聞Indepdendentをとっていて、心配だったのが、次第にたまってきてメモリが一杯になってしまうのではないかということだった。

新しいissueが「配達」されると、その前のはback issuesに移動するというのは認識していた。しかし、それ以上のワザが隠れているとは思っていなかった。

昨日、新しいのが「配達」されてすぐに「ホーム」からback issueへと行ったら、なんと一週間より前のものは、「archive」へと自動的に移動していた。つまりはネット上にデータがあって、必要ならばそれをダウンロードするのである。

そのような操作が、ユーザーが特に意識しないままに行われているところがすばらしい。しかも、押しつけがましくない。

ここのところのアメリカからのすぐれたハードウェアの登場は、ソフトウェアの卓越に支えられているようだ。

1月 16, 2010 at 07:50 午前 |

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明日は、1995年1月17日午前5時46分に起きた、 阪神淡路大震災から丸15年となり、 被災者の一人として、私は今年も1月17日を迎える。 [続きを読む]

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秋山参謀は、海軍大学校教官を二度勤めているが、常に学生に対して兵理研究には「多くの戦史と各種の兵書をよく研究するしかない」と教え、自らも古今東西の兵書、戦史を克明に読みよくそれらを咀聯し、その上にたって作戦の立案を行っていた。 [続きを読む]

受信: 2010/01/19 23:51:52

コメント

後ろのホワイトボードを見る限り、色んな話をされてるみたいで面白そうですね。ブラックホールからWeak Measurement、量子制御のことまで・・・

単なるtypoですが、
Ahronov -> Aharonov

今感じたのは、細谷さんは写真写りが決して良くないですね。しゃべりながら撮った写真でないと、雰囲気が伝わってこないのは誰かに共通するところがありそうだなぁ・・・

投稿: マメオ | 2010/01/28 0:55:35

加藤先生、と茂木先生

"あ、でも結局、横道にそれたお話ばかり伺ってしまったような。。。"
と書いていらっしゃる方に同感です フフフ ...

ハンドアウトにある脳とこころのこと、もう少し御伺いしたかった。わたしはいつも、ものごとに対する期待が大きすぎるのかもしれません、と感じました。もしくは、対談のお二人に時間があれば御伺いできたのかも。

投稿: michiko | 2010/01/17 9:19:58

こんにちは

>ここのところのアメリカからのすぐれたハードウェアの登場は、ソフトウェアの卓越に支えられているようだ。

これは、「クラウドコンピューティング」でしょ、データを端末に置かず、ネットワーク上のサーバーの置く、携帯電話でも使えそう、たとえば、メールや、音声、映像を、電話会社のサーバーに置く、仮想的に大きなメモリー容量を増やす事になる。

>量子重力、量子情報がご専門の細谷 暁夫さんと、
『日経サイエンス』の対談。

>量子力学の観測問題について、「認識論」と「存在論」の狭間で、興味深い話をいろいろうかがった。

次の日経サイエンス買おうかな?(^^)

投稿: クラウドのクオリアby片上泰助(^^) | 2010/01/17 4:04:44

漢文は、その時どきの中国語に対してどんな関係にあったのでしょう?

手紙って良いですよね♪相手の人を思って、書く人の心が伝わってきますものヾ(^▽^)ノ

投稿: 奏。 | 2010/01/16 20:46:32

おお、ダウンロードした新聞の電子版記事の、一週間より前のものが、自動的に「Archives」に移るなんて!そういう機能があったというわけで・・。

Kindle、恐るべし。日本も躊躇せず、これを超えるような、電子ブックリーダーを開発し、普及させればよいのに。

前にも書いたかもしれないけれど、書籍のサイバー化が進んだからと言って、活字そのものが消えてなくなる、という訳でなし。

むしろ活字で記されてきたものたちが、複数のメディアに分かれて、それぞれに適した形で、移植されてくるはずだと思う。

これから、アメリカはソフトウェアの卓越をさらに進めていくかもしれない。日本も「活字文化の消失」なんて言わないで、負けずに自分たちのソフトウェアの開発力をあげていかなくてはいけないだろうと思う。

昨夜の朝日カルチャーセンターでの、加藤徹先生のとのご対談を伺い、少なくとも、自分の知らなかった中国の顔があることを知ることが出来た。

中国という国は、想定以上に複雑で、いろいろな事情が入り組んで同居している所なんだなぁ。

書き言葉の漢文を声を出して読んでも、口語体のように中国語のネイティヴに意味が分からないというのは、ここでの加藤先生のお話を聞いて初めて知ったことだ。

書き言葉と話し言葉が、中国では今もハッキリと分かれているのだなぁ。そのあまりにも明確なる対比に、中国という世界の奥深さを感じている。

その他、現代の中国の大衆文化状況において、面白いお話を伺えた。中国の少なくとも指導層とか、いわゆる「おじさん」は、日本のアニメや漫画といったポップカルチャーに女性や若者が夢中になっているのを見て、恐怖を抱いているというお話だ。

これといったプリンシプルを持たず、アメーバのように民衆の間に浸透する日本のポップカルチャーが、中国人としてのアイデンティティやプリンシプルをなくさせてしまうかもしれないという脅威を感じているという。

逆に言えば、それほど日本のポップカルチャーというのは、アメーバのように不気味な浸透力を持っている。女子や子供たちを夢中にさせてしまう力を持っている・・・。

けれど、ポップカルチャーにそのような浸透力があるならば、我が国のトラディショナルな文化にだって、その力は潜在的に持っているはずではなかろうか。

いずれにせよ、どんな文化でも、国家が変に介入しない限り、どんどん行き交わせておけばいい。そのうち、みんながあっというような、これまでにない斬新なものが、生まれてくるに違いないと思い、この文章をコメントとして書いている。

加藤先生、大変興味深いお話、有り難う御座いました。これからもがんばってください。

投稿: 銀鏡反応 | 2010/01/16 15:49:12

加藤先生、気さくなお人柄で面白く、本当にとてもよい方でした。
お話しする機会を頂けた事、嬉しく思います。
ありがとうございました。m(__)m
(あ、でも結局、横道にそれたお話ばかり伺ってしまったような。。。(^_^;))

今日もとても寒いです。
毛糸のカーディガンにTシャツの茂木さん、風邪引かないように、無理はなさらないで下さいね。

投稿: 楠 | 2010/01/16 10:23:47

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