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2009/02/11

書字運動自体に

 e-mobileのモデムが壊れて
しまったので、ヨドバシカメラへ。

 ぎっしりと詰まったスケジュールだと、
このようなトラブルが生じた時に
本当に困る。

 なんとか復旧させる。

 明治神宮。文藝春秋の幸脇啓子さん、
杉山秀樹さんと待ち合わせ。

 明治神宮の福徳美樹さんもいらっしゃる。

 参道の上にできる「光の川」
は本当にうつくしい。

 「ここを歩くときは、何を考える
んですか?」と幸脇さん。

 「そうですね。やはり、もっとも大切な
こと、クオリアについて考えることが多い
ですね。そうして、何か思いつくと、立ち止まって
ノートに書きます。」

 「やはり、思いついたことは書き留めて
おかなければならないのですか?

 「書字運動自体に、意味があると思うのです。
1994年2月、クオリアの問題に目覚めた夜は、
電車の中で10頁ノートを書いていました。
今から思うと、あの書字運動自体に、何かを
誘発する作用があったように思います。
 ぼくの親友の塩谷賢は、ノートをつけること
自体を目的としているようなところがある。
 彼は、ノートに基づいて、論文や本を書く
わけではない。誰かに見せるわけでもない。
 ノートに思いを綴る、そのプロセス自体に
意味があるのではないでしょうか。」

 杉山さんが、写真をたくさん
撮ってくださった。

 ぼくも、幸脇さんと杉山さんの写真を
撮った。


幸脇啓子さんと杉山秀樹さん。明治神宮の光の川にて。

 NHK。「プロフェッショナル 仕事の流儀」
の打ち合わせ。

 社会情報番組の部屋に入っていくと、
山口佐知子さん(さっちん)が
「茂木さん、お待ちかねですよ〜」
と言う。

 なんだ、なんだと思うと、
なんと、山本隆之さん(タカさん)
だった。

 タカさんと言えば、
「プロフェッショナル 仕事の流儀」のデスク
として多くの番組にかかわり、
何かを食べる時に「やる気」を見せる
「タカさんの前傾姿勢」 
で多くのファンを魅了した人である。

 タカさんが、「プロフェッショナル」
の打ち合わせ室に座っている。

 それは、まさにYesterday Once More。
なつかしい思いがよみがえる。
 
 人生とは、いったいどれだけ
「なつかしい」と思えるような地層を
積み重ねるかではないだろうか。

 タカさんに会えて、本当にうれしかった。


山本隆之さん。

 打ち合わせ開始。
 担当は石田涼太郎ディレクター。
 航空管制官の堀井不二夫さんの回。


取材ビデオを見ながらナレーションを読む石田涼太郎ディレクターと、住吉美紀さん。

 柴田周平さんが、自分の坊主頭を
なでなでする。
 
 きっと、モコモコして気持ちが
いいのだろう。


頭なでなで柴田周平さんと、山口佐知子さん。

 カメラを向けると、有吉さんが
ニコリと笑った。


有吉伸人さん。

 「エチカの鏡」の収録。

 朝倉千代子さん。

 タモリさんの話が抜群に面白い。

 有吉伸人さんと京都大学時代の
親友、小松純也さんも収録にいらっしゃった。

 思考も感性もすべては「運動」である。 
 ゆっくりとやれば質が高まるという
わけでは必ずしもなく、固有のリズムと
テンポがある。

 人生は一瞬一瞬が自分という楽器の
演奏である。

 書字運動もまた、一つのメニュエット。

 たった一秒の中にも、生命の響きは
うるわしき籠もって、やがてその光が漏れはじめる。
 

2月 11, 2009 at 08:51 午前 |

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コメント

生命の響きと光を感じていたいです。

投稿: | 2009/02/12 18:11:31

たった一秒の中にも、生命の響きはうるわしき籠もって、やがてその光が漏れはじめる…参道の「光の川」歩いたことはありませんが、文章と重なって美しくこころに沁み込みます。
ノートに思いを綴る。。
 
いつ拝見させていただきましてもプロフェッショナルの皆様の記事や画像、楽しく素敵なのです♪今回仕事と重なりどうしても拝見出来なかったのですが((;_;))、毎回番組から沢山のことを學ばせていただいております。回ごとのプロフェッショナルの方々の言葉も、先生の眼差しや住吉さんの輝いた笑顔や涙からも感動を。(*´ω`*)
 
