« わが心の書 悲劇の誕生 | トップページ | 紀伊国屋セミナー 『脳を活かす生活術』 »

2009/02/28

あるいは、強くありたいと願っていないと

 毎日新聞のセミナーで講演するために、
北九州市の小倉へ。

 小倉は私の母の生まれた土地である。

 母が子どもの頃話して
くれたことの一端を紹介した。

 紙芝居のおじさんがやってきて、
まずは水飴を買うのだという。

 割り箸の先の水飴を、もう一本の
割り箸をつかってくるくると回す。

 最初は透明だった水飴が、次第に
白濁していくる。
 
 一番最初に白くなった子どもが、
もう一本水飴をもらえるというので、
子どもたちは必死になって割り箸を
くるくる回す。

 白くなったと思ったら、「おじさん、
見て見て!」と叫ぶ。

 そんな話を、子どもの時によく聞いた。

 紙芝居は、水飴を買わないと見ることが
できない。
 お小遣いがないので水飴を
買えない子どももいる。

 おじさんとしては商売だから、水飴を
買わずに紙芝居を見ている子どもがいると、
「だめだよ、あっち行って」という。

 それでも、その子どもが電信柱の陰から
紙芝居を見ていると、さり気なくそれは
認める。

 ちゃんと水飴を買って紙芝居の前で
堂々と見ている子どもと、
 買わずにひそかに遠くから見ている
子どもと。

 その両方を許容している空間には、
人間を包むやさしさがある。

 親友の竹内薫が、ここのところ
ブログ「薫日記」 でカルデロンのり子さんのことを
書いている。

 村上春樹さんの「卵と壁」のスピーチに
感動した人たちは、この問題をどう考える
のだろう。

 日本の首相は、ペットが家族の一員
だとする「いい加減な教科書を変えた」と
講演で話したという。

 一方、オバマ大統領一家がホワイトハウスで
一緒に暮らす「ファースト・ドッグ」が
決まったというニュース。

 大統領の「公約」通り、動物愛護団体が
保護している犬から選ばれるという。

 人は、自分自身が強くないと、
あるいは、強くありたいと願っていないと、
他人に対してやさしくなれない。

2月 28, 2009 at 07:27 午前 |

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: あるいは、強くありたいと願っていないと:

» 同性愛 トラックバック SWANの 「Trust me!」
 いつ見ても三島由紀夫のマッチョな肉体は「やりすぎ!!」と思ってしまう。  はじめに断っておきますが、私は性差別主義者ではありません。 そして同性愛者でもありません。  同性愛を語る場合、エイズの話は... [続きを読む]

受信: 2009/02/28 9:09:59

» タイムスリップした トラックバック 須磨寺ものがたり
今日の茂木さんのブログ「クオリア日記」に、 紙芝居の話が書いてあり、 大変懐かしく感じた。 [続きを読む]

受信: 2009/02/28 10:01:44

» 時代への警鐘 トラックバック POPO
「断る力」を説かなければ NOとさえ 言えなくなってしまったなんて 「悩む力」を [続きを読む]

受信: 2009/03/01 0:22:19

» "Kamishibai Man” 『紙しばい屋さん』 Allan Say・作 トラックバック ようこそ!子どもの本の森へ
子供が学校の図書館で借りて来ました。 「カミシバイ?って、紙芝居だよね。学校にこんな本あったんだね~」 表紙には「桃太郎」の紙芝居が入った紙芝居屋さんの車。色とりどりのキャンディーが並んでいます。ぱらぱら見ると、絵の描き方はアメリカの絵本作家らしいのですが、中にある風景はまったく日本そのもの(つまり、「えっ、日本ってこんなところなんだ」と私が驚くような事が無いー笑)。 中のお話もとっても素敵でした。... [続きを読む]

受信: 2009/04/23 21:31:26

コメント

やはり、素晴らしいご両親様でいらっしゃいますね。水飴のお話は世の中の厳しさと優しさの両面を併せ持つ現実のお話。絵本にして読みたい様な内容ですね。その他どんなお話を聞いて幼少の時期を過ごされたのでしょう?とても興味があります。

