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2009/10/06

相手の気配によって

会話というものは不思議で、
相手の人となりによって
思ってもいなかったような
言葉が引き出される。

紀尾井町ホールで
メニコン主催の東京フィルのコンサート。

私は曲の合間に音楽についての
お話をした。

文藝春秋の皆さんがいらしていて、
「どこかご飯を食べるところは
ありませんか?」と聞くと、
山下奈緒子さんが「バッカナールがあります」
と言った。

そのあたりから何となく風狂になった。
「ああそうか、バカナルか、ぼくにぴったりだな。」

坂道を下りながら山下奈緒子さんと
話す。

文學界に「脳のなかの文学」を連載
した時にご担当いただいたので、
気心が知れている。

「最近、どうですか?」
「いやあ、いろいろ悩みますよ。
もう三十路近いですし。」
「ミソジというと、二十三歳?」
「じゃなくって、二十九です。」
「ああそうか。」
「どうしたらいいでしょう。」
「そうだねえ。」

それから、いろいろと面白い
会話となったけれども、
そのうちエッセーにでも
書こうと思います。

何しろ朝からずっと根をつめて
仕事をしているから、
少しは気晴らしを言わないと
身体が持たぬ。

山下さんとか、PHPの
横田紀彦さんとか、電通の
佐々木厚さんとかと、
打ち上げで飲むのはとても
楽しかった。

会話というものは不思議で、
相手の気配によって、
それまで
まったく考えもしなかった
言葉が生まれる。

会話というものは、何と
楽しいものなのでしょう。

10月 6, 2009 at 08:17 午前 |

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コメント

茂木先生 こんにちは♪
紀尾井町ホールの、東京フィルのコンサート、応募に外れてしまい、すごく残念でした。当たったら、やっぱりワンピ(ワンピースのことです)に、ハイヒールかなぁ~!?なんて、日にちも空けて?楽しみにしていました。日にちはいつも、まぁ~空いてはいるんですけど……笑。山下奈緒子様、綺麗で才能があって、まだ二十九歳です。この歳になると、まだまだ、と思えますけど、その頃の年齢って、「もう~何歳!」なんですよね。それは良く分かりますけど…。私こそ先生に「ど…どうしたらいいでしょうか」と、お聞きしたいです(笑)でもまぁ~80歳の人から見たら、まだまだ、だと思うでしょうから!いくつになっても、これでいい!と言うことは無いのかしら?と思います…笑♪

投稿: 平井礼子 | 2009/10/07 23:13:00

茂木健一郎さま

おはようございます

昨夜の半井小絵さんの気象解説から、間違えなく台風は上陸なんですよね
あした東京都内に行く予定でしたが先月から決めていた講習会に参る
でも、お魚釣りに以前、四国は徳島に、やたら台風と一緒にで、
なにか偶然に私、台風と一緒が偶然に多いと先月、講習会を予約した時に、ふと

偶然とはいえ、あした東京、台風?
東京都内に行くのはやめておきたいと何気にです
よく雨なんとか、
嵐を呼ぶ男?映画が
台風を呼ぶ男、と徳島で数年前のあれは、さすがに え?今回も台風?と自覚していただけに徳島の橘町の波止場で地元の方々からも、さすがに
そうですよね、と私

もっとも先月、徳島にの時は半井小絵さんの気象解説でも台風がきてましたが逸れましたので台風を呼ぶ男!ではない私です
あした、東京都内には本当に行く予定を中止しようと台風、逸れそうにないですよね、なんだかな、です

投稿: TOKYO / HIDEKI | 2009/10/07 7:46:04

茂木さん、Hello♪(^-^)会話って不思議で楽しいですね(^o^)уたくさん話して行きたいです♪ところで、茂木さん♪気晴らし♪幸せ♪(^3^)それでは茂木さん、また今度です。

投稿: 水饅頭 | 2009/10/07 7:06:21

会話というものは不思議で、
相手の気配によって、
それまで
まったく考えもしなかった
言葉が生まれる。


ほんとうに。


dialogue ...

ソクラテスや孔子が
弟子たちと学問する方法

投稿: michiko | 2009/10/07 6:42:55

こんにちは

>会話というものは不思議で、
相手の気配によって、
それまで
まったく考えもしなかった
言葉が生まれる。


人と会話していると、新しいアイディアが思いつくことがありませんか?(^^)

投稿: 会話とアイディアのクオリアby片上泰助(^^) | 2009/10/07 2:22:15

おはようございます 茂木サン 。
会話 とは 会って話す ですね。
相手がいて 声や言葉や表情で 確かに 変わりますね。
どんな話になっても 心が通えば いいですね。


茂木サンのブログや 自分のコメントを 昼と夜に 見ますと (私側の)受け止め方のせいか 内容が少し変わったりします。
(自己発見したり!)
茂木先生には いつも 良い刺激を いただいております。
ありがとうございます。