人生とはいったいどれだけ“なつかしい”と思えるような地層を積み重ねるか…先生、私、今、その地層の真ん中におります。何もかもがなつかしく。。
 
それでは、夕方からもお身体に気をつけて、お仕事頑張って下さいませね。自然のパワーを。
(/≧ω≦)/~~~~~~◎◎◎◎◎

投稿: | 2009/02/12 17:07:40

茂木健一郎さま

私の場合

この瞬間は今であり
戻らないことと
明日も同じ時間にバスに乗り同じ時間に運転手さんに定期券を見せても
今日とは違う、今は戻らない

小学生の時のバス通学
ふと、バスから降りる時に こみ上げてきました
それは同時に不安なこととして

冬休みに母の、ふるさと、千葉県は鴨川に
車の後部座席から夕日を暗くなる様子を見ていた時も、そういえば何故か不安な気持ち
あれは、もっとも
不安と言うと
なんとなく、両親、妹も、夏と違い冬の夕方は寂しさがある、確かに言い
なんだ自分だけではない、と安心して

あれから、かなり時間が経ってますが
不思議と覚えているものと、ふと

光の川についての記述を拝読させて頂きまして
「今、ここから すべての場所へ」
素晴らしいです。

投稿: | 2009/02/11 23:56:26

テレビの記憶は、世代の地層になると以前に教えていただきました。
たくさんの人が同時に見ているテレビには、細切れのネットより体系性があるということでしょうか。
また、脳内の記憶を思い出しているとき、まるで映画を見ているのと変わりがないように思えます。
(虹色ポーチ=白いクッション=串ダンゴ=おでんの気持ち)
実際に、すべては脳内現象としてイコールに結べると学びました。患者とか。僕のことかもしれません。

投稿: | 2009/02/11 23:30:00

茂木健一郎さま

今晩はレーヤ姫

NHK半井小絵さんの素敵な髪型
そして
黄砂が日本に舞っているとの、春スキー、特にゴールデンウイークなどの時期、スキーには打撃、融雪が早くなるので
これは、釣り?

映画のナレーションみたく

英樹は、、、英樹とは私
英樹は、おもむろに、ある書籍を手にとり、やはり!と、視線を部屋の隅に投げ込んだ

文脈変化のこころみです

光の川、「今、ここから すべての場所へ」

信じること生きること
その前に お写真と

聖なるものについて

にては 光の川についての記述
今一度、そのあたりを拝読し直します

楽しいです

あれ?光の川?確か、お写真も、記述も
「今、ここから すべての場所へ」を再度

お写真とともに気に留めていた部分ですので

私、記憶しよう!とすると案外ダメで

記述が確かにある、という気に留めておこう

ただ
本当は
茂木健一郎さまの書籍の組み立てが自然なので
確か、お写真と記述が
そう導かられている節
なんとなく感じます

感謝です、見つける楽しさに

投稿: | 2009/02/11 20:05:50

書く事は、自身の想いを書いて心の整理をし、また、その想いを強いものとする事が出来るように思います。光の川、綺麗ですね!太陽と木々がマリアージュしてます(^o^)
私としては…光の川で撮った茂木さんの写真が見られないのが、残念(><)

自身の楽器と、他の人の楽器、それぞれを奏で、それが一つの素敵な音楽になったらいいですね(^-^)
それがお互いに、光を共有できる方法とも思います☆そして…出来る!と思ったら、その流れにのりたいです!

投稿: | 2009/02/11 19:34:44

こんにちは

アメリカのアマゾンで、電子インクの画面で書籍が見れる携帯機器があるらしいです。また、手書きブログもあるらしいですから、書体出版もありえるのではないでしょうか?

ニッコリ笑う有吉さんの写真、いつも寝・・・、熟孝する姿を見ているので以外です、今回のプロフェッショナルはスムーズに出来たのでしょうか?、放送を楽しみにしております。(^^)

投稿: | 2009/02/11 18:25:24

お金というクオリアには金額という明確な数値がありませんか?

お金で動かされることは危険を含んでいるが、
「そんな時代」だからと屈しそうになる。

電子的書字運動。

投稿: | 2009/02/11 17:44:17

 僕も学生時代、ベッド脇にノートを置いて、思いついた事を徒然と書いていましたねぇ…

 実家に帰ってからはやってないし、そのノートもなくしてしまったけれど、充分な知識がついたら、再開してみたいですねぇ…
 お!英語で書くようにすれば、論文書く練習にもなるかも?中学レベルの文法もよく分からなくなってきてるしなぁ…

投稿: | 2009/02/11 17:39:45

お金という強烈なクオリアには、
金額という明確な数値がある。
クオリアに数値がありませんか?

