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2009/09/13

The Chicago rain

The Chicago rain

The Qualia Journal

13th September 2009

http://qualiajournal.blogspot.com/

9月 13, 2009 at 07:10 午前 |

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雨がきらい 気もそぞろになって 濡れると体が冷えるから 雨がきらい けだるくて陰 [続きを読む]

受信: 2009/09/13 8:55:09

コメント

私にも忘れられないずぶ濡れになった自然の抱擁の記憶があります。

それは、父方の祖母の危篤で、私がまだ六歳のころ初めて父の故郷へ行った時のことです。まだ、死ということが今のように深刻に考えられない無邪気な年頃で、

大人たちの心配する心情とはうらはらに

私は妙にはしゃいでいました。

そして、田舎の山の中をひとりで走り回り、大きな黒い揚羽蝶を追いかけていました。
そんな時に、突然雷がゴロゴロと鳴り出して、辺りが急に暗くなり、
まるでバケツの水をかけられたほどに、大粒の雨が降り出しました。

あの時の心細さといい、恐怖は確かにあったと思うのですが、
それとは裏腹に、なんだか大きなものに包まれたような妙な安心感もあって、意外と平気でいられました。

ずぶ濡れになって森から走り出て、祖母の家に戻った記憶。

そして、祖母と目を見詰め合って無言で交わした会話。

今でも時々思い出します。

それからというもの、私はある転機にさしかかると、どこにいても雨に打たれてずぶ濡れで家に帰るということが度々あります。

不思議です。

母なる自然の抱擁は、時に自分を強くしてもらえます。

投稿: たーじい(tulgey) | 2009/09/14 7:46:56

茂木さんおはようございます!!
沖縄はいかがですか???

シカゴのfavorite wet memories素敵です。
わたしもmother nature にembrace and kissを感じたいです♫☆

大きな自然の中に行きたいです!
でも、今は英語の勉強がわたし好きです!!!!

今日の茂木さんのJournalが楽しみです!!!!(⋆ν⋆)♫✾

投稿: | 2009/09/14 2:56:15

シカゴの雨

東京でこの土曜日、時おりの雨によって特徴付けられた、
時々かなり強くなってくるその猛烈に降る雨の本質に
向かって近づいた。
私は車であちこち移動するから、私は傘を
使う必要がなかった。
私が傘のやっかいを身に付けて
私の頭の上の空間を覆う必要がなかった時、
私はその雨をそんなに心配しなかった。
私は母なる自然と私自身を分けることを嫌った。

私は、室内の安全な避難場所で、
雨が降るのを聴くことが大好きだ。
たまに雨粒のリズミカルな音に注意を払う間に、
ソファの上でお気に入りの本を読むことは
ただただ(本の虫として)とてもおいしい。

同じように私は思い出した。
特に忘れられないシカゴの降雨がある。
私は22歳だった、そして第38回日本とアメリカの学生会議
に出席していた。
その日程の予定として何らかの重要な人々と会う
運命の決まる日だった、私達は一番のスーツを着ていた。
その日は明るい陽光で始まった、だから私達は
天気に関しては、何もいやな予想はしていなかった。

ひとりのアメリカ人の参加者が、
シカゴの摩天楼の広く横たわった有様はどうだと
私に話した。
上層階の居住者は“雲の上レベル”、だから
彼らは時々“地上レベル”の友人を訪ねる必要がある、
天気はどうかと階下に降りてくるのだ。(!)
その物語は私を楽しませた。
見たところではそこでは
その日の天気について心配する必要がなかった。

私は間違っていた。
私達は皆違っていた。
突然、黒い雲が空に集まった。
文字通りすぐに、雨は猛烈な勢いで降り始めた。
私達は屋外空間の真ん中にいた、そして
どこにも私たちをただ隠すための場所がなかった。
言うまでもなく、誰も傘を持っていなかった。
私達はびしょぬれに濡れてしまった。

始まったのと同じようにまた、雨は、警告無しで止んだ。
太陽が戻ってきた、そして私達は
私たちの鼻と袖から水を滴らせている間、
すぐに日差しに温まった。

アレックスは笑い出した、独特な個性とともに、
まるごとの心の笑い、それがアレックスだった、。
私も笑い出した。
シカゴの荒れた天気に容赦なくさらされる中で、
そこには何か楽しませるそして元気付けるもの
があった。
それはまるで私達が、母なる自然そのものに
抱きしめられた
(hugが、たとえば家族の間で挨拶代わりに
抱き合うような、短いものをさすのに対して、
embranceは感情のこもった濃密なものをさす)そして
そっと触れられた、ようなものだった。

