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2009/04/28

良い面構え

 東京へ戻る。

 竹内一郎さんと対談。

 かずきれいこさんと対談。

 ソニーコンピュータサイエンス研究所

 一年間の研究を振り返るレビュートーク。

 関根崇泰、田辺史子、箆伊智充、星野英一と
言葉を交わす。

 箆伊がてらてらと笑いながら机に
向かっていた。

 「よう、どうだ?」

 「いろいろやっていますよ。」

 「SfNだすんだろ?」

 「今、考え中です。」

 表面はそのように受け流しながら、
実は「いろいろとやっている」のが
箆伊流。 

 田谷文彦と歩きながら話す。

 「あのさ、今朝、竹内一郎さんと
話した時にそのことが出たんだけれどさ」

 「ええ」

 「男はさ、苦労をすればするほど、
人生の激動を経験すればするほどいい
顔になるんだよ。開高健とか、岡本太郎とか、
勝新太郎とかさ。」

 「そうですね。」

 「だからさ、田谷、苦労はした方がいいん
だよ。」

 良い面構えになる条件は、さまざまな
困難にもめげずに、自分の意志を貫く
強さであろう。

 丸の内オアゾの丸善にて、
『音楽の捧げもの』 の刊行記念講演会。

 天才というものを、私たちは個人の
努力に帰するように考えがちだが、
実際は二度と繰り返さない時代の
状況の果実であるということが多い。

 なぜ、日本にはバッハのような人が
出ないのかと問うのはナンセンスである。

 バッハが生まれた歴史状況は、
ドイツにおいても、もう戻ってこない。

 私たちは、自分の置かれた状況の
中で、さまざまを引き受けて生きて
いくしかない。平成の日本には、
「今、ここ」にしかない歴史の
「一回性」があるはずだ。

4月 28, 2009 at 07:13 午前 |

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» たましいの回生(5) トラックバック 「云・宿る・志」のたましいが語る“ こもれ火物語”
何かがうまくいっていないと感じられる今の日本。 例えば、政治経済だとか、 建築基準法だとか、保険制度の管理だとか、 食の信頼性だとか、安全管理だとか、 医療の現場だとか、教育の現場だとか…。 浮上する問題を受けて、つねにびっくりするのは第三者なんだ。 なぜびっくりするのかっていうと、 ここまで制度化されて、システム化されているんだから、 関係者はみんなそれに則って理想的な業務がこなされているんだろうという 共同幻想を持っているからなん..... [続きを読む]

受信: 2009/04/28 12:42:15

» etude65 トラックバック 御林守河村家を守る会
どんでん返しが待ちうけていました。 [続きを読む]

受信: 2009/04/29 8:06:50

コメント

茂木先生 こんにちは♪
良い面構えは、男性に対して使う言葉でしょうか?女性の場合は、だんだん年齢を重ねて、いい顔になってきた場合はなんと言うのでしょうか? やっぱり「いくつになっても、綺麗だよ!」とか「いつまでも可愛いね!」とか!?が私としては、嬉しい言葉ですけど…(笑)もちろん自分なりの基準ですが…(笑)女性の褒め言葉で、若い女性に、ひさしぶりに会った場合は、「綺麗になったねぇ~!」ですけど、ある程度の年齢になった場合は、「幾つになっても、変わらないね!」だそうです。いつから、変らないのか?ハッキリしないところが、味噌ですね○!自分なりに勝手に思うことが、出来るので…(笑)歳をとるほど、今までの環境や生き方、物の考え方が、顔に出ると思うので、穏やかで、人を和ませるような顔になって行きたいと思います。もちろん美人になるようにも、頑張りま~す♪

投稿: | 2009/04/30 15:51:07

茂木健一郎さま

おはようございます

今、羽田空港です

茂木健一郎さま

隠し事は嫌な条文の私

日本航空さまでは
公式搭乗氏名

TOKYO / HIDEKI

茂木健一郎さま
一つのことではなく
長野オリンピックについての事柄

スキー連盟の不正検定
不正のない国家検定化に反対勢力を抑える

平成6年の私が動いたことは、その時代背景が如実に、水面下の事実

私は表立って顔を出しなどは当時から控えるよう
物事を動かすと
経緯など細かいこと表面には出ないこと
物事を動かした人であれば物事が動いた後の反動
お分かりかと

目立たずの

それが別人さんと間違う方々からのが

それが事実、いろいろ

旅の安全確保

三年前から日本航空さまで公式搭乗氏名にて旅の安全確保の上です

生半可なことではない平成6年のは

私は普通の人なので
自分が!自分が!と
目立ちたがりではない
それなのに同姓同名の別人さんと混同の方々の激しい思い違いの思い込みの間違えで迷惑の連続でしたが

三年前から公式搭乗氏名で安全確保の旅

切符も先ほど羽田空港で発券です。

投稿: | 2009/04/29 6:29:55

先生こんばんは♪


今日は素敵なことが幾つかありました。
一つは取り寄せていたご著書『音楽の捧げもの』がやっと手に入り嬉しくて、先生の撮られたお写真どれも美しいですね。

そして美しい体験もさせていただきました。だからでしょうか、目が冴えて仕方がありません。(o^-^o)

