« Tristan und Isolde | トップページ | ピット »

2009/08/14

白洲スタイル

白洲信哉著
『白洲スタイル』(飛鳥新社)
が発売されています。

白洲信哉の生活スタイル、美意識は
どのように形成されたか。

白洲次郎さん、白洲正子さん、小林秀雄さんの
エピソードとともに、青年白洲信哉が
次第に自らの道を見つけていく、
その魂の探求の過程が描かれています。

白洲信哉自身の瞠目すべき言葉が散りばめられ
た本書。

鋭さと愛が同居した時に世界は
どれほど清新な顔を見せてくれるか、
改めて認識させられます。

そして、私と白洲信哉の対談も掲載されて
います。

この対談は、当事者が言うのも何ですが、
近来の傑作と言って良いのではないでしょうか。

白洲邸で心尽くしの酒肴でもてなされた、
という状況のなせるわざか、
まったく持って、お互いに言いたいことを
自由闊達に言ってしまっている。

「言い過ぎた!」と少し後悔をしていると
しても、それは青嵐のごときさわやかな
後悔であります。

この本は必読であると考えます。

みなさん、ぜひお読みください。


8月 14, 2009 at 06:24 午後 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 白洲スタイル:

» 「笑う脳」茂木健一郎 トラックバック ユーモア、川柳、名言
 ユーモアは意外性だが、茂木さんはこう書いている。 「難しい問題に取り組んでいる脳細胞は、ある種の臨戦態勢だ。緊張をギリギリまで高めている。ところが、ひらめきを得たその瞬間に、脳内では驚くべき変化が起きる。たった〇.一秒の間に、脳細胞の緊張状態が一斉に解... [続きを読む]

受信: 2009/08/14 21:47:18

» リアリズム トラックバック POPO
いつか化けの皮が剥がれてしまう ごまかしやまやかしは長続きしない わたしたちのこ [続きを読む]

受信: 2009/08/14 23:59:35

» 読書は魂の食事 トラックバック 須磨寺ものがたり
いつも歯に衣着せぬ表現で、 私の気分をよくさせてくれる、曽野綾子さん。 産経新聞に連載中の「透明な歳月の光」で、 なるほどと思える、考え方に触れた。 [続きを読む]

受信: 2009/08/15 7:30:39

» 茂木健一郎×白洲信哉 トラックバック 黒川仁の文具堂ブログ三昧
夕食をはさんで、本屋さんのはしごをした。 ジュンク堂と丸善だ。 平積みになっていた茂木健一郎さんの本と白洲信哉の本が 目につき、パラパラと見てからすぐに購入 良い本かどうかは大体パラパラめくればわかる。 いや、面白くない本かどうかがわかると言った方がよいだろうか。 この二人についてはyoutubeにあった動画や茂木さんのブログで知っていた。 なんだか不思議な友人関係だ。 ちょっとお互いに言いたい放題だけど、尊敬し有っていて気遣いがみられる。 茂木さんが結構兄貴肌なのがよくわかる 自分の中での理想の友... [続きを読む]

受信: 2009/08/29 22:31:01

コメント

茂木健一郎様
この本に出会えたことに
感謝します。
白須信哉さんのように人やものを愛したいと思います。白須次郎さん、白須正子さんを違う角度から知ることも出来ました。

投稿: malilou | 2009/09/21 21:02:13

鉄は熱いうちにと早速本日地方都市の大型ショッピングモール内の書店に行きましたら、8月12日入荷で既に売切れという事でした。すごいですね!

手に入らないと尚更手に入れたくなるタイプの人と、手に入らないものは忘れようとするタイプの人がいますが、自分は後者かもしれません。
鳴かぬなら忘れてしまえホトトギス。

投稿: | 2009/08/15 23:13:01

茂木サン 白洲御一家 とは家族の ように お付き合いされていて

きっと 素敵なエピソードが ちりばめられている本 ですね

楽しみです!

投稿: | 2009/08/15 7:33:38

茂木健一郎さま

ワーグナーのスタイル

クオリア 用いましたら簡単に説明がつきますね。

バイロイトのみで上演を唯一許したパルジファル
それはバイロイト祝祭歌劇場の前のお花からして、全てがワーグナーのクオリア

バイロイト祝祭歌劇場の床板、オーケストラピットの構造、歌劇場の反響、空間、質感

ワーグナーはバイロイト祝祭歌劇場で堪能するのみにパルジファルの輝くクオリアを具現化
それは当時も今も、その輝くクオリアは普遍的

クオリアを用いましたらワーグナーは、とても常識的な普通の感性のお方
バイロイトのみでと指示は誰にでも判りやすく後生にもワーグナーの意志は事実、現代にも

茂木健一郎さま

クオリア 凄いですね。

投稿: | 2009/08/15 3:16:12

茂木健一郎さま

日本時間午前2時過ぎです

茅ヶ崎に向かう途中のコンビニ

クオリアとは

人真似ではないこと

ただ人真似では本質がないですよね。

ワーグナーの輝くクオリアは
追い求める方々のお心に
バイロイトはその極み

投稿: | 2009/08/15 2:17:55

ぜひ拝読したいです。
素敵な対談も拝読したいです。

投稿: | 2009/08/15 0:39:00

(読書の楽しみ)
「白洲スタイル」は先日拝読いたしました(・ω・)/
とても素敵な御著書でした。
今、マレイペライアのひくバッハの「イギリス組曲」を聴いています♪
端正で、でも熱いものも秘めていて、それが抑制された音楽の中から月光のようにきらきらこぼれ落ちる音なのです♪

そう、まるで白洲信哉さんのような文体の音楽だなぁと思いました♪(多分?)
茂木ィ先生も「能の中の文学」や「脳と仮想」の文体が私は大好きです♪

シャープでいてリリシズムがあってなおかつクールな文章が、まるで音楽みたいです♪(その鋭い感性が茂木先生の宝なので、いつまでもなくさないで下さい)
私にとっての読書は作家の音楽を耳を澄まして聴くことなのだと思います。

今日は三浦綾子氏の「千利休とその妻たち」を読み返していました♪
ちょっと少女趣味で甘い所があるけど(←殴っ)さすがでした♪
利休の奥様って能楽師の奥様だったんですね?茶と能も関係がありそうですね?
今全身全霊で真剣に読書に励んでます♪
自由に本が読める今の時間がもの凄く貴重なのです。
読書も「一回性」だと思います。
本も私達同様に生きていると思います♪

投稿: | 2009/08/14 23:24:35

是非、読ませていただきます。

白洲さんと、その一族の方々の美意識、審美眼の鋭さやスタイルには、実に学ぶものが多いように思えます。

一読して、その素晴らしさに触れて、仮令一端でも、学べればと思います。

投稿: 銀鏡反応 | 2009/08/14 20:07:48

コメントを書く