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2009/09/30

数字に正確だなあ

松山でお昼の五色そうめんを食べている時に、
ちょうどその時間になった。

携帯のワンセグで、まずは
松山のチャンネルを検索する。

ワンセグは室内に弱い。
最初は三つしか引っかかってこないで、
窓を開けてやっと朝日放送が
リストに乗った。

自分がよく知っている人がテレビに
出るというのは、なぜそんなにも
くすぐったいのだろう。

白洲信哉が『徹子の部屋』に出た。
なにやら骨董をいじり回しながら
喋っている。

含羞を帯びた、独特の表情。

なんだかもう、恥ずかしくて、
こっちがどきどきしてくる。

信哉は、頭の回転の速い黒柳徹子
さんにちゃんと対抗して、
徹子の部屋のゲストという大役を
立派に果たしていた。
放送終了後、すぐに電話をした。

「もしもし」
信哉の声がする。

「あれっ! テレビの声と同じだ!」

「何ですか。ひとをからかうために
電話してきたんですか」と信哉。

「いやあ、立派にやっていたじゃ
ないですか。すごいすごい。」

「何をいうんですか。」

電話の向こうで、信哉が
照り桜になるのが伝わってくる。

恥じらいは、感性の
重要な指標。

来るべきものへの予感。

「骨董をずいぶんもっていったね。」

「池田さんたちと寿司幸に行った
日ですよ。」

「ああそうだったのか。」

「ひとのことを、新子をみんなで
100個食べたとか書くから、
まったくいい迷惑ですよ。
池田さんが、さすが自然科学者、
数字に正確だなあ、と呆れていましたよ。」

「ははは。」

鯛そうめんを一人前だけ食べる。

好きなものだったら、徹底して
同じものを食す。

そんな信哉の猛進が、なんだか
なつかしかった。

9月 30, 2009 at 07:20 午前 |

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コメント

茂木さん、Hello♪(^-^)私の携帯はワンセグではありません(笑)壊しちゃいそうだからです(;^_^A因に♪1つ前の携帯は茂木さんの本に出ていたNECのブラックでしたよ♪(^o^)уバックライトの色もキレイでスキでした♪今はスライド式です♪それと徹子さん回転も早いし楽しいですね♪ステキですね♪ところで、茂木さん♪徹子の部屋には?♪そういうのは弱いのですか(笑)?(^3^)それでは茂木さん、また今度です。

投稿: | 2009/10/01 7:59:25

茂木さん、Hello♪(^-^)私の携帯はワンセグではありません(笑)壊しちゃいそうだからです(;^_^A因に♪1つ前の携帯は茂木さんの本に出ていたNECのブラックでしたよ♪(^o^)уバックライトの色もキレイでスキでした♪今はスライド式です♪それと徹子さん回転も早いし楽しいですね♪ステキですね♪ところで、茂木さん♪徹子の部屋には?♪そういうのは弱いのですか(笑)?それでは茂木さん、また今度です。

投稿: | 2009/10/01 7:57:56

茂木先生、おはようございます!
先生の日記を拝見させていただいて、いつも勉強になります。
僕も「セレンディピティ」を呼び込んで、周りの出会いを大切にしていきたいと思いました。(使い方間違ってましたらスミマセン…)
では、また拝見させていただきます。

投稿: | 2009/10/01 6:02:41

こんにちは

白洲信哉さん、今度は、開運なんでも鑑定団に出演ですね。(^^)


ところで、鯛そうめん、愛媛でも私の地域と違うので、まだ、食べた事がないですよ。私の地区では、家庭料理ですけど、地エビとたまねぎでダシをとる、そうめんがありますよ。(^^)

投稿: | 2009/10/01 2:24:28

こんにちわ、茂木さん。私も徹子の部屋みました。きっと、茂木さんも今頃みてはるかな?と思いながらみてましたので、少し嬉しかったです。
私は2004年に発売された『サライ』という雑誌で初めて白洲次郎さんを知りました。本屋さんでたまたま見つけたのですが、ジーンズ白Tシャツ姿のかっこいい白洲さんに衝撃を受け思わず買ってしまったのでした

投稿: | 2009/09/30 23:08:43

白洲信哉さんの『徹子の部屋』ご出演
拝見したかったです。
気が付かなくて残念でした!

