「此世のことはとてもかくても候」
上野誠さんのお誘いで、
奈良大学のオープン・キャンパスにて、
黛まどかさん、上野誠さんと
鼎談する。
東京書籍の植草武士さんも
いらっしゃる。
終了後、上野さんや植草さん、黛さん、
それに黛さんゆかりの俳句のグループ
「シーズンズ」の和田さん、鷲田さん、
上野さんのアシスタントの大場さんと
上野さんの行きつけの「ひより」
にて懇談。
奈良の空は大きく、広い。
いつもの癖で、皆が盛り上がっている
中で一人抜け出して、
奈良町を歩いた。
美しく、なつかしい街並みが
広がっている。
暗がりに包まれていると、
ほっとする。
宴もたけなわの頃、
もう一度外に出ようと思ったら、
ざあざわと雨が降っていた。
仕方がないので、店の軒下に置かれた
大壺の中を泳ぐメダカを見つめていた。
上野さんや黛さんとは、
大学を始めとする「組織」のことを
いろいろ話した。
理想の組織など、この世にない。
現実が、思うようにいかないこと、
完全にはなり得ないこと。
これは当たり前のことであって、
だからこそ、精神のダイナミクスは
仮想されるイデア界を中心とせざるを
得ないのだろう。
______
或云、比叡の御社に、いつはりてかんなぎのまねしたるなま 女房の、十禅師の御前にて、夜うち深け、人しづまりて後、ていとうていとうと、 つゞみをうちて、心すましたる声にて、とてもかくても候、なうなうとうたひけり。 其心を人にしひ問はれて云、生死無常の有様を 思ふに、此世のことはとてもかくても候、なう後世をたすけ給へと 申すなり。(『一言芳談抄』)
小林秀雄『無常といふ事』より
______
「此世のことはとてもかくても候」。
精神のダイナミクスの中に、自由と
無限を求め続けたい。
3月 23, 2009 at 08:44 午前 | Permalink
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コメント
『無常ということ』の冒頭のかんなぎの真似をしたなま女房の話を"古びた絵の細頸描線を辿るように思い出した"と小林さんは述べていらっしゃるようで、私は全くもって、無常の意味をわかっておらんかも知らんと思いました。
そして私、無性に無常ということ、読んでみたく。読んでみたく。
先生は小林秀雄さん中学生の頃に拝読されたのですよね!ため息がでます。
それでは、まとまらずコメントで申し訳ないのですが、本日も素敵な1日をお過ごし下さいませ。(●^∀^)/。・゜゜゜゜・。♪♪♪
投稿: wahine | 2009/03/25 6:22:10
茂木先生お早うございます♪
一昨日は奈良へと、お疲れ様でございます。
「この世のことはとてもかくても候」…確かに、組織も含め、なかなか思い通りにいかないのが世の常なのでしょうと思いました。だからこそ、生きていること自体がダイナミクス。精神の自由と無限ちから強いのです!
小林秀雄さんの『無常ということ』大変興味深く調べます。、が難しすぎて結局まとまらず(思うように書けませぬ、あゝ。┐('~`;)┌)――現代人は鎌倉時代の此処のなま女房ほど無常ということがわかっていない。常なるものを見失ったからである――とのなぞかけ。
中世の無常観とは当時の流行の思想でもあったのですね。私も無常と言えばやはり"祇園精舎の鐘の音~"で始まる文句しか思い浮かばないと言うか知らないのですが、"この世は無常とは決して仏説というものではあるまい、それはいつ如何る時代でも人間のおかれる一種の動物的状態" これは一体どういうことかと。?
また小林秀雄さんは歴史の本質に迫るには"上手に思い出さなくてはいけないだろう"と。
「時間という蒼ざめた思想」
上手に思い出すには心を虚しくし、先入観や既成観念を常に疑いながら謙遜の態度で歴史(相手)に接しなければ
投稿: wahine | 2009/03/25 6:03:15
茂木先生
こんばんはf^_^;初めてコメントいたします。
先日 奈良大学での講演を聴講させていただきました。テレビでは拝見しておりましたが正直、先生のことを詳しく知りませんでした。ただあの日、何かをキャッチしたくて 朝思い立ち奈良大学へ。
お話しを聴いて、持っていた勝手なイメージがあっというまに崩れ、『こんなに感性豊かな男性だったんだ…』と。鱧のお話では、私も一生懸命想像し川の中に入っていました。
お疲れであろう中 立ったまま一人一人丁寧にサインしてくださり本当にありがとうございました。
可愛いキリンの親子に『見上げること』の言葉、 ふっくらとした温かい手、優しい笑顔。
43年生きてきて初めて『ファンになる気持ち』を 体感(笑)。
私は目に見えないもののファンになり 魂が喜んでしまったようです。
またいつの日かお会い出来る日を夢みております
お体大切に。
投稿: TAKAKO | 2009/03/25 0:46:25
茂木健一郎さま
俳句座☆シーズンズの和田です。
奈良ではご一緒させていただきありがとうございました。
先生方のお話を伺い、学ばせていただいたこと、考えさせられたこと、ハッとしたことなどがたくさん得られました。
今後とも「抹香臭くならないように」気をつけて生きたいと思います。
投稿: 和田始子 | 2009/03/24 18:38:34
皆が盛り上がっている中一人外に出ていく茂木さんサイコ-に素敵です!!!
