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2009/08/15

Eternal solitude

Eternal solitude

15th August 2009

The Qualia Journal

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8月 15, 2009 at 04:48 午後 |

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コメント

今日も辞書をひきひき拝読いたしました♪(・ω・)/
本当に理解できたかは不明です。

「トリスタンとイゾルデ」って、「ロミオとジュリエット」の原型になったロマンチックな愛の物語とゆー認識でしたが、今回の解釈は違ったみたいですね???
「そして感動的なアンド(私達?)という言葉によってぴったりとひとつになっていた「愛」そのものが、永遠の孤独の大海に解き放たれて、とこしえに失われる…」(←間違っていたら申し訳ありません)
まるで脳の個別化の命題みたいですね?
確かに心中するとその後を二人がひとつになって永遠の愛に生きるかのような幻想がありますが、心中して永遠に一緒かどうかは誰にも分からないのであります。
「源氏物語」でも紫の上は源氏によって死ぬまで苦しめられるわけですし。

でも私はフランクルの著作の「夜と霧」の中で、フランクルが引き離された最愛の妻の魂と交流する箇所があり、その「時間」は永遠に失われないと信じています。時間は「失われる時間」と「保存される時間」があると思います。
今年のトリスタンとイゾルデは
「あやまちて海に落としし珠(たま)にかもにて美しき幻となる君が瞳は」窪田空穂
の世界だったのでせうか??

投稿: 眠り猫2 | 2009/08/16 0:56:27

先日の菊川怜さんのお名前の字が、玲と、
間違っていました。
訂正してお詫びします。
失礼してしまい、申し訳ありませんでした。

それから、大切なバイロイト音楽祭の会場名を
国立劇場と、間違えていました。
バイロイト祝祭歌劇場なのに、失礼しました。
訂正してお詫びします。
検索して勉強しました。
不勉強で、申し訳ありませんでした。


永遠の孤独

トリスタンとイゾルデの上演は、
ピーター・シュナイダーによって指揮されて、
クリストフ・マルターラーによって演出された
(バイロイト音楽祭、2009年8月13日)、
とても強烈な、そして刺すような痛みを、後味に残した。

初めのうちは、1幕と2幕の間ずっと、
マルターラーの意図は、この観察者に明らかではなかった。
歌手たちは全体的に高水準で、とても無表情を保った。
第1幕の終わりに、たとえば、マルケ王の接近を感知すること
4人(トリスタン、イゾルデ、ブランゲーネ、および
クルヴェナル)で、幾何学的に椅子を並べる中で、
彼ら自身を落ち着かせようと努める。

不自然なそして制限された態度をふるまう皆が、
(隠れた)重要な意味を持つ、そして感動的な意義を持つ
尊い姿に変容させる、
例えば、第3幕の終わりには、最後の言葉を歌ったあとに
お互いに割り当てる、初めにクルヴェナル、それからマルケ、
そして最後にブランゲーネが、世界から顔を背ける。
直立の姿勢で立ち、壁に立ち向かう。

イゾルデは彼女自身、その美しいイゾルデの愛の死を
歌ったあと、トリスタンがずっと横たわっていたベッドに
ひとり、とうとうベッドに横たわり、彼女の身体と顔を
白い布で覆い隠した。

そこでオペラは終わった、
たとえ死んでいようともしくは生きていようとも、
他の人々から隔たった、人々の要約された
それぞれの孤立とともに。
そしてそれは、痛切な言葉“und”によって
くっつけられて離れない、永遠の孤独の海の中に、
解放された存在そして永遠に失った、愛そのもの。

お写真:画像はマルターラー演出のトリスタンとイゾルデ、
ワーグナー.netより


とても難しかったです。
どんなお気持ちだったのだろうと、
何をお書きになったのだろうと、
理解するためには辞書を引くしかなかったです。
おかしな訳で、失礼になったら申し訳ありません。
辞書にない言葉は、検索して調べました。

物語のあらすじやもとになったお話も
拝読しました。
強い切ない痛みがきりきり残って響いているのでしょうか。

バイロイトのその席に座り続けて、全身で音を歌声を
感じてそこに包まれてこそ感じ取れるクオリアは、
言葉に尽くせない痛いほど美しいものなのでしょう。

投稿: 発展途上人 | 2009/08/15 23:12:25

トリスタンとイゾルデの舞台についてお話してくださり
ありがとうございます。愛のあるところは、かねてから
深海のような音のないようなところ、そこには言葉もなく
音も無く語り合えるところだと思っていましたので、
とてもほっとした思いにさせてくださいました。
ワーグナーの魅力にほろりとしています。
そこで語り合えるかたがたというのはどんな方々でしょう。
リヒャルト&コジマ・ワーグナー樣方はそこにいらっしゃるの
でしょうね。

投稿: Yoshiko.T | 2009/08/15 17:26:25

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