投稿: | 2009/03/02 19:53:08

 茂木さん、何度かトラックバックさせて頂いています、坂井と申します。
 医学を学んだ後、薬以外で心の病と関わりたくてカウンセラーをしています。「脳はいかにして神を見るか」の本で茂木さんの存在を知りました。

 科学は無味乾燥だと感じていましたが、茂木さんの脳科学の本を読むと、科学的でありながらなおかつ、人間の生き方と繋がっている感じがします。

 人を包み込む優しさも、絶望感で悩む心も、脳科学の範疇で考えていらっしゃる茂木さんにとても共感し、心の病を考える上でいつも参考にさせて頂いています。ありがとうございます。

 明日の大分での講演、聞きに行く予定です。楽しみにしています♪

投稿: 坂井あかり | 2009/03/02 0:24:39

偶有性の海に。。。

放り込まれました~。というか突き落とされたというか?

巷でオオハヤリの派遣切りにあってしまいました。
不況の波が今年に入って津波の様に押し寄せ、派遣全員一気に押し流された感じです。
まさに未来は何が起こるかわからない。(少しは予測してましたが)

脳は楽観的でないとうまく働かないのでしたね。師匠のお言葉を胸に、前向きに、根拠のない自信を持って頑張っていくつもりです。(って、本当に根拠ないんですけど。。。(^_^;) )
まだ故郷に帰る訳にはいきませんから。朝カルにもできるだけ行きたいですから。

次はどんな場所で、どんな自分でいるかまだ分からないですが、挫けぬ様強くあらねば。そして自分が受けた優しさをどこかで誰かに返せるよう、優しくならなければ。

投稿: | 2009/03/01 20:25:05

村上春樹の受賞の言葉全部を読んでいないので、卵が出てきた経緯がよく判りませんが、私は文学者としての彼が塚本邦夫の次の歌を意識していたと想像します。

 突風に生卵割れ、かつてかく撃ち抜かれたる兵士の眼球

投稿: | 2009/03/01 10:38:33

そして、先ほど先生の親友、 竹内薫さんの「ある読者への手紙」を閲覧させて頂き感動しました。

村上春樹さんもそうですが壁と卵なら卵側にたち、共感出来るかということとても大切な"心"だと思います。例えば、いじめにしてもいじめられる方が悪いという意見も聞きます。詐欺にしても騙される方が悪いとか、、 こういう考え方しか出来ない人が増えたら恐ろしい世の中だと私は思ってしまいます。
 
先生のお母様が話して下さったお話しもとても心に沁みました。
両方を許容している空間の包む優しさ、とても深いのです。
 
私も強い人でありたい。まだまだまだです(ノ_<。)
 
それでは先生、本日も肌寒いですから、温かくしてお出掛け下さいましね。
(≧ω≦)/。・゜゜゜゜・。♪♪♪

投稿: | 2009/03/01 7:52:58

茂木先生お早うございます♪
 
村上春樹さんのスピーチ欠席して何も言わないより、話すことを選び非武装の市民側に立ったこと、感銘しました。ガザの侵攻など考え。
 
カルデロンさん家族の件は政治上、恩情でというのは難しいのかもしれない。しかし、自分の身内なら、友人なら、もし私がカルデロンさんの立場ならと考えると、どうにか救える道はないものかとやはり竹内薫さんのように、不合理で非人道的な政権より、合理的で人道的な政権を願いたいです!

麻生さんの発言には絶句です。でもこの方を見ていると当然のように。ああ、やはり人の痛みの解らない方やったのね、と思いましたが、他人事でなく、わが日本の総理です。かなり腹が立ちます。