投稿: life | 2009/03/24 17:07:51
茂木先生の文章に 何度となく 助けられる。ありがとう。
投稿: no name | 2009/03/24 1:07:02
こんばんは。
「此世のことはとてもかくても候」
世界に対して背を向けるという態度ではなく、むしろ、もう突き抜けてしまっている、超越しているような観点に導かれます。
「現代」の「社会」のいわゆる「常識」の中の「関係性」の・・・と“私”を形成しているかのように思える様々な要素を逆にひとつずつ引き算していってみます。そうすると、少しずつ魂の見通しが良くなってくるように思えます。
生涯を通して精神のダイナミクスを広げていきたいものです。
それにしても、『一言芳談抄』の中の『つゞみをうちて、心すましたる声にて、とてもかくても候、なうなうとうたひけり。』は妖しくて美しい感じですね。
私はいつか突き抜けることができたとき、
「この世のことなんか、とてもかくても候ぅーっ!」って叫んでみたいです・・・って、アヤシイですね(笑)。
投稿: s.kazumi=須戸(スド)和美 | 2009/03/24 0:12:01
この2日間はほんとうにありがとうございました
私にとっては 茂木さんのパワーをもらった 2日でした ありがとうございました 確かに 理想は願うのでなくて 希求することに意味があるのかな ありがとうございました
大学に帰って 入学課に行くと アンケートの結果もよく また学内評価も高くて 助かりました
大場も ほんとうに喜んでいました なにせ生の茂木さんですから
地方立地の小規模私立大学ですが きらりと光る大学を目指します ありがとうございました
学長への道 大きく前進しました これはうそですが・・・
次は 岡山ですかねー
投稿: 上野誠 | 2009/03/24 0:09:29
この世の中の中心はなんだろうと思うんです、先生。
それは夢じゃないでしょうか。
今の時勢の夢は各人それぞれでしょうけど、今の世界も日本もプラグマティックな夢が少し火がとろ火になってきてて、スピリチャルとかいうファッションが強火になってきてると思うっす。
ここ10年ほど、いやもっとそれ以前から中世的なメディーバルな火が強くなってきてて、それはもっとルネッサンスになるべきだと思います。
21世紀は心の時代だと賢者ぶってアナウンスするけど、そんな必要がどこにあるんでしょう。平和主義の私にはわかりかねますが、それでもと言うなら僕は科学を選びたいです。すべてのものが絡み合っていくのであれば人間にできることは他になにがあるのでしょうか。
心の存在というのも科学で確認できるものと仮定して、それを確認することにどんな意義があるのかわかりませんがそれでもというなら答えは明らかです。
一方でなんにでも流行があって、科学もまた回帰するのかもしれないしそうあってほしいな~って思います。保守的なんでしょうか?
でもわざわざ壊さなくても良いものって20世紀にたくさんあったように思う21世紀の私です。
でも僕の保守的というのと中世の保守的スピリチュァルさとは全く反対です。末々まで考えて、今のムーブメントは絶対マイナスであってプラスではないと思います。宇宙もプラスとマイナスが存在し拮抗するものだというのが真理だとしたら、困ってしまいますね。
宇宙は僕の中では絶対的に無限の空間だという思いがあり、物理学以前にホーキングの宇宙論は納得できません。宇宙の端が150億年先にあるとして、その向こうはなんなのでしょうか。
ホーキングに聞いてみたいです。
僕はまだ妬みをヒラリと交わせる天才じゃないけど、妬むと負けである確信は日々つよまっています。なんのために妬むのかわかりませんのでこのまま続けます。
断片的につながりのある文章相すみません。。
投稿: 豚ゴミラ | 2009/03/24 0:09:15
茂木健一郎さま
今晩も、私、大好きな半井小絵さんの気象解説を拝見しまして
寒の戻り
まだまだ冬の空気は衰え知らずの日本です。
ふと
奈良といえば
大仏殿
そのイメージが強烈です
修学旅行で参っただけの記憶
奈良には、そういえば鹿もいますよね
街の中を鹿が
凄いことと思います
のんびり、時間のスピードが東京、大阪などとは違う時の流れには
奈良時間があると思います。
私の場合は北海道にスキーの時
東京時間と北海道時間は違う 時間の流れが緩やかに感じます、ですから
奈良にも奈良時間があっても、と
茂木健一郎さま
メダカを観られた時
茂木健一郎さまの周りだけ、奈良時間の瞬間と私は、そう感じます。
投稿: TOKYO / HIDEKI | 2009/03/23 23:17:23
うーん( ̄〜 ̄;)
ムツカシイですね。
でも…何かという、その理由探しても、探せない。
好きなものは、好きって思える人。いますよね?それってムダな事じゃないと思います!
