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2009/05/05

クエの魂に献杯す

PHP研究所。

 木南勇二さん、ちびっこギャング。
本の取材。

 横田紀彦さん合流。

 東京国際フォーラム。

 ラ・フォル・ジュルネ。

 鈴木雅明さん指揮、
バッハ・コレギウム・ジャパンで、
J.S.バッハ:カンタータ「イエスよ、わが魂を」BWV78
J.S.バッハ:カンタータ「喜べ、贖(あがな)われし群れよ」
を聞く。

 桑原晃弥さん、吉田宏さんが
合流し、アインシュタインについて
お話しする。

 会場を歩いていると、
文藝春秋の大川繁樹さんがいらした。

 先日ドイツの旅をご一緒した
音楽評論家の加藤浩子さんの姿も。

 加藤さんには、鈴木雅明さんとの
共著『バッハからの贈りもの』
がある。

東京フォーラム内の
 NHKFM、
「今日は一日“ラ・フォル・ジュルネ”三昧」の
特設スタジオにお邪魔し、バッハの
お話をする。

私の前は、ギタリストの村治佳織さん
だった。

 鈴木雅明さんと対談。
 バッハのこと。
 音楽のこと。

PHP新書
『音楽の捧げもの』 ールターからバッハへー
はラ・フォル・ジュルネのオフィシャル・
ブックであり、会場で買って下さった
方の中から、抽選で50名の方に
サインをさせていただく。

ほっと一息。木南さんが行きつけの
土佐料理の店で、「クエ鍋」をいただく。

クエは、九州ではアラという。

白身で、ぷりぷりとしていて、美味である。

さてさて、このアラは、卵からかえって、
稚魚として太洋を動き回り、
岩礁に潜み、次第に大きくなり、
やがてあわれ漁師の網にかかり、
まな板の上のアラとなり、
私めの目の前に運ばれてきたのであります。

出会いの不思議さよ。地球は、
生きものを育み、我らが命を支える。

大都会の中に潜んでいても、荒海深き
場所の生きものにつながる。

これが文明というものか。

一日の終わりに、高層ビルの
中の暗がりで、クエの魂に献杯す。

5月 5, 2009 at 08:48 午前 |

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コメント

はじめて茂木さんのブログ拝見しました。もっと堅苦しいブログかと思っていましたが、あんまり堅苦しくないので少しほっとしています。これからもブログ楽しみにしています。

投稿: | 2009/05/15 9:16:09

アインシュタインについて語られたのですね。そこでアインシュタインに反応しました。最近 アスペルガーという言葉をよく聞きます。とある講演会に行った時、あの人はアスペルガーだ、この人もアスペルガーだ、と過去生きておられたかたや、著名人を名指しで言われてて、びっくりしました。会ったこともないかたのことを、また、既に地球におられないかたの名前が、続々と出てくる講演会でした。アインシュタインも、今で言うアスペルガーだったのではないかと、先生は言われました。また、学生の時のことを思い出してみてください、変わった人がいましたよね。その人が今で言うアスペルガーです、と。周りはみんな、うんうん、とうなずいている中、理解ができませんでした。なんだか、あの人もこの人も変わった人はみんな病気、みたいに後ろ指さして人を見てるみたいに感じました。茂木さんは、どんかお話をされたのかなあ、と日記を見て、ふと思いました。

投稿: | 2009/05/09 4:59:02

出会いの不思議、命の不思議、ドキドキします!!

投稿: | 2009/05/06 17:09:15

こんにちは

ファンタグレープ..
なつかしいです。

小さなころ、家では駄菓子やジュースを
ほとんど食べさせてもらえなかったんですが、
どこかからもらうことがあったのか、
ときおり350位の、太っちょ缶のファンタグレープが
ダースで置いてあることがあり、
とてもうれしかったのを思い出しました。

炭酸はびりびりして
ごくごく飲めないのですが、
甘くておいしかった..

オレンジも飲んだと思いますが、あったのはなぜかグレープばかりだった気がします。

なつかしくなりました。


あわれ漁師の網に・・

クエの人生が浮かんでくるようでした。 魚生

でも..
美味しいのですか。
いちどたべてみたいです。

博士は連休もずっとお忙しいのでしょうか。

たまには雨もいいものですね

投稿: | 2009/05/06 14:15:23

茂木さん
おはようございます(^-^)

茂木さんの、非常に繊細な視野と、とてつもなく広い視界。その絶妙なバランスに芸術を感じます。現実にちゃんといらっしゃるのに、いつも風に任せて歌ってるような感じ。

訳分かんなくてごめんなさい(苦笑)

茂木さんの好きなとこ、またひとつ発見したので、嬉しくなりました。

今日も素敵な日でありますように。。

投稿: 天音らん | 2009/05/06 1:20:16

最後の7行。
美しい詩ですね。
いろんな思いが、こめられています。
そう勝手に、感じさせていただきました。

投稿: mori夫 | 2009/05/06 1:16:03

こんにちは

朝、茂木さんのブログを見て、「クエも大変だな。」と、思った。

夕方、母親が、パック寿司を買ってきた。

よく考えると・・・、地中海産のマグロ、ベーリング海産のイクラ、ニュージーランド産のサケ、インド洋産のイカ、東南アジア産のエビ、アメリカ産の飼料で飼われたニワトリの卵焼き・・・。


