« Criticism in action | トップページ | Sentimental value »

2009/07/20

天守台

高松へ。

龍谷大学の370周年を記念する
講演会でお話させていただく。

玉藻公園を歩く。

海水を掘り割りに取り入れた
水城。

鯛が泳ぐ。エサをやると、
パタパタパタと勢いのある
音がする。

昔の殿様も、この音を聴いたのだろうか。

玉藻公園の、堀を越えて懸かる
渡り廊下の風情が好きだ。

廊下は、やがて天守台へとつながる。

今は、天守閣はなく、土台の補修工事が
進む。
明治の瓦解で失った風景と美意識。

天守台の上にあるべき優美な城の
姿が復活することはあるのだろうか。

もし実現できれば、
貨幣価値では換算できないくらいの
かけがえのない伝承となるはずだ。

夕暮れの空港。

光と影の様子が、魔法を現出している
ように感じられた。


7月 20, 2009 at 08:49 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 天守台:

» 月夜の蟹 トラックバック 銀鏡反応 パンドラの函
久しぶりに拙詩をしたためてみました。 [続きを読む]

受信: 2009/07/20 12:24:15

» [RSSreader]【New!】情報ハックツールとしてのRSSリーダー トラックバック The New Think Create - 無料情報ハックで充実生活を
■RSSリーダーとはどういうものなのか。  それは情報ハックとしてどうなのか。  考えてみました。 ■RSSリーダー(フィードリーダーとも言いますが)  この名前を聞いたことのない人もいるかもしれませんので、  まずこの語彙からみてみましょう。 まずはおなじみ... [続きを読む]

受信: 2009/07/20 12:25:17

» トラックバック POPO
どんなに巨石を組み上げて 難攻不落の城を築いても 堀を埋められてしまってはおしま [続きを読む]

受信: 2009/07/20 16:21:37

コメント

こんばんは。幸運にも先日の茂木さんの高松での講演を拝聴させてもらいました。印象に残ったのは「無記」の話でした。決め付けない、融通無碍の状態が結構大事だったりするんですね。今の時代は、コンプライアンスやら、訴訟社会やらで速攻で白黒つけていくような風潮がある気がしますので、こういった、柔らかな融通さを大事にしていきたいと思います。茂木さんは、人が好きで、人との関わりを大事にされている、チャーミングな(?)方だなあ、と感じました。お忙しい毎日だと思いますが、どうぞお体にお気をつけて。楽しい講演、ありがとうございました。

投稿: くり | 2009/07/24 0:46:06

【夕暮れの空港。

光と影の様子が、魔法を現出している
ように感じられた。】

とてもきれいな魂に染み入るような夕暮れの景色ですね。
しばし眺めていたくなる景色です。
このお写真から思い出す場面がありました。

ジム船長が初めてブライス家を訪ねて、灯台に帰る前の
場面です。お話がそれてすみません。

【フォア・ウィンズ港は夢と魅惑と魔術になろうとしていた
──略奪をほしいままにする暴風など一つもおこらぬ
魔法をかけられた港であった。

・・・「夜というものはたいてい美しいものですわい」と、
ジム船長が言った。
「然し、月光を浴びたフォア・ウィンズ港を見ると、
わしは天国にどんなものが残ってるのかと思いますね。
月はわしの親友ですよ。ブライスの奥さん。物心ついて
以来、月が好きですわい。わしが八歳の小さな子供の頃、
或る夕方、庭で眠ってしまって、だれもそれに気がつかない
ことがありました。夜になってわしは一人で眼を覚まし、
死ぬほどおびえましたよ。影や奇妙な物音がみちているしね!
わしは身動きもしませなんだ。かわいそうに小さく
うずくまって震えているだけでしたよ。世界中に自分よか
ほかにだれもいないかに思われ、しかも世界がどえらく大きく
思われたですよ。その中ふいにわしはりんごの木の枝の間
からまるで昔友達のようにわしを見おろしている月を
見ました。わしは忽ち元気が出ました。立ち上がると、月を
見ながら獅子のように勇ましく家のほうへと歩いて行った
ですよ。・・・(『アンの夢の家』モンゴメリ作、
村岡花子訳 新潮文庫より)】

投稿: 発展途上人 | 2009/07/21 22:07:43

高松在住の茂木さんファンです。まさか、あのホールで講演なさっていたとは、存じませんでした、行けなくて、ほんとに残念です。以前、あそこで少し働いていましたが、玉藻城跡の上に建てられてるので、とても複雑な構造になっており、地下には古跡があって、見学される方もおられます。その場所はほんとにお殿様の声が聞こえそうな場所ですが。。。自然が創り出す魔法のような風景が明日への活力となりますねぇ。そして、常にそのようなことを感じていられる人でありたいものです。