だって…それだけ、その人を大切に思っているって事だと思うので(о^∇^о)
自身の大切な思いは、やはり大切な場所に戻ると思います(^o^)
投稿: 奏。 | 2009/03/23 22:45:18
昨日は奈良に来て下さって有り難うございました。
ならまちを歩かれたのですね。
メダカも見つけられたようでよかったです!!(^-^)
茂木さんに書いてもらった「キリンさんのイラスト」のおかげで、
私はとても大事なことを知るきっかけになりました。
何事も修業のような気持ちで楽しみながら取り組みたいと思いました。
茂木さん大好きです! 本当に有り難うございました☆
投稿: kame | 2009/03/23 22:41:16
奈良…というと、中学時代の修学旅行で、法隆寺や東大寺といった、いわゆる“観光名所”めぐりをしたことが思い浮かぶ。
斑鳩の都の頃より、幾年(いくとせ)も重ねて、新世紀にはいっても、いまだいにしえの悠久なる夢にたゆたう…今思うに、奈良という名を聞くと、そんなイメージが浮かぶこともある。
暗闇には、日常のノイズから人を解き放ち、五感を研ぎ澄ます効力があるのだと、何処かで聞いた記憶がある。
小さな頃、昔住んでいた家の押入れに入り、暗黒の世界の中で、不思議な思いに浸っていたのを思い出す。
この世という「ままならない」世界の雑音から、暗闇は、人間を自由にしてくれる「装置」にちがいない。
今はもう「不夜城」と言われるくらい、五感を研ぎ澄ますほどの暗闇には、大都会では、めったに出会えなくなったように思える。
奈良もそろそろ、春の女神の到来で、桜も若草も、ほころび、芽吹く季節になってきたと思われます。
東京はきょう(3月23日)またも春の嵐が吹き荒れた(それも冷たい)。ちらほらと咲きだした桜の花も、強風に震えていた。
ともかく、風が吹いたり、雨が降ったり、組織という枠の不自由さに辟易したり、人間の生身というのは、考え様では、とても窮屈だ。
けれども、この身は幾ら窮屈でも、心だけはその気になれば、何処までも無限に自在闊達な宇宙を描くことが出来る。
どれほど世紀を重ねても、文明が、権力が如何程に暴力的になろうとも、宇宙を描く心の自由は、なくすことは出来ないだろう。
投稿: 銀鏡反応 | 2009/03/23 22:16:49
>理想の組織など、この世にない。
> 現実が、思うようにいかないこと、
>完全にはなり得ないこと。
<これは当たり前のことであって、…
この大前提を私はすっかり忘れていました!
いえ、知らなかったのかもしれません。
だから、読んでビックリしました!
どんなに輝いて素晴らしい仕事して人生を送っている人も、人気のある組織でも、100%では無かったのですね。
そうですか。
当たり前だと宣言されて、目が覚めました。
それでも、私たちは理想=イデア✧を求めて生きて行くのですね!
私はいつか辿り着けるはずだと、それで自分なりに頑張ったりしますが、常に理想=イデア=目標は先にあって、やってもやっても…!?という気がしました。
が!
確実に、少しづつでも理想に近づく事は間違いないですよね。
永遠に成長するしか無いですねー。
そして疲れた時には休憩すればいいのかぁー!!
なんだか生きて行く上での、見えてなかった法則を知った気がします!
自分の理想が地球社会に貢献できる内容であって、それを追求すればどんどんいい世界になっていくはずですね。
でも、ひとりひとりの信じて大切にしているツボは違うから、そう簡単にはいかないのか。
茂木さん、年をとると色んな事が見えてきて、だから人間が丸くなるのでしょうね。それも実に当然ですね。
丸くなってしまったら爆発的に変革・成長できないですね。
そこには若者の力も必要ですね。
互いに尊重しながら、意見し合う事、大切ですねー!