今ここにしかない歴史の一回性…だとしたら貴重な経験をしたのやもしれず。


さまざまな困難にもめげず、意志を貫く強さ…私もいい面構えになりたいのです。

さて、もう少し先生のご本に目を通してから休もうと思います。


それでは、茂木先生いい夢を。。☆☆☆ヽ(*´ー`*)ノ☆☆☆

投稿: | 2009/04/29 2:09:39

『男は苦労すればするほど、いい面構えになる』…。それは女性にも言えることかもしれない。

それは例えば、いぶし銀の器のように、渋い味わいを醸すものなのだなぁ、と様々な各界の苦労人の顔を思い浮かべるたびに思う。

苦労人は何時も何かと戦っている。世間の不条理と闘い、世界の不確実性と闘い、世人の無理解、理想と現実のズレと、毎日のように格闘し続けている。

けれど、その奥底には、何時も自分の内面の弱さと闘っている姿があるようだ。

そういう闘いを、人の何倍も続けている人が、世に「天才」の名称で呼ばれるのだろう。

努力と苦労は人の顔にシワを刻むことはあっても、心をシワだらけにする事はないと何時も思っている。

心がシワシワにならないように、買ってでも苦労を選び(とり越し苦労は別として!)成長する自分でありたい。

投稿: 銀鏡反応 | 2009/04/28 23:48:22

茂木健一郎様

女子の学生にはどのように励まされるのでしょうか?

>良い面構えになる条件は、さまざまな困難にもめげずに、
自分の意志を貫く強さであろう。

これは女子もですよね?^^

「化粧する脳」◇心の窓としての顔、には、
人をぐっと惹きつける顔とは、人間の奥深い喜怒哀楽
を映し、内と外をつなぐ、いうなれば風通しのいい窓
として役割を果たす。


ああ、やはり感受性豊かに生きていくということが、
コミュ二ケーションには肝要なのでしょうか。
帯に書かれている(本文より)も大事なことが
書かれていると思います。

投稿: Yoshiko.T | 2009/04/28 23:36:40

いい顔の人って、苦労している人もいますが、ただ苦労をすれば良いのではなく、その苦労を昇華しているからこそ。と思います(^o^)

そして前向きに進む!

私も人生を振り返った時、良い人生だったと思えるようにしていきたい(^^)

投稿: | 2009/04/28 23:27:26

茂木さんキテますね~

ふぁいと☆

投稿: おちょん | 2009/04/28 15:10:25

その時に自分しか経験できないということがあると実感させられました。
私も苦労を避けずに頑張ってみようと思います。

投稿: | 2009/04/28 12:00:18

毎日茂木さんの仰るような一回性を感じながら生きていきたいです。
私は今大学4年生なので友達と交わす言葉を大事にしたいです。

投稿: | 2009/04/28 11:08:24

こんにちは。
良い面構えのお話を読んで、
顔は会ってまず一番に目のいくところで(他にすごい特徴がないかぎり)特に初対面の時は、自分の好みとは別のところで善し悪しを感じる気がします。
多分、一瞬のことで、そのあとはやはり好みに流されるのですが・・・。
その一瞬に感じたことはかなり『当たり』だと思っています。

自分は他人に一瞬、どう映っているんだろう???知りた~い!

私の好みですが、茂木さんはたくさん苦労をされても、今の感じで居ていただきたいです。
穏やかなその目の奥に、なにかが潜んでいるような感じです。

投稿: | 2009/04/28 9:58:39

↓続き
肖像画で見るとバッハもいいお顔しています♪ (岡本太郎も大好きです!)
バッハは「失われた時代の音楽」ですね。クープランやラモーヘンデルといった音楽を聴く時も「失われた時代」を感じます。憧れても、もう二度と戻れない世界。
「現在」の作曲家では坂本龍一さんとマイケルナイマンさんの音楽が大好きです。あとシュニトケとかペルトもいいな♪
音楽は時代の「一回性」を象徴していますね。
そして「自由」のお題ですが、このブログを拝読し始めた5ヶ月位前は、自分は自由だと思っていましたが~今はその自由だと思っていた感覚が揺らいでおります。もしかして、ぜ~んぜん自由でないんでないんかい~?!と思い始めてます。どうしたらいいんでしょう…エポケ。
(Θ_Θ)
どうしたらと言えば、豚インフルエンザも、フェーズ4に引き上げられたみたいです!
今日本の危機管理が問われていますね~
落ち着いて冷静迅速に手を打たないと。
しかし、なぜこんな病気が発生したのでしょう?????
不条理かもしれません。自然界からの復讐かなぁ…

