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2009/01/03

二本目は、3センチ大きいやつでいいんだ

私の親しい友人は知っているように、
服装については奇妙な
クセがあって、
冬など、同じ服を着続ける。

別に他に持っていないわけでは
なくて、要するに考えるのが
面倒くさいので、毎朝前夜に
脱ぎ捨てた服をそのまま着て
家を出るのである。

むろん、下着やTシャツ、
靴下は毎日替えている。

今シーズンで言えば、黒い
ズボン、赤い縁どりのついたセーター、
黒いジャケット、それに黒いマフラー
という服装で、もう10月くらいからずっと
通してきた。

セーターは毛玉がたくさんできていて、
打ちあわせをしたり、シンポジウムの
時など手元が暇になると
ついつい毛玉とりをしてしまう。

取っても取っても後から出てくる
ので、尽きることがない。

ちょっとしたリクリエーションである。

問題はズボンで、実はちょっと丈
が短い。
チャプリンのズボンのように
なっている。
別に今年の冬に足が伸びたわけでは
ない。

洗濯機にかけて乾燥したら、
短くなってしまったのである。

ファッションセンスのある人ほど、
勘違いして、「素敵ですね」という。

わざと短くしていると思うらしい。

そうではなくて、洗濯機にかけて
乾燥したら短くなってしまったの
である。

チャプリンズボンでもう二ヶ月くらい
通してきたが、さずがにそろそろ
寒いなあと思い、買いに出かけた。

たくさんの人が売り場にいて、
店員さんたちが忙しそうだったので、
自分で裾を上げて、適当なところに
クリップを当てて留めてしまった。

レジに持っていくと、店員さんが
驚いて「あら、裾上げは?」と聞く。

「自分でやってしまいました。」

「すみませんねえ。」

裾上げの書類のようなものがあって、
そこに股下何センチと書かねばならない
らしく、メジャーで測っている。

「あのう、1センチ違いますけど、
よろしいですか?」
と言われて動揺した。確かに、
一つの方はちょっとくるぶしより
上気味だったような気がする。

素人のやっつけ仕事がばれたか。

「いえ、あの、その、適当に
やったので、それでいいです!」
と言うと、店員さんはおかしさを
こらえるような表情で、もう一度
股下を測ってくれた。

「あら、よかった。測り直したら、
5ミリしか違っていませんでしたよ。」
と店員さん。

ぼくも、それは大いに良かったと思った。
5ミリならば、ギリギリ合格である。

本当は、二つのズボンにはもう一つ問題が
あった。

一つめのズボンを履いたとき、本当は
ちょっときついなと思ったのだが、
「いや、これから大いに運動して、
体重を減らせばよいのだ!」
と未来の自分へのプレッシャーとして
採用した。

履けないことはないのだから、いいやと
思った。

ところが、二本目のズボンを試着室に
持っていった時、一本目と同じ
サイズにしたつもりが、3センチ大きい
ものを持ってきてしまった。

カーテンをしめ、ズボンを脱いでしまって
から気付いた。

これから売り場に戻って交換して
着てもいいが、もはや面倒くさい。

「いいんだ、二本目は、3センチ大きい
やつでいいんだ。」
と思った瞬間、なんだかほっとして、
新年から温かく豊かな気持ちになった。

「いいんだ。二本目は、3センチ大きい
やつでいいんだ!」

今年になって自分に言い聞かせた、
「人生のスローガン」一つめだった。

レジに持っていった時、店員さんに
「ウェイストのサイズが二本で違いますが
いいんですか?」と指摘されるのでは
ないかと思ったが、なぜか見落とされた。

本当は気付いたのに黙っていてくれたのかも
しれない。

寒かったが、森の中を走った。

論文の方は、Supplementary Online Materialを
こつこつと直す。

頭の中が、チャンネルやカレントで
いっぱいになる。

ズボンも買えたし、充実した良い
正月二日目だったように思う。

柳川透クンからメールをもらう。

From: "Toru Yanagawa"
To: "Ken Mogi"
Subject: 速度の件

レンジを指定する、という方法がいいと思われます。
evoked mapとongoingなフレームの間の相関係数を計算し、その時系列の自己相関関数の時定数が80msであるとき
相関がなくなるまでの時間を推定するとする。
生理学のデータの自己相関関数は、下に凸の関数なので
線形近似したとしても、大きく見積もっていることにはならない。
どちらかというと、下限を厳しく見積もっていることになる。
ゼロになる時間を見積もると、
80/0.63=127msec
この時間は、状態が完全に変わるまでの時間であるとし、
その間に、パッチが、1mm(1コラム程度)すすめば、相関はなくなっているであろうと仮定すると
1000/127= 7.875 mm/sec。

