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2009/12/17

週刊ポスト 脳のトリセツ 脳のハードルは高いほどいい

2009年12月25日号

脳のトリセツ 第23回

脳のハードルは高いほどいい

難しい課題にチャレンジして成功することは、いわば脳にとって良質の「サプライズ」。ぐんと学習が進む効果がある。

抜粋

 音楽評論家の吉田秀和さんにお目にかかった時、現代からはともすれば失われがちな「ハードルを高くすることの価値」に改めて思い至った。
 名曲の美しさの本質について、磨き上げられた言葉で語る吉田秀和さん。音楽にとどまらず、芸術一般や歴史についての吉田さんの知識は圧倒的。現代の日本における「知の巨人」として、そのお仕事を私は敬愛している。
 そもそも教養というものはどのように生み出されてくるのか?、自らが受けた旧制高校の教育について、吉田さんはこんなことを言われた。
 「いやあ、ぼくの頃のドイツ語の授業なんかはね、初日にABC(アーベーツェー)を習って、文法の基礎の基礎を教わり、次の日にはいきなりニーチェのショウペンハウエル論を読まされたんですよ。」
 私を含め、その場に居合わせた人がびっくりし、黙って聞いていると、吉田さんはさらに言葉を継がれた。
 「いやあ、今に比べると、あれは実に野蛮な時代でしたよ。あはははは。」

全文は「週刊ポスト」でお読み下さい。

http://www.weeklypost.com/091225jp/index.html

12月 17, 2009 at 09:05 午前 |

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神戸商工会議所のMさんが、「新聞見ましたよ」と、 朝から元気な声で電話をかけてきた。 [続きを読む]

受信: 2009/12/17 10:01:41

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受信: 2010/01/11 23:12:27

コメント

吉田秀和さんの評論は「世界の指揮者」はボロボロになるまで読みました。カール・ベームについて書かれた箇所が面白いです。指揮者の音楽性ばかりでなく人間性までもが生き生きと伝わってくる名エッセイだと思います。演奏家の人間まで見透している点は小林秀雄の評論に通じるものがあります。が、どこかで吉田さんがベートーベンの「月光」はベートーベンの名曲の中には入らない、と書いているのを見てついていけなくなってしまいました。ベートーベンの3大ソナタを語らずして何がベートーベンでしょうか。
明治・大正・昭和の時代の人たちには自立の精神がありました。その中から吉田さんや小林秀雄や加藤周一や森鴎外や立花隆といった全書家的偉人が出てきたんだろうと思います。平成の時代、依存心が強すぎます。そういった心を断つことなしに、偉大な先人を乗り越えることはできないんだろうと思います。

投稿: レンズ職人 | 2009/12/18 11:45:31

    「脳のハードルは高いほどいい」

     ハードルを高くもって

     進む勇気

     「ありがとうございました」

投稿: 岡島妙英 | 2009/12/17 23:14:58

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