投稿: | 2009/04/28 9:03:26

親愛なる茂木ィ先生、おはようございます!
(・ω・)/
最近、面白いことに気付きました。
友達とごはんなど食べていて、会話が途切れて若干沈黙になると、みんなが「そゆえば茂木さんテレビで見たよ~」「茂木さんの新しい本でた?面白いのある?」と異口同音に聴いてくるようになったのです~(苦笑)
小生の茂木(さん)病も普及したんだなぁぁぁ~(-o-;)と感慨深くなりました(笑)
あれーいつからこの病気になったんだろう?と思い出しましたら、プロフェッショナルの「脳活用法スペシャル」に行き着きました!
茂木さん、あの番組で韓国語をなりふり構わず勉強されてませんでした?!\(^_^)/
小生はあのお姿を拝見して、一度に好きになっちゃいましたね~ウンウン。
あの必死な姿に茂木さんが顕れていました!
もう一度拝見したいです!是非再放送して下さ~い! (^O^)/
そしてベストセラーの「勉強術」を読んだら、茂木さんの写真がいっぱい載っていて「いい顔されてるなぁ~!」と感心したのです。
やっと本日のお題に辿り着きました。
茂木さんもいいお顔されてます♪それは茂木さんが毎日全力疾走で生きているからだと思います。
routineに生きていると男女ともにだんだん魅力

投稿: | 2009/04/28 8:40:59

おはようございます!
昨日『音楽の捧げもの』を買い、一気に読んでしまいました。
茂木さんの表現が音楽みたいにキラキラ光っていました。

たくさん初めて知った事がありました。
「ヴァイオリン・トランペット」にはとても驚きました!
どうやって奏でていたのでしょうね。
とても忙しいでしょうね♬
鯨の骨、あんなに大きいのですね。
いやぁー素敵です。
ルターは目の付けどころがいいです。やはり偉人です。

バッハの『コーヒー・カンタータ』の詩がとても気に入りました。
なんて可愛らしいのだろうと、心がキュッとしました。
極寒のなかの光で溢れた部屋を想像して、人間の愛情の温かさを感じました。
素敵なモノを空間を関係性を生み出せる人は愛に満ちている人なんだなと思います。
私は恥ずかしながら、『愛』ってよくわかりません。
自分でこういうことだと、定義できません。
直感的に「好き・可愛い・気に入った!」という事は簡単ですが、
『愛』はそれとは違いますよね。
観察して、時間をかけて、ゆっくり成熟していくもののような気がします。そして、結果的に素晴らしいものが生み出されるのだと。
バッハやゲーテは愛を捧げる事に惜しみなかったのでしょうね。
丁寧な作業家だったのかなぁと感じました。

私は愛する力が少々欠けているのかも!と思いました。
忍耐や寛容さや受容、理解、、、。
『無記』の精神で見守っていく様な感性が大切だなぁと感じました。
一つ一つ丁寧な仕事を心がけようと思いました。
すべての作業に愛を!が今のモットーです。

投稿: | 2009/04/28 8:34:53

「音楽の捧げもの」、読ませて頂いてます。文章からその土地やその時代を感触として味わえる不思議な本です。だから、なかなか前に進まず、スローに読み進んでます。
「創造とは、自らが置かれた制約から出発すること。」
本当にバッハの時代の音楽は、規則や禁則だらけだし、世の中の制約や、相次ぐ家族の死など、とても不自由な状況の中で、音楽を創造する時は、宇宙と溶け合うほど自由だったバッハ。
「音楽の捧げもの」を読みながら、凍えるようなドイツの空の下、いつもいつも天の上の方を見上げて、たくましく生きていたバッハを味わっています。

投稿: | 2009/04/28 8:17:36

茂木先生おはようございます♪

京都に来られていたのですね!


今朝は快晴でございます。本日もお忙しいのでしょうか。足首の方はすっかりよくなられましたか。


またのちほどゆっくりコメントさせていただきます。


今日という日も先生にとって素敵な1日となりますように。♪d(*⌒∀⌒*)b♪

投稿: | 2009/04/28 7:39:03

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