柳川クンが言う方向でいいのではないかと思う。

1月 3, 2009 at 07:45 午前 |

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コメント


茂木さんの、面倒っぷりとドキドキっぷりが

とても微笑ましい気持ちにさせます。

仕事中に、日記を読ませていただいておりますが、

思わず「ぷっ」です(笑)

今年も、茂木さんにとって良い年でありますように☆

投稿: 小絲まめ | 2009/01/07 12:45:25

はじめて日記を拝見させていただきました。

毎日の洋服やズボンのこと、学者の主人や大学の研究室の人たちと一緒だわと納得しながら読んでしまいました。

余計なことに時間をとられず、日本の未来にむかってみなさん頑張っていただきたいです。

陰ながら応援いたしします。

投稿: とも | 2009/01/04 16:59:26

あけましておめでとうございます。

さて、2本目の話。
確かに価値観は複数あってもいいですよね。
ITに振り回される現代人とって、良いか/悪いか、ON/OFF、の単純な二面論だけでなく、別次元の理解があったほうが新たな発見がありえるとか、豊かさを感じるとか・・・
今年も健康第一、いい仕事を楽しみにしています。

投稿: 株式会社セロリの管理人 | 2009/01/04 11:25:10

健一郎さま

健一郎さまは何をなさっても素敵です。それは、茂木健一郎さまが生き方にスタイルを持っていらっしゃるから。
今日、海沿いを走る電車に乗って、そして途中で下車して、そして海沿いをウォーキングしながら見える富士山を見つめながら、私は誰にも、私の素っぴんを見せた事がないのかもしれないと。。。私は自分の脳と闘わなければいけない。茂木さまの本を手にすれば前進出来る、そう思いました。これからも日記楽しみにしてます

投稿: m | 2009/01/04 2:03:22

こんばんは。
今日はしつこくてごめんなさい。

「音楽を『考える』」読みました。
4冊読んだ中で一番荒々しい印象です。
茂木さんの″野郎″が見える本だと 感じました。
茂木さんは日本人一般より高レベルで広範囲に生きていることは分かります。それでも、茂木さんは茂木さんの世界でしか生きていない。
これは先日の『魂のひりひり』にて自ら言及なさっていた。
人間は様々な環境で育ち、一人一人価値観が違う。物を考える上でのものさしが違う。一人として茂木さんと全て同じ価値観の人は存在しません。

日本の未来が無くなってしまう前に、と茂木さんは厳しく批判されていた。
1~10ある中で1しか与えられていないのは 確かに10与えられているのと比べると可能性は小さい。
日本の大人達はもっと子供に最高を提供すべきだ、と。
これは 大いに賛成です。
芸術的環境に恵まれなかった大人に対してももっと知らぬ間に触れている機会を増やすべきと思う。
だから、茂木さんが大いにDevil’s advocateして、美しいもの・真理を創造していくのなら私ももっと勉強して参加出来る様になりたい。自分の意見を言える様になりたい。

茂木さんのやり方でこんな風に 一人の人間を感化して、私は思う壺でしょう。 でも私はうれしい。自分の成長を促してくれる者がいた事に感謝です。 ありがとうごさいます。