そっかぁ~
無いのかぁ~! (しつこくてすみません!)
夜道のひとり歩き、ホロヨイ気分で気持ちーですよね。
奈良の梅にうぐいすを見たい! ほー ほけきょ―♬✿✿✿
今日も善き日であります様に!!
投稿: 夏輝 | 2009/03/23 20:47:25
茂木さん、はじめまして☆都内の大学に通う女子大生です。新創刊の幻冬舎からでている女性誌の茂木さんのコラム読ませていただきました☆
美しく生きるという言葉にすごく感銘をうけました('◇')ゞ
わたしは日々精神の栄養は美であると実感しております。ガラガラと崩れていってしまいそうな今の時代。変化を必要とされた時、戸惑う人々と社会を救うのは美意識なのではないかと思っております。
プラトンが提唱した愛と美のがその鍵になるのではないかと考えております。
そんな中茂木さんのコラムに出会い、漠然が確信になりました。
茂木さんの思われる美しく生きるということの具体をもっと知りたいと思いました。
またコラムに書いていただけたら嬉しいです☆☆
茂木さん大好きです☆応援しています♪♪
これからも茂木さんの筆で人々の魂や意識をよりよい方向にディレクションしていってください☆
投稿: じゅりあ | 2009/03/23 20:19:58
日曜日、「組織」に打ちのめされた女3人、心身お清めツアーを奈良の地にて行いました。
大神神社の神聖な空気に癒やされ、飛鳥寺では全てを祓うかの様に鐘をつき(ついた途端に突風が吹き唖然)、鹿と戯れ満喫状態でした。
ちなみに私の誕生祝も兼ねていましたので、美味しい料理も。
でも最後に、サプライズが!奈良ホテルにて、茂木さんにバッタリ。プロフェッショナルでの、お人柄そのもので、感激しました。
頭撫でて頂こうか?とか、アホな事ばかり3人で話していましたから、お声をお掛けする勇気がありませんでした。でも、何故か、不思議と何事も頑張ろうと言う気力が沸いてきました。
これからも、お体をご自愛下さい。
投稿: なおこ | 2009/03/23 20:18:49
もぎけんいちろー様
ムンク「叫び」になっちゃった。シューマンは死ぬほどクララを愛していたのだと思います。ああ、あたしはそんなシューマンをこよなく愛してまふ(><;)ブラームスも好きですけど…
ご機嫌いかがですか?
そのなま女房、あたしの前世です!(・ω・)/って嘘です(笑)
そう、理想的な組織なんてもなぁ、存在しないんじゃないんでしょうかねぇ(*´Д`)=зしいていえば、下から上にものが言えるのが風通しのいい健全な組織でしょうか?そして下の意見も、意味があれば真剣に採り上げられるかどうか…かな?
△のピラミッド型より○の円形型の組織図の方が、これからの時代は強いかもしれませんネ
今ブラームスのピアノ四重奏第一番を聴いてまふ。失われた世界のnostalgiaがあるのでふ。
ブラームスといえばクララシューマンが連想されるのですが、シューマンは死ぬ間際に「俺は知っている」と妻クララに言ったというのは、本当なんでしょうか?ひぃいぃ~
ドラマだなぁ~って人生ドラマですね。
無常なるドラマだ。
投稿: 眠り猫2 | 2009/03/23 19:51:50
茂木先生
私もどんよりとした曇り空を見上げながら、
降らなければいいのに・・・という気持ちで
奈良大の先生方の講演の会場にうかがいました。
講演を拝聴させて頂くことは出来ませんでしたが、
先生の関連書籍を販売させていただきました。
(3/7なら国際映画祭のイベント時にも
書籍販売を担当させていただきました)
奈良大の講演に来られた多くのお客様の講演前の
列に並ばれているお姿や事務局、実行委員の学生の皆様の
動く姿を眺めて、仕事ながら人間ウォッチングを愉しみました。
最近、書籍離れが著しく残念に思うばかりですが、
少しでも多くの方に「心に響く本を手にとっていただく」
ことを目指して拡販を続けて参りたいと思います。
今後ともどうぞ、宜しくお願いいたします。
講演終了後、気が付くとドシャブリ・・・大変や~
アリガトウゴザイマシタ♪
投稿: 小奈良(こなら) | 2009/03/23 19:33:00
なかなか思うようにいかない現実、おもしろいですね。
それをなんとかしようとしている自分も、
どうにもならん!と思っている自分もいます。
「後世」とまではいきませんが、
ときどき夜自転車をこぎだして、
星や月に眼を放りなげ、
ペダルをこいでいる自分や、
そばを流れる川、草などを見るようにしています。
投稿: 島唄子 | 2009/03/23 19:22:22
奈良は桜が咲いているのでしょうか?