「うぉぉぉ!!。パ、パック寿司は、文明のタイフィーンだ!!!」


私は、お茶で一息して、今日のクオリア日記を思い出しながら、文明のタイフィーンを食べた・・・。(^^)


投稿: | 2009/05/06 1:11:30

 今晩は。『プロフェッショナルたちの脳活用法』拝読しました。
 貴重な生きるためのヒントが沢山詰まっていて、また放送された時の
感動も甦りました。プロの方々の、実感の中からの貴重な言葉と、
茂木先生のその確かな確認と保証の言葉と、生きた言葉の安全基地が
詰まった本だと感じました。ありがとうございます。
 保証のお話の中に、音楽のお話もアインシュタインのお話も
出てきました。実感からの保証の言葉も心強かったです。 
 
 憧れの先輩を持つこと。ミラーニューロンのお話。
 生きた周りの方の他にも、この番組や本の中にも、
憧れの見習いたい生き方を見つけることが出来て、ものごとに
向かう姿勢とかお手本になる。
 
 自分の好きな自分、目指したい自分を持って、目指す自分を
(もっと頑張れば良かったとか)がっかりさせないよう
嘘をつかないで、それに向かって諦めないで頑張ってみる。
 手探りの自分に大きなヒントを頂きました。

 先日先輩から、雑談の中で、今の仕事を目指すきっかけを
お聞きしました。
 事故に遭われ重症を負って、入院中固定されて天井しか見えなかった
時、
天井の金属の梁のような細いものに映る狭い世界だけが全てだった時、
「バスが来たなぁ、何人乗った、何人降りた、
あぁ今から仕事かな、学校かな、と毎日眺めて思っていた」
「自分にはこの先何も出来ないと思って、窓から飛び降りたいと
思った時もあったが、身体が自分で動かせずに
その窓にしがみつく事さえ出来ず、苦しかった」
「障害が残ったが、自分で動けるようになって退院出来てから、
この気持ちが解る自分が、その気持ちを抱えた方を助ける
仕事をしたいと思うようになった」

 その先輩は、途中から不本意ながら障害を持った悔しさを、
自己の中に受け入れるのは大変なこと、受け入れられない方の
サポートに当たった時の難しさも体験されていて、
それを今の仕事にも生かされています。
 老いて今まで自分で出来ていた事が出来なくなっていく悔しさ。
それを自分で認めて受け入れる難しさや、ずっとある自尊心の事も。

 私が疲労困憊してぎりぎりだった苦しい時期のことは
話していませんが、先輩は同じ子供を持ち育てた母親の先輩としても、
尊敬できる方だと感じます。人生の先輩として、学びたいと思います。

 出会いの不思議さ。人も魚も自然の恵みも。
 大切な考える機会を頂けたことにも。有り難く感謝します。

投稿: | 2009/05/05 23:57:32

クエ鍋ですか、本当に美味しそう、頂いてみたいです~!〇

投稿: | 2009/05/05 23:11:03

茂木健一郎さま

小絵さんの気象解説
明日の四国も雨との

明日の徳島発
12時30分にて東京に帰ります。

本日の観光

鳴門にあります金毘羅さんに参った後

徳島市内で開催されています、シーラカンス展を拝見に参りました。

漠然と今まで、シーラカンスはシーラカンス、と
しかし
シーラカンスは種類多いんですね、ただ現在、生息しているのは二種類らしいです

そして名前
シーラカンス

シーラ カンサス

という属名から由来しているみたいです。

世界初公開の世界最大
シーラカンス頭部のみ出土し、あとは複製で完成されている骨格も凄い

そして
シーラカンス展

入場料が一般200円
助かりました。

徳島県立博物館で
6月14日まで開催されてます。

入口受付にて
図鑑
シーラカンスとブラジル産魚類化石
販売されてます
1600円にて

私は入場料が1800円でも拝見したいと思い

帰りに受付にて図鑑も購入しました私は。

クエとは実際は、かなり違いも今回、よく分かりました。

本当
精神修行としては充実の徳島です。

投稿: | 2009/05/05 22:29:25

茂木さん、昨日はラ・フォル・ジュルネで素敵な音楽をたぁくさん堪能されましたか?(^-^)
いつもお忙しそうなので、素敵な音楽に触れ合う一時を持てたら良かったなぁって(*^_^*)

私は…これらのコンサートの様子がテレビで放送されるのを楽しみにしてます☆
GWも残すところあと僅か。今年は、何かしら用事があり、パタパタと出かけた休みとなりました(^^)