ブログ最後に柳川君のメールを載せたのは「みんなでバカになろうの逆ベクトル」なのでしょう。
すごく刺激になります。
では、また。

投稿: 光嶋 夏輝 | 2009/01/03 21:35:05

茂木先生 明けましておめでとうございます

先日、うちの主人も1人でベルトを買いに行きました

そのベルトはあきらかに長すぎて背中の方まで届きそうでした

今日はベルトをカットするべくもう一度お店に行きました

私と買い物に行かないと結構、妙なことになります

茂木先生のお話を聞いてなんだか親近感を抱きました

今年も難しいお話やロマン溢れる文学のお話など聞かせてください

楽しみにしています

先生の活躍を応援しています

投稿: りすこ | 2009/01/03 21:22:26

茂木先生 こんにちは♪
その短いズボンのいきさつは、そうゆう訳だったんですね。それと赤い縁取りのセーターも、とても素敵です。先生が服装のお話しを、こんなに詳しく書いて下さるなんて、始めてではないでしょうか?なんだか先生のもうひとつの日常生活を、垣間見させてもらったようで、すごく暖かく嬉しい気持ちになりました。それと店員さんは、サイズのことは何も言わないと思います!私もひとつだけサイズ違いのパンツや服を出しても、何も言われたことがありません。きっと言わないような規定があるのかもしれませんね!たかが服装ですけど、洋服にはその人らしさが表れると思います。先生の服装には、先生の優しさ、おおらかさ、滑らかさ、清潔さ、などすべて表れていると思います。私はとても好感がもてて大好きです!あっ~先生、最初の朝カルの時はどちらのズボンでしょうか、楽しみにしています…笑♪

投稿: 平井礼子 | 2009/01/03 21:15:46

茂木先生こんばんは♪先生のスボンの秘密を知ってなんだか嬉しいです。あのおスボンは縮んでしまっていたのね。。と思ったらツボってしまいました。ヾ(T∀T)
流石でございます。m(_ _)m
プレッシャーをかけるのも大切ですが、ゆとりを持つこともとても大切ですよね。
私なんてもの凄ーくマイペースなので常に煽っていてやっと人並みですが。(汗)
先生は自分にとても厳しくされていらっしゃるように感じますので、それ以上プレッシャーをおかけになったらキュウキュウになってしまうのではないのでしょうかしら。。
とても素敵なスローガンだと拝しました。
肩が凝ったらいつでもおモミしますからね。ってもうええわって自分で突っ込んでおきます。(ノ ̄∀ ̄)ノ
ともあれ、これから益々寒さも厳しくなりますから、無理されないように体調にはくれぐれもお気を付け下さいませね。(>_<)
次回先生の長めズボンバージョンを拝見するのを楽しみにしておりまーす。( ̄ー+ ̄)♪♪♪

投稿: wahine | 2009/01/03 19:34:15

明けましておめでとうございます~!
茂木先生のはかま姿が素敵です。
お正月らしさが伝わってきて、私も新年を迎えた心持がいたしました。
やはり、新年は日本でむかえるのが一番いいですね。


ズボンを選んでる時の、茂木先生のこころの動きに、
わたしも運動して、やせるともっといい感じなんて思いつつ。気に入ると買うほうですから、共感できるところもあり、どこかひとのぬくもりを感じました。(嬉)

それから、
>奇妙なクセがあって、冬など、同じ服を着続ける。
というところが、強い印象にのこり、主人にも話してあげたくなったのでそうすると、
この前教えてあげてた立川談志師匠の小話を思い出したってにこにこいう。

(筋はこんなふうでした) それは、ロシアとパリの婦人のお話。 何でも、下着の枚数の話になり、ロシアの婦人が、パリの婦人に持っている枚数をたずねると、パリの婦人は7枚持っているとか、「月、火、水、木、、、日」と7日分と答える。
で、パリの婦人がロシアの婦人に尋ねてみると、「12枚」だとこたえるので、パリの婦人は感心して、「さすが、おしゃれですね」という。
と、ロシアの婦人は、「1月、2月、3月、4月、。。。。。。12月」なんて落ちのある、お話。 

で、じゃあ~茂木先生が、その婦人達の会話に加わり、洋服の枚数の話になるとどうなるだろうって。 とても機転のきいた話になって。

>『別に他に持っていないわけではなくて、要するに考えるのが
面倒くさいので。。。』ということで数はあるということでしたから、

わたしは、「例えば、10枚と答えてはどう」という。
婦人達が、『さすが、おしゃれですね~』と感嘆すると、「2008,2009,2010,。。。、2015」。10年分。

