« プロフェッショナル 浅川智恵子 | トップページ | The strange destiny of the Love Theme »

2010/01/13

さまざまなメディアが並列する方が

ここのところ、
Amazon Kindleで、
イギリスの新聞The Independentを
とっている。

毎日、時間になると、携帯電話ネットワーク
を通して、紙面が送り届けられてくる。

なるほど、未来はこうなっていくのかと
思う。

日本では報じられないような、Gordon Brown
首相の動静を巡る動きを読んでいると、
政治というものはどこの国でも
偶有性のかたまりだということがわかる。

洞察は、細部に宿る。

Amazon Kindleは英語の世界。

関係者に聞くと、日本で電子ブックリーダーが
なかなか普及しにくい理由として、
出版関係の書籍の電子化に対する
足の遅さがあるのだという。

個人的には、どんどん進めてもらえたら、
と思うけれども、さまざまな考え方が
あるのもわかる。

電子ブックリーダーで一番ありがたい
のは、同時に複数の本を読み進められる
ということである。

現在、私のAmazon Kindleには、
30以上の本が入っている。

ただでさえ、「トレーニングしているんですか」
と驚かれるくらい重い私のリュック。

もし、30冊入れていたら、
とても持ち運べない。

それに、整理が悪いので、
読みかけの本を、どこに置いたか
わからないことがよくある。

本は、「読みたい時が読むべき時」。

「あっ、そうだ、今、この時に、
Sir Anthony KennyのWittgensteinの
フレーゲ論理学のあの読み掛けの先から
読みたい!」
と思っても、紙の本を探している
うちに、そのホットな気持ちが失せて
いってしまう。

電子ブックリーダーならば、
「読みたい」という即興的な衝動を、
そのまま活かすことができる。
私のような分散型人間にとっては、
ありがたい。

もちろん、紙の本も依然として
大切だし、大好きである。

仕事で福岡に来た。

離陸の際には、電子機器が使えないから、
紙の本を読む。

昨日は外山滋比古さんの本。

紙の本がなくなってしまう、
というわけではなく、
さまざまなメディアが並列
する方が、私のような気まぐれ者には
うれしい。

1月 13, 2010 at 07:33 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: さまざまなメディアが並列する方が:

» あきらめなければ、道は開ける 研究者・浅川智恵子 トラックバック 須磨寺ものがたり
自らも目の見えない障害と向き合い、 ITのバリアフリーに果敢に取り組む、 不屈の女性研究者を追う。 [続きを読む]

受信: 2010/01/13 10:31:51

» 思考 トラックバック POPO
博識であることは 必ずしも人間の価値を 示すものではなくなった 人間が作り出した [続きを読む]

受信: 2010/01/14 1:21:11

» 喉を・・・ トラックバック 御林守河村家を守る会
2月13日は茂木健一郎先生の講演の日です。 [続きを読む]

受信: 2010/01/14 6:44:24

コメント

こんにちは

次世代タブレット端末には期待しております。今、少し前の富士通の小型のタブレット型ノートパソコンを使っていて、ふとんにうつ伏せに入ったまま、気軽に使えるので便利です。以前、そのノートパソコンに足が当たってしまい、液晶が割れた事があります。修理の説明に「床で使っていたら足が当たった。」と説明したら、相手がびっくりしていました。「ふとんでうつ伏せで床で使っていたら・・・」と、説明すれば良かったと思います。(^^)


日本の出版業者も、映画業界の映画館とDVDのように、最初、紙の本を出版して、3ヶ月か半年で、電子版を出版すれば良いのではないでしょうか?(^^)

投稿: ふとんのクオリアby片上泰助(^^) | 2010/01/14 1:18:07

>出版関係の書籍の電子化に対する足の遅さ


おそらく、日本の多くの出版社では、ひょっとしたら、書籍の電子化で、これまでの紙製の本が“駆逐”されてしまうのではないかという、活字文化のサイバー化に対する潜在的恐怖があるのかもしれない。

(いまや、ケータイでも小説を読める時代だから、そういう風潮に対する恐れもあるのだろう)

重たいリュックサックを担いで、津々浦々を飛び回られる茂木さんのような方には、電子ブックリーダーの更なる普及が日本でもあってほしい、という願いが強いだろう。

それに思うに、書籍の電子化が進んだからといって、活字文化が消えてしまうというわけではないし…。

出版界の人の恐れは、きっと杞憂に終わることだろう。

それにしてもkindleの日本語版が早く出ればいいのにと、個人的には思うことがあるが、紙の本への思いのほうがどちらかといえば自分自身の中では比較的強い。

今の世をときめかせる便利なものと、昔からあるものとが仲良く並び立っている世界でないと、この世はモノカラーのつまらない世界になってしまうだろう。

投稿: 銀鏡反応 | 2010/01/13 21:03:52

  本は
   
  「読みたい時がよむべき時」

  そう致します

  実行

  「ありがとうございました」

投稿: 岡島妙英 | 2010/01/13 9:39:38

コメントを書く