投稿: erii | 2009/07/21 3:39:24

こんにちは

鯛が泳ぐお堀は有名ですね、愛媛県の今治城のお堀も海水なのですが、他の魚は泳いでいるのですが、鯛は泳いでいません。鯛が泳ぐようになってほしいです。(^^)

投稿: 鯛のクオリアby片上泰助(^^) | 2009/07/21 1:51:01

茂木健一郎さま

今晩も髪型も恰好よい、全てが恰好よい半井小絵さんの気象解説を拝見、週末の東京周辺、曇りとの現段階

お堀に鯛 あれでしようか図式的には徳島城跡のお堀と同じ稚魚の段階で取水口から海水とともに入り成魚に成長、排水口からは逆に成魚の大きさでは出られなく、お堀にそのまま

ゴールデンウイークの時も徳島城跡に参りお堀の黒鯛を見てでした。

徳島空港から徳島市内には三車線の道路などで
まるで高速道路なんです
阿南市橘町への場合
昨年までの段階では工事中でした区間も開通してまして、短い区間でも開通は嬉しくでした。

でも今年のゴールデンウイークは阿南市橘町、一年前の印象と違い波止場が釣りの雰囲気ではなく釣り人が閑散、もしくは運動公園の場合釣り人はいなく

そこで小松島港の小松島一文字沖堤防で釣りと書くと恰好よいですけど
ただ単に小松島港出船の永井渡船さんで一人では沖磯は危ない!小松島一文字沖堤防で釣りをとの
永井渡船さんに初めての日
クーラーボックスを持ちで乗せるのに少々
皆さんは一度で両手などで。その渡船により乗り方のスタイルがあるので
実は、まだ私がクーラーボックスを乗せるなどしている際に永井渡船さんの船長さん動かして、
あれです岸壁と船を、もし跨いでいたら落水でした。渡船に乗る際は跨いではダメと釣具屋さんの相模屋さんで、かなり以前に聞いていました、跨いで荷物など載せていたら船がもし動いたら落水と
次の日からは活かしバッカンという海水を注入し釣り上げたお魚は活魚として入れておくバッカンにしてクーラーボックスは車の中に

不思議なもの
数日、永井渡船さんに乗船ですと、口数が逆に少なくなり
私、一言でした
赤灯の方に!

永井渡船さんの船長さんも、降りやすいところに着ける!

数日連続乗船は少し常連さん気分でした。
私は
徳島の永井渡船さんの船長さん、そして神奈川県は茅ヶ崎の渡船予約、磯屋さんの親方さんのお陰で楽しくお魚釣りです

安全第一ですからお魚釣りも。

投稿: TOKYO / HIDEKI | 2009/07/21 0:05:24

こんばんは 茂木サン 。
高松のお城跡の石垣 お掘りからも 当時のご苦労が感じられます 。
その時代と 変わらぬ 水の流れや 水面の光り輝く 時間の流れ に触れられ、 よかったですね。
また 夕暮れと 夜の境の雲 と 時間 画像も素敵です。
私は、 やはり夜景 が 好きです。温かさときらびやさが 灯の下の 家族の 幸せを 感じられます。
長旅 お疲れ様です。

投稿: サラリン | 2009/07/20 23:49:48

夕暮れ、とても綺麗ですね!

今は失われてしまっている本来の姿。お金があるなしではなく、いいものは、いい。こういった物が後世へ受け継がれていくものなのでしょう。なぜ、もっと早く気づけなかったか。最近は、ふっと考える時間があると、これを考えます。

そして…そういう素晴らしい本来の姿へ。向かいたいと(*^_^*)

こちらのコメントを書きながら、コブクロさんの新曲のSTAYが私の頭を巡っています(o^∀^o)

投稿: 奏。 | 2009/07/20 22:24:51

昨日は 茂木さんの講演を聞きたくて、遠路奈良から高松まで。片道4時間、帰路は渋滞に巻き込まれ6時間30分かかっての参加でしたが行った甲斐がありました。脳には無限の可能性があること。楽天的に生きる重要性、ボーッとしている時間が大事なこと、女とおばさんの違いなどとても参考になりました。(女目指します(笑))「人は死ぬから生きられる」「化粧する脳」読んでみたいと思います。