投稿: サラリン | 2009/10/07 1:25:02

茂木さん…なんだか楽しそう(*^_^*)
会話…ほんとうに不思議ですね。その時々で話す言葉や話の展開が変化していく事があります(^-^)

話すこと…楽しいですね~(^◇^)/

投稿: 奏。 | 2009/10/06 23:35:03

茂木健一郎さま

今晩も半井小絵さんの気象解説、台風情報も含め、きちんと拝見いたしました。
恰好よい半井小絵さん

ところで
茂木健一郎さま

食事のぶん
分もある、ぶんもある

ひげをのばした、理由に正当性
分もある、ぶもある

今朝、更新では

気配によって(きくばり)
気配によって(けはい)

茂木健一郎さまのブログにて日本語の恰好よさ
でした私、

夕方、ゆっくりと朝日新聞さんの朝刊を読んでいて

ミュンヘン・フィルの日本公演についての記事
28面です
指揮者のティーレマンさん談でしようか

チェリビダッケ本人に会ったことはない・・・

この楽団を振るたびに、彼の気配を感じる、・・・
ん!

気配によって(きくばり)
気配によって(けはい)

茂木健一郎さまのブログを即座に連想
日本語、お洒落ですね

けはい、とは、良い意味の場合は、きくばり、の部分もある訳ですよね。
こういうのを私は偶然の幸運と思います

茂木健一郎さまのブログから気配との感覚と、今朝の朝日新聞さんのミュンヘン・フィルについての気配にティーレマンさん

洒落ています日本語文化!

茂木健一郎さま
20日ですよね私は21日。

投稿: TOKYO / HIDEKI | 2009/10/06 23:10:49

『バッカナール』が“バカナル”に…(笑)。

風狂になりながら楽しい会話を成される茂木さんの様子が浮かんでくる。

相手が“おとぼけ””ジョーク”の分かる人なら、風狂な会話も成り立つに違いない。

会話をする時、相手の気配を見る、というのは大切なことだと常に思う。

自分自身は昔は、一方的にしゃべっていたが(←病の所為もある)、ある頃から、“相手の気配”を読むように心がけたら、相手の話も聞けるようになり、会話が出来るようになった。(恥を忍んでここに書かせていただく)

会話というのは、一種の創造で、それも生命と生命の、闊達なキャッチボールから生まれる、言葉の躍動なのかもしれない。

心から人との会話を、ひいては対話を楽しむような人間に成長していきたい。(←若い頃、それがなかなか、出来なかったから!)

投稿: 銀鏡反応 | 2009/10/06 21:30:28

茂木健一郎様
茂木さん多忙な毎日お疲れ様でございます。
明るい言葉爽やかな言葉はお人の気持ちを
爽やかにしますね。茂木さんにだったらと
多くの方々がいろいろとお話できてしまう
ことと思います。「今、ここからすべての
場所へ」多様性のなかから生まれることを
書かれていたことも思い出しながら、
いつも感動をありがとうございます。

投稿: Yoshiko.T | 2009/10/06 11:27:57

茂木さん、おはようございます
(・ω・)/

昨日のカマキリのお話は「トウロウの斧」とゆー言葉を今頃思い出しました(時間差ありすぎ……)
カマキリくんは何があってもファイティングスピリット旺盛なんですね~

「トウロウの斧」といえば、斉の荘王の故事が好きです。

荘王は威嚇する小さなカマキリを踏まずによけてあげて、とても優しいですよね?
大物だなぁと思いました♪
だから荘王の元に勇士が集まったのでしょうか。

中国の故事って深いィですね。

では~

投稿: 眠り猫2 | 2009/10/06 11:26:32

おはようございます、茂木先生
ツンツン の言葉が、すんなり受け入れられる
中年男性は、そうはいない、

茂木先生の、テレビで見えない普段着姿に触れさせていただける
この場所は、エステ荘の噴水の様に、命の喜びを
吹きあげ続けてくれる場所なのでしょうか・・

それとも、あやとり橋の下の静かな流れでしょうか、
水の動きはいいですね~~
まだ訪問二回目、 フレッシュな秋を迎えられそうです

ミステリアスで、率直なreiko san とのここでの出会いも
2度目、音楽の捧げもの の短い主題旋律は
短長でナイーブですね

60歳を過ぎたパパバッハの作品が
大昔の音楽好きなフリードリッヒ王を
楽しませ、癒したように

R.グランマは、茂木先生&reikosan に
この場所で出会える喜びを感じています

紀尾井ホールいいですね、
御濠の土手を歩く事がたまにあります
どんなバッカナールがあるのかしら・・

どうしたらいいのでしょう・・って
言葉かけ・・ 人はいつもどこかで、
どうしよう・・ の入り口に立ちますね

見知らぬ山下さん、お声かけの出来る方が
茂木先生、何というお幸せな環境でしょう

目を閉じると、そこに私がいるみたい、
30年時間よ戻れ・・ へへへ


そんなこと思ってる、
バッカナールなR.グランマです


投稿: reiko | 2009/10/06 11:03:06

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