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2010/01/21

おいしい水彩帖

 私の小学校時代からの親友、井上智陽の『おいしい水彩帖』はとても良い本です。

 智陽はイラストレーター。ある時期から、食事をする際に料理を水彩で描く「楽食」を始めました。『かまくら楽食日記』はベストセラーとなりました。

 これからの時代は、受動的喜びから能動的喜びへとシフトして行くのでしょう。食を味わうということが、受け身だけで良いはずがありません。水彩でその官能の世界を捉えることは、脳にとっての何よりの滋養になりましょう。

 「楽食」ということを離れて、生活の中で絵を描くという方法論としても、『おいしい水彩帖』はすぐれた入門書となっています。「絵を描きたい」と思っていながら、なかなか実行できないでいる人にとっては、『おいしい水彩帖』は最初の一歩を踏み出すための後押しをしてくれることでしょう。

 本には、著者の人柄がにじみ出るもの。井上智陽が、芯の芯までこんがりと黄色いバターのようにいいやつであることは、私が保証いたします。読後感はとてもさわやかであります。

井上智陽 『おいしい水彩帖』 廣済堂出版

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1月 21, 2010 at 08:53 午前 |

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» 初大師の日に トラックバック 須磨寺ものがたり
今年初めてのお大師さん「初大師」の日(須磨寺は、20,21日) 昨日は、暖かな春を思わす陽気とな大勢の方が須磨寺にお参りに来られた。 今日は、曇りのち雨の予報。 [続きを読む]

受信: 2010/01/21 9:07:58

コメント

茂木健一郎様
絵を描きたいなあという気持ちはあるのですが、
この御本を見るとダイエットができなくなるのでは
ないかしら・・・と心配になってしまいます。
弱気な私、頑張れ!と、拝見させていただきに
本屋さんに行ってきます。
まずは、楽しそうな御本を紹介してくだって
ありがとうございます。

投稿: Yoshiko.T | 2010/01/22 3:37:20

I really wanted to draw pictures like this.I will definitely buy this!I am so appriciate.Thank you

投稿: | 2010/01/21 10:06:59

茂木健一郎さま おはようございます。「おいしい水彩帖」とは、ほんの題名だけで、なにか素敵な世界を想像してしまいます。早速、今日は本屋さんにルンルンとした気持ちとともにお出かけします。茂木先生の今朝は、楽しい色彩ある心のお目覚めだったのでしょうか!梅の花の開花の花便りも聞こえてきました。先生のもとにも麗しい香りが届きますように願っております。

投稿: | 2010/01/21 9:19:23

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