ご親友がテレビで話していらっしゃるのを
ご覧になるのは、照れるような
気恥ずかしいような、くすぐったい気持ちに
なるのですね。
ご覧になれてよかったですね!


投稿: | 2009/09/30 22:48:58

松山にいらっしゃったのですね。漱石「坊っちゃん」の舞台に。

鯛そうめん、きっと美味だったことでしょう!


坊っちゃん所縁(ゆかり)の列車は、今も走っているのだろうか。

「坊っちゃん」の作品世界でしか松山のクオリアに触れた事がない私の脳裡には「清(きよ)」「マドンナ」「うらなり&山嵐」「野だいこ&赤シャツ」などと言った主な作中人物の名前や姿などが浮かんでくる。

清が心配して坊っちゃんの下宿に長い手紙を寄越して、それを坊っちゃんが読んでいるシーンや、坊っちゃんが温泉に飛び込んで泳ぐシーン、天ぷらを食べていたことを、教室で生徒にからかわれるシーン、寝ている時に蚊帳にバッタを入れられて大騒ぎになるシーン…などなど、作品の各章の名場面も浮かんでくる。

中学生になりしばかりの頃、教科書にての「親譲りの無鉄砲で子供の頃から損ばかりしている」から始まる「坊っちゃん」の導入部分との出会いが最初だった気がする。

以来、「坊っちゃん」は今も自分の、青春的魂の真ん中にある。

この小説がただの面白作品だと思い、若い頃はそのように読んでいたが、最近になり、茂木さんの批評が、それだけではないことを教えてくれた。

若き日々のほろ苦さと、人のさまざま、その中において清の優しさと愛、山嵐との友情が、作品の中で光っているように思う。

白洲信哉さんとのユーモアたっぷりの会話がよいですね。読んでいて、失礼乍ら少々笑いがこみ上げてしまいました。

お身体、くれぐれも御自愛ください。それでは!

投稿: 銀鏡反応 | 2009/09/30 20:18:17

茂木健一郎様
茂木さんの御友人は皆さん茂木さんの心のなにか
どこかを同調されているかたなのでしょうね。
今回の番組は見損ねてしまいましたが、御本は読ませて
いただいております。熱心でまっすぐなかたですね。
お二人の波長のハーモニーはとっても愉しいです。
茂木さんが、白州さんをお好きな気持ち
お察しいたします。

投稿: Yoshiko.T | 2009/09/30 13:31:54

ほんと伏し目がちで、桜が照れていらっしゃるような感じでした♪

白洲信哉さんのブログも勝手に拝見しております♪
日本各地を旅されていて、お写真もとても綺麗で素敵なブログです♪

最近は宇治の平等院を朝焼けでご覧になったとか!(夢のように美しいんぢゃないかせら)
二上山の夕焼けのお写真も美しいです♪
私めも二上山に登って、當麻寺に降りたことあります
\(^_^)/
悲運の皇子、大津皇子さまに思いを馳せつつ。
當麻寺は西日がさした床の木材が素晴らしかったです。

中将姫伝説は能「當麻」になり、小林秀雄さんもエッセイ書かれてますよね♪

奈良いいなぁ~常に憧れてます♪

ところで茂木サンと白洲さんは喧嘩されたりするのでしょうか???
しないでしょうね~
では♪

投稿: | 2009/09/30 12:58:40

茂木さん、おはようございます。
私も「徹子の部屋」を拝見いたしました~。

白洲さんのカッコ良さ!が冒頭から、溢れていましたョー。(笑)
その所為か?!黒柳徹子さんがいつもの感じとは違って(?)、
やや緊張されていたような、そんな感じがいたしました。
「黒柳さん」は「何をお聴きしたらよいのかしら~???」って
冒頭におっしゃっていましたが・・・。

お二人の「対談」は、時間の経過と共に、滑らかに、響きあって
いく感じで、流石!「黒柳徹子さん」の白洲さんに対する魅力を
引き出す「大きな力!」を感じました!!