投稿: | 2009/03/01 7:22:32

茂木さんが、さらりとした文章のなかで提示される問題は重く、深い・・・。

今日も、考えさせられること多く、ちょっとやそっとで答えが見えてこない。

こういうときは、甘いもので気分転換だ。コンビニでガーナ・ミルクチョコレートでも買ってこよう。いやいや、今日は水飴も要るぞ。

自戒の念も含め、人を包み込むやさしさ、というものが少しく忘れられているような時代だけど、水飴は、まだ、あるだろうか・・・。

投稿: | 2009/03/01 1:19:41

強くないと、人には優しくなれない…茂木健一郎様の強さ、優しさはどこから…やはり人生の宝は人との出逢いが一番ですね。

投稿: | 2009/02/28 21:11:14

私も、お母様と同じ年代かも?そうです、それと、私の所でははべっこう飴に丸い押し形が着いていてそこに穴を全部開けられたらもう一個もらえてたような気がします。その場で飴に穴を開けることと、紙芝居の事で頭が一杯の子供には電信柱の影で見ていた子供には気づかなかったのかも、、、。解っていたのは紙芝居のおばちゃんだけ。(私のところ
は女の方でした)昔は皆、仲良し、けんかはしても陰険ないじめは聞いた事も無かったように思います。

投稿: | 2009/02/28 21:00:08

茂木さん初めまして! 私は生幸と書いていくこと読む名前の33歳の未婚女性です。 昔の人は、飴と鞭を心の中に持ってらっしゃったんですね。 今の世の中にはそういう人が必要だと思います。 そうすれば、陰から観ていた子供は堂々と紙芝居を楽しめるようになるために色々自分で工夫をし、 その途中色んな経験をして色んなことを身につけられます。 また、努力する習慣と我慢強さを得ることが出来ます。 そして紙芝居屋さんも、 陰から観ていた子供に対し“よくここまで来れたな”といえば、 世の中は厳しいだけでないことを知ることが出来、大きな喜びを得られます。   私はそういう方のお陰で 社会復帰が出来ました。 有り難い存在です。

投稿: | 2009/02/28 20:56:17

人は、自分自身が強くないと、あるいは強くありたいと願っていないと、他人に優しくできない。そうですね。
この言葉から思い出したのが、自身を愛せないものに、人を愛せるはずがない(だったかしら?)というもの。
そうだなぁって思います。だって、自身をマイナスに見ていれば、余裕もないし、自分と相対している人も…知らず知らずに自分を見てる時と同じような見方をしているかもしれません。そう思うと、コワイです(;^_^A

でも…自身を肯定出来ていれば、人を見る目も違ってきますし(о^∇^о)そして…そこにほんの少しの気持ちのゆとりがあれば、こわいものナシだと思います(^^)v

投稿: | 2009/02/28 19:07:34

茂木健一郎様

お人を見守れる力について考えさせていただく機会が
あると、自分がどのように役立てるかと考えてきました。
それは、子どもの頃の夢とかさなり、学んでいます....
けれど、学習して役立てることなんて、代替がききます。
私でないとできないこと、茂木さんのおっしゃる通り、
自分らしさの強さがないとダメなのですね。
肚くくって強くないと包み込むように見守れないのです。
それを私は愛がないといけないと思っています。
愛のある仕事、役割、立場、多様に強くないとダメですね。
覚悟をきめていたいと思う今日このごろです。

投稿: Yoshiko.T | 2009/02/28 18:56:06

いつも拝見し、勉強させて頂いてます!
今回のBlogを読み

 『自分が強くあるべき事』
      について考えてみました。
 他人に優しくしたいから、強くなりたいのか?自分でも知らずして、周りから『強いね』と言われ、初めて気がつき、他人に優しくなろうとするのか?
それは
卵が先か?ニワトリが先か?
と同じ事の様に思いましたが、その前に
『強い』と言う事は、他人からは脅威的or驚異的な事である。と認識を持つ事も大切だっと思いました。しかし、そう思ってしまうと、強くナルと言う事に重さを感じてしまい、身動き出来無くナリますが、やはり「強い人間」と自他共に思い、思われる事は、気持ちの良さを感じるモノだと… 言う感覚も有ります。
               m(_ _)m

投稿: ぱろっと | 2009/02/28 18:23:15

小倉の紙芝居のハナシは その時代の人でないと
先ず当時のコドモ社会が見えてこない。読むほどに水飴のニッケの香りがプンと漂う。紙芝居屋のオヤジというのは子供への理解も愛情もない。それから私のような上品な子は家でピアノでも弾く。紙芝居を見る子は小遣銭があるときだけ観る
のであって いつも観るわけでもなかった。だから誰でも電信柱の蔭の子にもなる。そのときに胸中、大きくなったらお金持ちになろう、と思う。human struggleである。やがて日本は大国になった。