都内で桜が咲いていて、嬉しく思います。
奈良の春日の青芝に腰を降ろせば…
と言う歌の歌詞を思い出しました。
奈良公園には、行かれましたか?
鹿たちを近くで見る事が出来ますよ!
思いの外、近い為に少し怖い気もしますが
「実物に会ってしまうと、何故こんなにも
怖く感じてしまうのだろうか?」
と思いながらも、鹿に近付き見て見ぬ様に
観察すると、恐怖が興味に変わりました。
もし、時間が取れるようでしたら、ぜひ
鹿たちに会って見て下さいね。
可愛らしいですよ!
投稿: ぱろっと | 2009/03/23 19:00:50
3月は、2回も奈良にお越しくださり、
ありがとうございます。
奈良市民の私は、またとない機会とばかりに、
とても嬉しくお話を拝聴いたしました。
昨日の奈良大学でのお話では、
「生きた体系を学ぶ場所」というお言葉が、
とても印象的でした。
個人の中の統合された世界観…。
まさに膝を打つ思いでした。
ところで、
奈良の「空」は格別ですが、
住民の私としましては、
「壁」もオススメです。(^.^)
投稿: なら散策日記【鹿と亀と猫と犬の日々】 | 2009/03/23 14:38:23
m(_ _)mこんにちは。いつも、「世界一受けたい授業」見てます。(アハ!体験好きなので。)茂木健一郎先生の授業がないときは、少しがっかりします。
最近、とても気になることがあるのです。
私の母は物の大きさをぴたりと言い当てることが出来ます。
例えば適当に直線を書いたとします。
それが何センチあるのかを母に問うと何センチ何ミリまで言い当ててしまうという具合です。見ただけでです。
これは一例ですが、こういう能力は特殊なのですか?
ちなみに、私も母までとは言いませんが似たようなことが出来ます。
「こんな人いるのだな。」
と参考までにしてもえら得たら嬉しいです。
投稿: なな | 2009/03/23 12:09:23
茂木さんと同じ時刻、
「ひより」さんで食事をしていた者です。
過日の『なら国際映画祭プレイベント』でのトークイベントも参加しておりました。
以来、茂木さんのブログを時折ですが拝読しています。
昨夜、途中で外へ出ていかれた茂木さんの姿をお見かけし、
お仕事のお電話かしら…?
と思っておりましたが、
本気の雨が落ちていた奈良町の空気を吸っておいでだったのですね。
私は昨年の暮れまで東京で暮らしておりましたが、
奈良の地に吸い寄せられ、新生活を始めたばかりです。
視野が縦長の風景から、横長の風景へ変わりました。
隣人との想いの交流こそ、
かけがえのない喜びをくれると今改めて思っております。
縦長の風景・東京でがんばっている「小さなお店」を
多くの人が ずっと応援しています。
気楽に立ち寄れるお店ですので、ぜひ!
●ベルク
http://www.berg.jp/
投稿: 『LOVE! BERG!』5* | 2009/03/23 11:59:07
茂木健一郎様
あ、小林秀雄さんは奈良に暮らしていたことが
あったのでしたね・・
奈良町の古本屋で見つけた小林秀雄さんの本で
知ったことをいまごろ思い出しました・・
奈良町のあの暗がりは不思議にやすらかですね。
奈良在住の映像作家、
河瀬直美の「沙羅双樹」に
映されている奈良町、奈良の風景、
奈良をご存知の茂木さんには呼吸のように
感じるかしらと
河合隼雄先生のお気に入りの作品です。
モチィーフは「踊り子」なのです。
投稿: Yoshiko.T | 2009/03/23 11:44:47
こんにちは
「理想の組織」と言うより、「組織の理想」が重要では?
>「此世のことはとてもかくても候」。
精神のダイナミクスの中に、自由と
無限を求め続けたい。
「自由と無限を求める組織の理想」ってどうでしょう?(^^)
投稿: 理想の組織のクオリアby片上泰助(^^) | 2009/03/23 8:59:30
複雑 ☆ 否 単純 ○
人 その様用は 皆 同じ ・・・ 。。。 様
限りある かぎり ・・
投稿: 一光 | 2009/03/23 8:52:33