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2009/08/31

文明の星時間 コジマの献身

サンデー毎日連載
茂木健一郎 歴史エッセイ

『文明の星時間』 第79回 コジマの献身

サンデー毎日 2009年9月13日号

http://mainichi.jp/enta/book/sunday/ 

抜粋

 先日、生まれて初めてバイロイト音楽祭に赴いた。
 ドイツのフランンケン地方に位置する人口7万余りの街、バイロイト。毎年夏になると愛好者たちが集まってくる。19世紀に活躍したドイツの作曲家、リヒャルト・ワグナーが自作を理想的な条件で演奏することを目的に始めたバイロイト音楽祭。ワグナー自身によって、1876年に第一回が開かれた。
 その際上演されたのは、ワグナー畢生の大作『ニーベルングの指輪』四部作。長年にわたってワグナーのパトロンだったバイエルン国王、ルートヴィッヒ二世や、ブラジル皇帝も出席した。聴衆の中には、哲学者のフリードリッヒ・ニーチェもいた。
 以来、130年以上にわたって続いてきた音楽祭。バイロイトは、世界のワグナー好きにとっての「聖地」となった。かの地での新しい演出に基づくオペラの上演は、世界的に報道される一つの「事件」となっている。

全文は「サンデー毎日」でお読みください。

本連載をまとめた
『偉人たちの脳 文明の星時間』(毎日新聞社)
好評発売中です。


8月 31, 2009 at 03:46 午後 |

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受信: 2009/09/01 9:21:24

コメント

サンデー毎日読ませて頂きます。

星時間??の意味がわからないのですが、どういう意味でしょうか?><
それとも文明の星時間、偉人たちの脳を読めばわかりますか?

投稿: カオル | 2009/09/01 11:33:18

茂木さん、初めまして

ワグナーが作曲した「ワルキューレの騎行」は大好きです。
人生の中で定期的に耳に入る曲だからかも知れませんが(笑)

あと、答えて頂ければで良ろしいのですが、本の読み方に
ついての質問です。
僕は、黙読をする時どうしても頭の中で声を出して読んで
しまいます。もしかしたら、音読をしている状態に似た読
み方をしてるのかもしれません。声は出さないけど、声帯
が声を出している時と同じ動きをしているというような感
じでしょうか。

自分だけではないのかと心配しています。ヤフー知恵袋で
質問してみると、いろんな人がいるようなのですが……。

茂木さんは黙読をする時、いちいち頭の中で音読のような
ことをせず、字を見ただけで形や単語の組み合わせなどか
ら想像して読んでいるのですか?

最近は選挙でにぎわっていますが、茂木さんのような脳科
学などの研究職の人の意見は特に面白いですね。
これからも応援しています。

投稿: ディープ | 2009/09/01 3:35:53

わたしは脳神経内科学に非常に興味をもっており、この度医学部を受験します。
脳神経のことについて勉強したいと思っているので、神経内科学の研究室がある大学ではなく、脳神経内科学の研究室がある大学をあえて選びました。

脳神経内科学の研究室があるからこの大学を受験した、というようなことを面接では言おうと思っているのですが、じつは、神経内科学と脳神経内科学の違いがよく分かっていません。

神経内科学と脳神経内科学の違いを教えてください。
よろしくお願いします。

投稿: 仲達 | 2009/09/01 1:23:12

コジマ・ワグナーさんは、魂が繋がることができる
人だったのではないかなと思います。

きっと何の話しをしても、黙って歩くだけでも楽しい。

炉辺荘の「ブライスの小母さんなら(自分が話すことを)
きっとわかってくれるわ」と、
(いつもおばあさんが作る
冷えた「ディットー」ばかり食べていた)
牧師館の子供たちが信頼したように、
リヒャルト・ワグナー氏の魂を理解して、伸びやかに
響きあうことができた「soul mate」でもあったのだと
思います。私の想像です。

「soul mate」であること。
魂のところで分かり合える友達。
腹心の友。
きっと、コジマさんとリヒャルトさんも
周りの人が聞いても、何を楽しそうに話しているのか
さっぱり?解らないと思うような自由な魂の
会話が出来たのかな?
魂で呼び合ったのかな?
解らないから、想像です。

投稿: 発展途上人 | 2009/08/31 22:38:18

以前この日記で、バイロイトでのエピソードを紹介されたことを思い出す。

『指環』をはじめ、チャンスがあれば、ヴァーグナーの楽劇の1つだにでも全幕通して観たいと思う。

先日、YouTubeで『ジークフリート牧歌』を視聴した。たしかヴァーグナーとコジマとの間に生まれた長男、ジークフリートの誕生日を祝って書かれたものと聞いている(記憶違いであれば、ごめんなさい)。

子供に英雄の名前をつけるなんて、ヴァーグナーにとってはこの英雄は本当に思い入れの深い存在なのだなぁ。

第一回の『指環』以来、彼の作品がバイロイトという『聖地』で演奏されるのも、コジマの彼への、深い愛の献身が最初にあったからなのかも知れないと、このコメントを書きつつ思った。

投稿: 銀鏡反応 | 2009/08/31 21:07:11

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