投稿: | 2009/05/05 20:45:24

どれほど進んだ文明の中に生きていても、所詮、大自然の恵みを受けずして、命を養い、つなぐことはできない、現代人類という私達。

牛、豚、鶏、魚、野菜、果物、山菜、穀物、香辛料…。

我々に捕まえられ、飼いならされ、または採取・栽培され、挙句我々の食卓に並ぶ運命になった海の幸、山の幸たちの命に感謝を捧げなくてはいけないですね。


ラ・フォル・ジュルネ特設会場での対談、お疲れ様でした!お二人のトーク、聴きに生きたかったのですが、生憎姪や甥が遊びに来ていたので…。

昔は、食事の際、家族全員、必ず手を合わせて『いただきます』と言っていたのをよく見かけたものだ。

それは、やはり、私達に食卓の恵を分け与えた、自然への感謝につながっていたはずだった・・・。

文明と自然は、そのへんで昔から繋がっていて、バランスをとって共存してきたのに、最近は文明の方が、パワーが強くなりすぎて、自然とのバランスが崩れがち。

これからは、あまり文明が、しゃしゃり出過ぎないようにしなくてはならないですね。

これからも豊かでありつづけて欲しい自然から、食のめぐみをお裾分けしてもらう為にも。

投稿: 銀鏡反応 | 2009/05/05 19:30:30

茂木健一郎様

東京国際フォーラムのようなものが国内にもひろがればと
願ってしまいます。首都のエネルギーを感じさせて
くださりありがとうございます。

茂木教授のエネルギッシュでパワーあふれる日々に
驚愕しております。

プリンシプル
気持ちが引き締まる思いです。
生命をいかに生かすかを考えさせていただいています。

投稿: Yoshiko.T | 2009/05/05 17:31:45

茂木健一郎さま

讃岐の金毘羅さんと違い
鳴門の金毘羅さんは静寂の中に

ちなみに列車で徳島からは教会前駅の次が金毘羅前駅です。

今、徳島にまた戻る列車
クエ
微妙、クエにパッと見、似ている徳島では現在
シーラカンス展が開催されてます

瀬戸内寂聴さまの
『場所』展も開催されてます

私は漠然と、また徳島に戻りつつ
そんなことを考えながら
風が少し強くなってきました
列車が停止しドアが開き、気がつき、です。

池谷駅の現在が、すでに過去になっていく、実感ですが

過去の化石と称されたシーラカンス
今も地球の上で生息している事実も同時に。

投稿: | 2009/05/05 11:06:39

茂木さんおはようございます!
すっかりご無沙汰しております。
GWで実家に帰っています。
ネットにつなげられず、やっとこさ妹の見送りの空港にて
アクセスできました!
ラ・フォル・ジュルネ大盛況ですね!

私も天草にて海の生き物の命にたくさんふれ合いました。
感謝することもいっぱいあり、後悔反省たくさん振り返らねばならぬ事がたくさんあります。
とにかく7日に東京に戻るのでそれから日記も全部読みたいです。

茂木さんの日記読めてすっごく良かった!
なんだか安心しました!
今日も笑顔!

投稿: | 2009/05/05 10:08:41

茂木ィ先生、オハヨーございます(・ω・)/
なんだか美味しそうなものを召し上がっていたんですねぇ
昨晩は、ミシェルコルボ指揮のバッハ「ロ短調ミサ曲」聴いてきました♪
二階で聴いたのですが、白百合のように美しい音色が立ち昇ってきて、天上の調べに満たされました。
生で声楽聴くの久しぶりだったのですが、なんていうのか女性の二重唱なんて宗教曲というよりは清澄な官能性を感じました。
ボッティチェリのビーナスのような美しさと言えばいいのでしょうか。
バッハって「愛」そのものですね。「愛」を結晶化するとバッハになるのだと思います。
コルボ様の指揮も気迫でした!コルボ様のファンになっちゃいました(>_<)
リヒターとはまた違う春風のような優しさがあります。さすが世界のコルボ!って唸りました。
鈴木雅明氏のバッハも聴きに行きたいです。
そゆえばバッハってルター派プロテスタントだったと思いますが、ミサ曲ってカトリックのものだったはず?バッハは制約や形式を超えて「自由」だったのでしょうか?
茂木ィ先生はどう思われますか?
私も茂木さんと似た色があるといいな♪
ではでは今日も良き1日になりますように

投稿: | 2009/05/05 9:30:14

パソコンが壊れそうです。
コメントの送信がうまくいきません。
前日二度になってしまいごめんなさい。

クエは島に住んでいてもなかなか口に入らない
高級魚だったなぁ。
うちの家族はクロダイを好んで食べていました。
わたしはサバかトビウオで
おまえは安上がりでいい、
どんどんクエと言われて健やかに育ちました。
「出会いの不思議さよ。地球は、
生きものを育み、我らが命を支える」
ふかく合掌して食を終えるくせは
いつついたのかしらん。
食された生きものとの対話は
生きることの背中を押してくれます。

投稿: | 2009/05/05 9:25:23

茂木健一郎さま

お魚

釣りもあります

漁師さんとは、違いますが

何気に本気です

スキーも好きですが
私は釣りも好き。

投稿: | 2009/05/05 9:00:30

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