お金で動かされることは危険極まりないけど、
「そんな時代」だと屈しそうになる。


電子的書字運動。

投稿: | 2009/02/11 17:38:27

親愛なる茂木ィ様

おおっ(>_<)有吉さんがニッコリしています!!なんだか心鷲掴みな笑顔ですねぇ~くー(>_<)
有吉さんが寝てないで微笑んでいらっしゃるなんて、有吉さんファンとしては感慨無量です
え?いつも寝てないって?そうですか…失礼いたしました。
私も茂木さん見習って、徒然ノートを作成してみま~す。後から読んだら面白いかもしれません?
おっ電車が吉祥寺についたので、それでは乱文失礼いたします~

投稿: | 2009/02/11 16:46:00

普段、職場で仕事をしているときも、家でのんびりと過ごしている時も、考え事をしていて、そこで何か、思いついたりする。

その思いついたことを、すぐにノートなどに書くのが一番的確に思いを残せるのだが、仕事をしているときは、生憎手許にノートと筆記用具がない!ので、思いついたことの、その概要的なものを、脳の何処か隅っこにでもとどめ置いて、あとで紙のノートに書いたり、ブログ更新の際に書いたりしている。

一瞬一瞬が自分という楽器を鳴らす、ということは…そうか、人生とは、自らが「魂の様々な音楽」を鳴らす楽器として生きていく、ということなのか。

ならば、良い「音楽」が自分の中から、少しでも鳴るように、より良く生きることに、勤めなくては…!

言葉を喋る、ということについて、薄ぼんやりとながら、考えていることがある。

それは人が単にしゃべっているのを聴いていると、歌と同じように、ドレミファソラシドの中から、幾つかの音の組み合わせとして聞こえたとき、嗚呼、喋りも歌も、やはり音楽なのだ、ということだ。

ホゲー!と呱々の声を上げるときは、誕生のファンファーレ。ウハウハ笑う時は調子良い明るいアリア、ひとり泣く時、悩める時は、打ち沈んだようなレクイエム、感動して心が震える時は力強いシンフォニー…というように、思う時も話す、語るときも、私達はその時々の心の動きに合わせて、様々な音楽を奏でながら、生きて居るのだろう。

良く生きることは、良い音楽を奏でることなのに違いない。

投稿: 銀鏡反応 | 2009/02/11 13:42:28

茂木さん、こんにちは。
なんだか今日の日記を拝読していますと、茂木さんが
日々、駿馬のごとくしゃかしゃかと動いていらっしゃる
お姿が目に浮かぶ様です。(笑)

「固有のリズムとテンポ・・・。」はありますが、一瞬一瞬、
一秒の中にも・・・って、茂木さん、気持ちがお元気な証拠
なのでしょうか~?! 
少し‘元気過ぎ’なのかもしれませんよ~。(笑)
(私は茂木さんのペースについていけないかもしれませぬ?!)

明治神宮の参道にできる「光の川」は、とても美しいですね!

「書く」というのは、とても大事なことですね。
自分の魂の記録となるわけですね。

有吉さんのこの笑顔は~!(笑)
かなり‘意識’をしていらっしゃって、笑ってしまいました~。

「エチカの鏡」は、新コーナーが出来ましたねー。
ひとつのテーブルを囲んで、ゲストの方々と司会のタモリさんが
自由に?!トークするのが面白かったです。

一瞬一瞬、一秒・・・大事だけれども、茂木さん、たま~には
ゆっくり、ほっこりしてみてください。
何だか私は‘緊張’してきます、一瞬とか一秒とかの文字を目に
すると、多分、私のリズムはもう少しゆっくりとしているからな
のでしょう。(笑)

では、今日も一日、お元気にお過ごしください。(*^。^*)

投稿: | 2009/02/11 11:12:04

おはようございます!

タカさんは偶然品川駅で会ったという日記で記憶していた方でした。
(それから私は品川駅で若干きょろきょろしてみたり…。)
(広い宇宙の中、地球の日本の東京で出会う確率なんて、すっごく小さいでしょうに!)

有朋自遠方来 不亦楽。
相手が元気でやってる事を知り、自分も元気になれます。

有吉さん、写真で笑うとは、こちらも成長の表れ\(~o~)/
周平さん、全ての写真で頭をなでなで…。困ったものです!!

「光の川」
きらきら木漏れ日がうつしいですね。青天でしたね。
ずーっとそんな道が東京じゅうに巡っていてほしい。

書字運動はいいものだと本当に思います。
自分はこんな字を書くんだ…! と改めて認識して驚きます。
その時の感じがそのまま写っているのがいい。
手で書き留めると並列してどわっ! と溢れます。

パソコンのキーを押すより、時間や面倒さもともないますが、
同じ”何かを書く”という作業でも、そこで感じているものは
全く違っています。

(そして、自分の好きなペンと、noteに 自分という楽器の演奏の跡が残るのです。)

投稿: | 2009/02/11 10:35:36

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