その体験は素敵だった、そして私はこの日を
いきいきと思い出す。
シカゴの雨は、私の大好きな雨降りの思い出の
ひとつです。


難しかったですが、とても楽しかったです。
もしおかしな訳で失礼になったらすみません。

私も安全な家の中で、雨音を聴きながら、
のんびりと本を読んだりして過ごすのが好きです。
風も雨も、家の中にいる安心感に包まれながら
耳を傾けると、自然の音に親しみが湧くから
不思議です。

拝読しながら、単語を引くたびに
「えっ!?」と思うときが何回もありましたが、
どきどきしながら引きました。

まるで映画を見ているようでした。
とても素敵な映画を見たあとのようなあたたかい
気持ちです。素敵な思い出ですね。
皆さん風邪は大丈夫だったのでしょうか?
笑い出したあとに、青空のような爽やかさが
一杯に広がってくるような心地がしました。

まさか、アン王女が降りてきてくれたのかと、
一瞬、我とわが目を疑いましたが・・・。
きっといつもの私の勘違いです。
私は、グレゴリー・ペック演じる記者さんの横の
カメラマンさん(私も好感持てる方だなと思います)
の方だと思うので・・・そんなまさか、もったいない。
これは、やっぱり皆さまのところにあたたかく
降りてきてくださったのだと!
大勢居並ぶ列の中の端っこにいられたら、
ありがたいです。

ファンの気持ちで、見つけた曲です。
http://www.youtube.com/watch?v=sfK6NJlKf34
http://www.kiraku.tv/category/10240/movie/1/f5VKyw96UQA

英語の表現は、日本語ももちろんそうですが、
深いですね。
知れば知るほど深いなと感じました。

投稿: | 2009/09/13 23:08:33

突然の雨が降ったある日、私の耳に男の子たちの叫び声が聞こえてきた。
慌ててベランダから下を見ると、3人の中学生らしい男の子たちがびしょぬれになりながら自転車で走り抜けていった。
心からあふれ出たような楽しそうな叫び声。
雨が降ると思い出す。

投稿: | 2009/09/13 22:12:48

茂木健一郎様
私もそこそこの雨では傘をさしません。
あるとき、日本人は雨が降ったら傘をさすから
世界大戦で負けたんだよ、
と聞いたことがあったからです。
こみあげた気持ちは複雑でした。
そんなことで戦争に負けるわけないじゃない....って。
だけど、どこか真実が隠れているような直感がはしり、
私は傘をさす日本人にはならない
あんなことは決しておきちゃいけないから
と思い。
でも、今日からは自然を遮断するような
生き方をしたくないという思いでありたいと
思います。
ああ、温かいものがこみあげます。
素敵な日記をありがとうございました。

投稿: Yoshiko.T | 2009/09/13 22:07:34

突然のどしゃぶり
鼻や袖口からしたたる雫
そして哄笑

台風が来ると外に出て
風圧を顔や腹やふんばった脚に受けて喜びましたが

"It was as if we were embraced
and kissed by mother nature herself."

わたしたちはあやしにくく気難しい赤ん坊で
すこし手荒に祝福されないと
ほほ笑みを返さなくなっているのかもしれません。

「英語で表現する回路」
「一度そのようなことをしなければ
できないことがあると、
はっきりわかったのである。
私個人も、そして日本という国も。」

わたしを含めて
この回路を若い頃から自覚的に育てなかった人たちが
いま海外からも押し寄せるコンタクトに右往左往しています。
文書を解読することができても、
能動的に発話したり書いたりするのに不自由を
感じている人がほとんどだと思います。
時間がかかってもここを突破したいです。
(と言いつつ日本語のコメントごめんなさい)

竹富島いいですね。
雨で洗われた真っ青な空が窓から見えます。

投稿: | 2009/09/13 14:59:51

I love reading your English journal!! They totally come into my head straight so much quicker than your Japanese journal for some reasons. Even though I am completely Japanese. I should just study academic Japanese more.
Anyway,please keep it up! I will be always looking forward your update,


I must tell you that I am a huge fan of you.

脳科学にずーーっと若い頃から興味があって、脳科学の研究している友達の輪に入りこんでは、いろんな思想や思考回路を新しく作ったりしながらひとりで興奮してぞくぞくしてるんです。
茂木先生の書物も、茂木先生から溢れ出ている人間性も、脳も、
全部本当に最高です!!!
これからもブログ読ませていただきますね〜。

投稿: Mayo | 2009/09/13 9:52:24

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