投稿: | 2009/02/28 18:07:24

茂木健一郎さま

今、膝が少々 実は今回のスキー開始の数日後 地味に少々、膝を、ひねり

あれですね

プロレス技で申すと イメージ的にブレーンバスター 
レスラーの方が宙に舞いながら床に叩きつけられる

見るからに痛そう

逆に テリーファンク選手でしたか 地味な攻撃を受け腰を押えながら
派手な攻撃をではなかったが 確かに痛そう

私は

テリーファンク選手のお気持ち 痛感

小樽の薬局で 痛み止めのお薬 カプセルの1回に2錠 朝、昼、晩

服用していたので 少し痛いけど まあね根性!!

さて帰京の今ですが 痛み止めは飲まず

痛み止めを服用し 少しでも痛みが和らぐことは本来 喜ぶことではなく もしや悪化させるのではと、ふと思い
 
町田市大蔵にあります 宮本整骨医院の先生に

ここが痛いんです!力説する私に


「 ちょっと、こすれた、かな! 」 と 

「 はい!電気を流します!! 」

先生もスキーをしていることご存知ですので 

「 平気!平気 これ位 」 とのこと 

明日は日曜日 でも営業されているので
今日は17時まででしたか 明日は14時までかな
本日は行けなかったので特に 明日は行きます 電気をビ、ビッと流して頂きます 

投稿: | 2009/02/28 17:55:13

茂木先生 こんにちは♪
私は小さな頃から全然強くありません。思ったことはなかなか言えず、すぐに悲しくなってメソメソするし、そんな訳で損するようなことも、たくさんありますけど、まわりに優しく助けてくれる方も多かったので、なんとかやって来ることが出来ました。自分にされたり言われたりして、嫌なことは分かるので、人には優しく接しようと心がけているつもりです。優しさも勇気と強さがあれば、「向かうとこ敵なし!」ですね(笑)それと「ファーストドッグ」新聞で写真見ました。犬好きな私としては、とても嬉しいです。マリアちゃん、サーシャちゃんのよき友達になることと思います。私も犬には小さな頃からいろんな意味で助けられて、犬とのエピソードには事欠きません。ワンちゃんと一緒のオバマ一家、早くみたいです…笑♪

投稿: | 2009/02/28 15:58:46

親愛なる茂木さま
昨日東京は雪が降ったみたいです。友達がメールで教えてくれたのに、見そびれてしまいました~くぅぅー痛恨(>_<)です。

「強くなければ優しくなれない」って真実ですね。優しい人は、心が強いです。心が強くないと、他人に対して優しくなれないですよね。
ベトナム戦争時、徴兵を毅然と拒否したモハメドアリなんて、しなやかに強靱な人として思い出されます。
茂木さんも柔和なようで、強いなと思う時があります。
茂木さんは批判する時でもちゃんと実名で批判するから、フェアでかっこいいです!!!
ネットとかも匿名掲示板はなくした方がいいと思うなぁ~そしてもっと本物の知の探求の場として、みんなでインターネットを活用する方が未来があるなぁ~
茂木さんインターネットで学校作って下さいって、このブログもすでに茂木さんの智の森の中の青空教室な気がいたしますが。 チュンチュンにゃあにゃあガアガア(うるさい)
でも茂木さんの本に出会えて本当に良かったです。なんだかそっと肩をおしてもらえた気がします。
一冊の本が力をもつって本当ですね。
はっとする気付きを与えてくださり、本当にありがとうございました。

投稿: | 2009/02/28 15:52:27

強くありたい
強くなりたい
という憧れ

強くならなくちゃ
強くあらねば
という束縛

どちらも 人ですね

投稿: | 2009/02/28 15:27:20

こんにちは!
テレビでのご活躍いつも拝見しております☆

最近欠かさず見るテレビ番組が『プロフェッショナル仕事の流儀』です。

確かはじめてみたのは『弁護士・村松謙一さん』の回でした。
村松さんの台詞に涙しました。
それから欠かさず毎週見ております。たまに再放送もみてしまいます☆

それから茂木さんの本をよみ、ブログの存在を知りました。

これからも素敵なお話をいろいろ聞かせてください!楽しみにしております。

投稿: | 2009/02/28 14:42:55

茂木様

こんにちは

昨日は 久しぶりの雪で いつもの2月の気候になりました。

母として 強くありたいと いつも思っています。

何かが起こったら 今 何をする事が 最善なのか?

