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2009/09/06

Beetle mania

Beetle mania

The Qualia Journal

6th September 2009

http://qualiajournal.blogspot.com/

9月 6, 2009 at 06:26 午前 |

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コメント

嫉妬を感じた時・・ 確かに 相手への想いや 自分の気付かなかった感情を
強く 知る様な。

できれば 違う形の 愛情表現に うまく切り替えていければ
良いのでしょうね。

投稿: | 2009/09/08 6:27:36

拙い訳文を書かせていただく前に、
外に出て眺めたときには、
雲の間から朧な光で空にあった月が、
今、見てきたら、真上にありました。
澄んだ光を投げかけて。
まるできらきらした目で見おろして
くれているようでした。友達のような
月でした。嬉しかったです。

投稿: | 2009/09/07 0:35:56

甲虫に対する熱狂的愛好

遠い昔の思い出は、生まれてこのかたの
神話的な意味を明らかにする未知の感じを持つ。

私の幼稚園時代のある思い出がとても鮮やかに
際立っている。
それらのうちの一つがカブトムシに関することだ。

カブトムシ(日本のサイのように突き出た甲虫)
は、子供の心の特別な場所へ連れて行く。
それは望ましいことの表象、そして
子供の心をかき立てることはある意味では、
大人であることにいくらか不可欠な所有物に
それは簡単に匹敵しない。

それは夏だった。私は5歳だった。
幼稚園の部屋で、私たちの先生のあらい先生が
ピアノを弾いていた。
突然、彼女は黒い木の上に何かあるものを
歓呼して迎えた。
それはカブトムシだった。
さらにそのうえ、それはとても欲しかった
頭から突き出した頑丈な角を持った雄だった。
まず第一に、どのようにしてカブトムシが
ピアノに気付いたか、誰もかなり確かめられ
なかった。

男の子の間で騒動が起こった。
あらい先生が彼女の指にそのカブトムシを持っていて、
その美しさは私達を感嘆させた。
それはとりわけ見事なやつだった。
あらい先生は、明白にその生き物を出来るだけ早く
処分したがっていて、ピアノの近くの僕の友達に
振り返って、そして言った
“さあどうぞ。これはあなたのよ”と。
彼女はその男の子にカブトムシをあげた。

私は嫉妬した。
おお、なんとそのカブトムシが欲しかったことか!
あらい先生は5歳の私たちの間でとても人気があった、
その事実が私の嫉妬心にさらに深く火をつけた。

それが私の人生で、人を羨んだ最初の記憶です。

大人たちは、幼稚園の男の子が
カブトムシを欲しがることを笑うかもしれない。
子供の精神の生命は、原始的なそしていまだに美しく
感情を合わせることによって、色づけられる。
私は今日になるまで、カブトムシを羨ましがることで
その情熱を注ぐことを、いきいきと思い出す。

お写真:カブトムシ


おかしな訳になっていると思います。
失礼になったら、すみません。

欲しいと思っていたようなカブトムシが
大好きな先生から、他の子に「これはあなたのですよ」
と目の前で、渡されて、どんなにがっかりしたこと
でしょうか。
情熱は生きる力の原動力だと思います。
その源が子供時代のまっすぐな心の動き、
その時の感情の動きに今の感度を合わせると、
大人の今もその時の子供心を思い出すことが出来る。
心の生命をいきいきと脈打たせることが出来る。
感じやすい心、大人になっても、
子供のときのような心はずっと持ち続けていていいと
私も思います。
だからこそ、豊かな気持ちで過ごすことが出来るので、
人と共感できるのもその気持ちがあればこそではないかなと
思っています。
そのことを日々豊かな文章から伝えて教えて下さっている
茂木先生と皆さんに感謝です!ありがとうございます。

投稿: | 2009/09/07 0:31:09

茂木健一郎様
繊細で刺激的な想い出をわかちあわせてくださって
ありがとうございます。
女子にだって、vividな想い出はたくさんありますが、
beetleはありませんね。
5才のときの想い出は、ひょっこりひょうたん島に出演
されていたドン・キホーテ様に心を奪われたようで、
幼稚園の先生に、探してほしいと困らせてしまったこと。
どうにか探してくださろうとしたのだけど見つからないと
言われて、おかたづけ箱にもぐりこんで泣いたんだわ。

投稿: Yoshiko.T | 2009/09/06 23:55:23

カブトムシのメスのまんまるさと、うぶ毛みたいのが好きでした☆

投稿: | 2009/09/06 17:08:22

発展途上人さまへ

もったいなくもお優しいお言葉をありがとうございます。
大変恐縮です。

発展途上人さまこそ、感性が豊かで礼儀正しくて素敵な方だと思います。
私は~どちらかとゆーと~ワガママで無神経なんです。
(^^ゞははは
(笑って言うことではないですが)
発展途上人さんの細やかなお気遣いと優しさを見習いたいと思います♪
ありがとうございます♪

投稿: | 2009/09/06 15:26:14

今日はとてもいい風が吹いてます♪

今井の頭公園でのんびり森林浴しています♪生き返ります~\(^_^)/
深呼吸深呼吸♪

5歳の茂木さん、可愛すぎです♪
(^o^;)
カブトムシがほしかったんですね♪
カブトムシ、カッコイいですよね♪
こどもの時ほしいものって、たまらなくほしいですよね♪

私めは6才の時、うさぎがほしくてほしくてオーイオイオイと泣きに泣いて買ってもらいました♪(泣き方変?)
あれがほしくてあばれたNo.1記憶です。
うさぎは母が一生懸命育ててました(笑)(夏休みの宿題の朝顔をうさぎに食べられてしまい困った思い出があります笑)
その後ほしかったものって???
(・_・;)ウーン、何故か思い出せないです(笑)

あ、でもその時にほしかったものを手に入れた後ってこんな感じかぁと妙に悟りました(確か)

それでむやみやたらとほしがらなくなったような気がします???(多分)

手に入れたらストンと熱が下がることってありませんか???
ありますよね~
カブトムシは別ですけど(笑)\(^_^)/

投稿: | 2009/09/06 15:14:59

"I became jealous. Oh,how I wanted
that beetle! The fact Ms Arai was
very popular among us five years olds
gave a further fuel to jealousy.

It is the first memory of envying other
in my life."

かっ、と嫉妬の炎を燃え上がらせた5歳の少年。
そのあとどんな行動に出たのでしょうか。
地団駄踏んだのか、抗議の声をあげたのか、
じっと上目遣いで耐えたのでしょうか。

人生初の記憶に残る嫉妬。
わたしはもっと遅く、小学3年生のとき。
芝や雑草のしげる秋の校庭で、
学芸会で発表する創作ダンスのアイディアを
女子だけで練っていました。

担任の日高先生は30前の男の先生、
椅子を持ち出して、にこにこしながら
喧喧ガクガクの身振りのとりきめを見守っています。
そのとき、京子ちゃんという小柄な女の子が、
ダンスの延長で流れるように日高先生の方へ傾いで行って、
ふわっと蝶のように膝の上に座ったのです。

えっ?
うわっ、と熱くなって、
頭をさかんに振っていました。
ほかの女の子たちがさわいで
先生の膝をうばいあっています。
立ちつくしながら、
そこに座ってみたいけど、
ぜったい座れないだろうなぁと思いました。
そのとおり、日高先生の膝の上からは
永遠に蚊帳の外でした。

男の子のカブトムシ、
女の子の先生の膝の上。
あまりたいしたことと思ってなかったけど
引きずってるなぁ。

投稿: | 2009/09/06 12:53:25

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