「骨董」が本当にお好きだということがTVを拝見していて、よく
わかりました~~~。(笑)
「黒柳さん」は、値段がつけられない様な「骨董」だから、何かあ
るといけないから、「どうぞ、しまってください。」っておっしゃ
っていたのですが、白洲さんは「置いておきましょう、(ニヤッ!)」
って感じでした。(笑)

白洲次郎さんのロンドンでの豪遊ぶりがよく伝わってきました。
捉えどころがないほど!今の日本にあっても!「大きな存在」だと
いうことなのだと思います。

白洲正子さんのご性格だとかもよく伝わって参りました。
そして、小林秀雄さんとのお写真は、貴重な一枚!なのですね。

白洲さんの「瞳」があ~んなに大きい!とは、存じませんでした!!
やはり、TVだとよくわかりますね。

しかし、「黒柳さん」って方は、本当にお話しを引き出される
達人!だと感じました!!
その上、一語一語のモーラがお見事!でいらっしゃる。
そして、「黒柳さん」の毎回のお衣装は、ほ~んとうによく吟味さ
れているようで、毎回、拍手!(笑)
「黒柳さん」のファッションに関する意識の高さは元より、そこに
関係しておられるスタッフの方々が、何だか「命」をかけて!見事
なまでに「黒柳徹子さん」という‘作品’を一緒になって楽しまれて
いらっしゃる!そんな感じが毎回、伝わってくるのです!!
茂木さんのおっしゃるところの「遊び!」がふんだんに感じられます!
「黒柳さん」も!また「黒柳さん」のファッションに関係されている
スタッフの方々も!お幸せですね!!

昨日の‘ネックレス’でしたか~~~、繊細な模様柄のお洋服によく
マッチ!していました!!
白洲さんも!「黒柳さん」も!素敵なファッションでしたね!!!!

アナウンサー以上に、正しい日本語の普及活動をしておられるのには
頭が下がる思いがいたしますョー。(笑)

う~~~ん、若い私たち日本人は見習って、頑張らないといけませ
んね、「美しい日本語」を‘話す’ということに関して。

「黒柳さん」の進行の下、白洲さんのチャーミングな一面があちら
こちらに感じられ、よかったですョ。
「黒柳チャック!」(笑)というのが、「徹子さん」のあだ名だった
というお話しを昔、お聴きしていますが、今でも!「話す」職業に
携わっている人たちの、やっぱり一番の!お手本となられる方に変わ
りなく・・・マジマジと番組を拝見させていただきました!

とても!素晴らしい放送でした!!

投稿: | 2009/09/30 10:03:40

私も昨日、徹子の部屋に出てる信哉さんを見ながら、茂木さんがお話になってた、白州信哉さんだと思いながら見てました。

彼のお話の中に、おじい様の白州次郎さんがロンドン留学時代、月々のお小遣いが3000万円だったという話があって、それがとっても興味深かったです。

あの当時の3000万円なのか、今の時代に換算すると3000万円なのかは聞き逃しましたけど。

先生のお話聞いて、少しはIQ高くなったはずなんですけど。笑

投稿: 小笹優子 | 2009/09/30 8:58:03

徹子さんに出てたのですね。
残念です。見れなかった。

照れている白洲信哉さん
目に浮かびそうです。

とっても、失礼だ!
ごめんなさい。

そういえば、10月末頃かに白洲信哉氏との
イベントを控えていましたよね。

この報告を楽しみにしておきますよ。

何時も楽しい情報をありがとうございます。

投稿: オードリー | 2009/09/30 8:04:12

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