自分に問いながら "ものさし"は、少し厳しい位で 丁度良い!!

これから 子供たちの進学など "大丈夫"位で 乗り越えたいです。

続けていたら 他の方にも 優しくなれるかも 知れませんね。

ありがとうございます。  ちぐさ

投稿: | 2009/02/28 13:41:11

カルデロンのり子さんの問題は、昨日もTVニュースの特集で放映されていたのを少しだが見た。

長年にわたる不法滞在は仕方がなかったというのに、日本の法務大臣は、のり子さんだけ残って、両親は強制してでも返すという。やさしさの欠片もない姿勢だ。

仮令、不法滞在であっても、のり子さんの一家のように、やむを得ない理由ならば、移住を認めてもいいのではないか。

カルデロンさん一家のように、仕方のない理由で、不法に滞在せざるを得なかった外国
籍の人でも、チャイニーズマフィアのような、はじめから日本で悪事を為すために不法滞在する者でも、日本の法律は「不法滞在者」という大文字の枠でひとくくりにしてしまう。

ここが、日本人が外国籍の人に冷たい、と思われているらしい問題の一つだと思う。私は村上春樹の「壁と卵」の演説に感動した一人だけれども、日本は、国籍一つにしても、外国からの難民の永住を許さない「壁」を作ってしまっている。そこが我々の一番いけない部分だと思う。

そしてそういう異質な他者に優しくない人間の集まる社会というのは、何かあると、決定的な弱みをさらけ出すものだ。

他者に優しくなれない人間は如何せん、精神の芯の部分が軟弱なのに違いない。かく言う私も、自分自身が果たして強いか弱いか自信がないが、それでも精神的に強くありたいと常に思うことにしています。

私たちは、むかし、(私の小さな頃まで、家の前にもよくきていました)紙芝居のおじさんが持っていたような、アメを買うお金がない子でも電柱の陰からこっそり見るなら許すというような心を、文明文化の高度化とともに、時の流れのむこうにおいてきてしまったのではないか。

きょうの日記を拝見しながら、そんなことを思った。

投稿: 銀鏡反応 | 2009/02/28 12:45:35

Diversity の可能性、これこそが人類の永遠のテーマと信じたい…。

投稿: | 2009/02/28 11:30:49

茂木さんはじめまして

著書やブログでいつも勉強させてもらっています。

>人は、自分自身が強くないと、
あるいは、強くありたいと願っていないと、
他人に対してやさしくなれない。

おっしゃるとおりだと思います。強いだけでは優しくなれないだろうし、つらい体験のみがあっても強さがないと本当の意味で優しくなれないのだと経験的に私は思います。周囲の人を見ていると、様々なつらい体験を積み、かつ強さを獲得している人に、優しい人が多い気がします。

茂木さんは優しく強くを目指しておられるところがステキです。僕も見習いたい!村上春樹さんは、優しくなれない形に陥った人を受容した上で、もがきながらその先を見つめておられるところがステキだと思っています。根底には共通するやわらかさを感じます。

投稿: | 2009/02/28 10:21:15

おはようございます!(^^)!

やさしさって、相手(対象)中心にあるものですよね。
自分をそこに介入させないこと、なかなかできません。
自分の感情は相手とのかかわりで勝手に大きく波うつのです。

″わたくし″を脇に置いて、自分の感情を保留にして、相手を受容してみることは、大人になるにおいて大変重要な事なのでしょうね。
受容して気に留めるほどの相手で無い時は軽く流すことがポイントですね。✿✿

熱くなる自分は本気の時にだけ発揮させます!!!✷!