投稿: やまとなでしこ | 2009/07/20 19:28:12

↓追伸
今思い出しましたが、自由とは何かのお題?について。
エーリッヒフロムの 「自由からの逃走」も本質的な本だったと思います。
ご報告まで~
何度も失礼しましたm(u_u)m

投稿: 眠り猫2 | 2009/07/20 18:02:39

茂木先生、天守台は高松城の天守台でしょうか? (・ω・)/
高松城といえば「秀吉の水攻め」が有名ですよね。
確か高松城で睨みあってる時に、本能寺の変の急報が秀吉の元に届いたのだと思います。(密使が届ける陣営を間違えたらしいですが…ちょっとおかしい…真実だとしたら秀吉さんにはまさにセレンディピティですが…)
高松城主、清水宗治が自分の命と引き換えに家臣を助けた逸話を思い出しました。(津本陽氏の「夢のまた夢」で読みました♪)
「城に歴史あり」ですよね
空港のお写真とても綺麗です♪

投稿: 眠り猫2 | 2009/07/20 15:37:33

茂木健一郎様

玉藻公園、美しいところですね。

>昔の殿様も、この音を聴いたのだろうか。

聴かれていたことでしょう。
今ではどなたでも入園できる公園となり
平和なことです。

天守閣復興を平成22年着工予定されているとのこと
優美な姿を拝見できるようでありたいですね。

投稿: Yoshiko.T | 2009/07/20 15:11:09

高松での茂木さんの講演を拝聴した者です。
私事ですが、数年前に”うつ”の状態になっておりまして(今は回復して通常の生活を送っています。)、当時今まで見もしなかった”水戸黄門”をひたすら見ていました。今回、ドーパミンの分泌を上昇させる一例として水戸黄門の話を茂木さんからお聞きして、無意識?のうちにうつを改善する行動を自身がとっていたことに気づかされて、とても感銘というか驚きを隠せませんでした。

ヒトって某かダメージを受けるようなことがあっても、それを上向きにもっていくシステムを兼ね備えていることを知った瞬間でした。

貴重なご講演ありがとうございました。

投稿: うどんの国から | 2009/07/20 11:35:59

茂木健一郎さま

徳島城跡のお堀にも

徳島の場合は黒鯛、つまりチヌがお堀を泳いでいます。

それだけ水が貴重の意識からでしようか?
海水でまかなう意味は四国の水の事情から?と、ふと。

投稿: TOKYO / HIDEKI | 2009/07/20 11:20:53

玉藻公園の周辺を、高松滞在の度に散歩してます。私も天守閣が復元されたらどんなに素晴らしいだろう、と思います。高松は、海や豊かな緑と商業や住居地域が、バランスのとれている魅力的な都市のひとつだと、私は仕事で訪れる度に思います。
昨日の便では、館山上空から羽田に方向を変えたあたりから、夕焼けが素晴らしく幻想的でした。羽田に着陸した直後、夕暮れ時の虹が現れ始めたのです。まだ青色が残る上空にしっかりと虹がかかっていっていき、そして、すこしずつ薄らいでいく様子は、茂木さんがおっしゃるように“魔法”の様でした。

お疲れのところ空港では、握手を快く受けてくださいまして、本当にありがとうございました。

投稿: 山崎詩奈子 | 2009/07/20 9:26:32

茂木さん、Hello♪(^-^)高松に行ってたのですね♪お疲れ様です♪ところで、茂木さん♪うなぎ食べましたか?♪(^3^)それでは茂木さん、また今度です。

投稿: 水饅頭 | 2009/07/20 9:24:10

おはよう御座います。

水を湛えた掘割だけの城のあとということで、瀧廉太郎の「荒城の月」のメロディーが頭の中で、静かに鳴り出しました。

明治時代に古城は壊されたけれど、長い時を経て、蘇って欲しいと思う。

新しいものをドンドン作り、古いものを壊していく時代は、終わったのではないかと思う。

何処の国でも、地方でも、古いものでも素晴らしいものは、きっと残していくほうがいい。そのほうが、みんなの頭に眼に見える歴史としてずっと残っていく。

そして、その土地の誇りとして、人々の胸に残っていくはずだ。

投稿: 銀鏡反応 | 2009/07/20 9:05:10

殿様もきっと茂木さんのように楽しんでらっしゃいましたよ♫✧
夕暮れが素敵ですね☆⋆✦✯♪

投稿: 光嶋夏輝 | 2009/07/20 9:03:14

コメントを書く