いちいち熱くなる最近の私の反省文です。

母から紙芝居の同じ話を聞いた事があります。
茂木さんの話は、昔のいい、大雑把の感情のうずみたいなのがすてきな風景になって見えました。

久しぶりの小倉 よかったですね(^^)❣❣

投稿: | 2009/02/28 10:15:51

茂木さん、おはようございます。
昨日は、お母様の故郷である「北九州」へ行かれた
のですね。

「水飴」のお話しは、以前、週刊誌で読ませていただき、
よいお話しで、感動いたしました。
昔は、‘生活水準’の格差に大きな開きがあり、この様な
お話しは多かったのでしょうけれど・・・。

今、「竹内薫」さんの日記を拝見いたしました。
全く同感です!

いろんな事情があって、不法入国をされたのでしょうけれど、
それ以外の「犯罪歴」がない場合は、認めてあげてほしいものです。

彼女は日本語しか話せないわけで、帰国された後の心配が尽きません。
何とかならないものかと思っていましたが、こんな時こそ、一国の
首相に動いてもらいたい!というのは、誰しも思うところなのでは
ないでしょうか?!

ペット発言も・・・怒り心頭に達します!
「しもじも」の気持ちが本当にな~んにもわかっていない!
と思えます。

ファースト・ドッグは、ポルトガルのウォーター・ドッグでしたね?!
あの犬はたいへん珍しくて、私も数回しか出会ったことがありません
が、「毛が抜けにくい」のは、プードルやその血が入っている犬は
どれも共通ですね。
かわいくて、素敵なわんちゃんです!
流石!の「チョイス」だと思いました。(^.^)

今日の「結びの言葉」は、全く同感です。(*^。^*)

自分が強くなければ、人に対してなんて優しく出来るわけがない!
って、本当に思います。
人が人に接するということは、時としてその人の人生をも「変える」
ことになるやもしれないわけですからね?!

強くて優しい人を目指したいものです。
どんな時でも、どんな人に対してでも・・・。
茂木さんにも~!(*^。^*)
これからもた~くさんの本を読ませていただき、忌憚ない意見を
出させていただきます。(笑)

では、今日も一日、お元気にお過ごしください。(^^♪

投稿: | 2009/02/28 9:22:25

昨日の、講演会では、大変
お疲れさまでした。
貴重なお話を、
ありがとうございました。
先生のお話をこの5年間で、5回各所で
お聴きする機会を持ちましたが、
少しお話が変わってきているような
気がしてなりません。

投稿: | 2009/02/28 8:57:05

自身が強い者は他者に優しい、そして自身にも優しい。
茂木さんは、自分に優しいですか?

投稿: | 2009/02/28 8:54:02

やさしさとは、他人を許すこと。

心からそれが出来ているヒトは、

強い自分を持っているけれど、

それをあまり見せない。

穏やかすぎるほどだ。


すこしでも、そう在りたいと思う。
今日はこの課題を頭の隅に置いておこう。

投稿: | 2009/02/28 8:44:44

ルールを(何かしらの必要に応じて)自らの手で生み出す者と、既存のルールに乗っかるだけで自分の考えを持たない者の差なんでしょうか…。
egoの中心を何処に持っていくかで、現実という物語の結末は変わってしまうのですから。
目の前にいる誰か(もしくは現象等)自分の身の周りにある何かに一旦置き換えて、物事を考える訓練を常日頃から重ねていない人間を相手に、口で言っても、伝わりづらい…そんな何かしらのもどかしさについて、茂木さんの文面を拝見して、自分自身の持つ身近な問題を頭に据えて早朝より考えてさせられました。
村上春樹氏については、自己に対する利害をひとまずおいて、自分という殻を打ち破れる『強さ』をもって自分の持つ感情を自分の言葉で忠実にあらしめられるのが、村上氏の強みなんだと個人的には理解してます(私は、中学生の時から村上春樹氏のファンでもあります)。
卵は本来は割られるものではなく(他の生物の食糧になることは例外として)、卵が自ら割って出てくるのです。
雛が孵化するように、他者のタイミングを待っていられる人間になれるのも、今の大人に必要な態度なのかな…と茂木さんの文章を見て思いました。よいきっかけを頂きました。ありがとうございました(^-^)
散文、失礼いたしました。

投稿: | 2009/02/28 8:43:34

コメントを書く