主人は「4枚はどうだろう」という、「どうして」ってたずねると、
「はる、なつ、あき、ふゆ」っていうことって答える。
これは、ふたりでおおうけ。かれに座布団をあげたくなっちゃいました。
すっかり、日本の文化楽しんでる様子。

今、書いていると、ほんとにうまいと気づいたのは、
4枚というのが、師匠の答えの法則にそっているところ。
7で、1週間。12で、1年。4で、季節。
それ以上に、また、茂木先生の『冬など、』と言うところにも、ぴったり話があう。
(もちろん、その話の中では、『他に持ってないわけではない』ところは、
棚に上げさせていただいておりますところは、ご了承くださいませ)

茂木先生は、この4枚というのは、いかがでしょうか?

もしよろしければ、
ご感想をお聞かせいただけますとうれしゅうございます。


投稿: Natural2 | 2009/01/03 18:30:18

茂木さん、私先日 夏目漱石は真面目なふりしてウィットに富んだ人と所見を言ったのですが、いけない事でした。

茂木さんの大切な友人を、私は『吾輩は猫である』を読んでいる途中にも関わらず 判断しようとしたからです。

ごめんなさい。

苦沙弥先生と漱石が勝手に私の中で重なって、苦沙弥先生いいな、と思っていて、つい褒めた気持ちになっていました。

だから、間に合うならば、取り消しにさせて下さい。
漱石の本を読破して、考えが固まって、感想を述べる気になったら言う事にします。

茂木さんとベートーヴェンの髪形は通じるものがあります。

投稿: 光嶋 夏輝 | 2009/01/03 18:09:11

こんにちわ

きつめズボンと、3センチ大きいズボン、選択肢が増えましたね。

茂木さんの話を聞くと、中学校の時、大きめの制服を着ていたのを思い出しました。(^^)

投稿: ズボンのクオリアby片上泰助(^^) | 2009/01/03 17:33:20

親愛なる茂木様
ズボンはいろんなサイズがあった方が、TPO に合わせられるので良いと思います(・ω・)/
今日はゆったりサイズでいっぱいたべちゃうぜ!とか、今日はキッチリサイズでダイエットしちゃうぜ!とか?
なんだか赤毛のアンのシーンで、マシューがアンのドレス買いにいって代わりに黒砂糖と熊手だかを買って帰ってきたシーンが思い出されました~何故でしょうか(笑)
茂木さんはギリシャ哲学者風の白いトーガが似合うと思います。今度着てほしいです(いつだ?)
今日もいい天気ですね。今年も皆様良い年になりますように~

投稿: 眠り猫2 | 2009/01/03 15:05:10

10月に茂木さんを 見たとき 確か茂木さんの親しい友人と同じ格好をしてたように 思います。
勘違いでしたら
すいません。笑

ズボンの丈は 前々から 気になっていました。コムデギャルソンぽいなぁと思い、お洒落だなぁといつも 思ってました。
というか 今でも 思ってます。

投稿: 吉澤邦之 | 2009/01/03 14:16:22

ひょっとしたら、送信ミスでコメントが投稿されていないのかもしれないので、二度目の投稿をしたいと思います。

今年の正月は本当に穏やかな晴天続きです。

こういう晴天には、外にでて新鮮な空気を思い切り吸ってみたいなぁ。

冬の冷たい空気を、めいっぱい吸いこんで、ふぅ~と吐く。脳に新鮮な酸素が運ばれてくるイメージを感じる。

瞬間、目覚めたばかりでモヤついていた、脳細胞がくぁっと一気に目覚め出す感じがする。

ここ数十年で、人の住む世の全てがほとんど変わってしまった。考えかたも、目に入る世界も、何もかもがすべてもとの姿から遠く離れてしまったような感じがしている。

変わらないのは、天の川銀河も含めた宇宙の限り無い広大さと、幾ら傷つけても尊さが変わらない、いや寧ろ傷つけてきたからこそ、尊さが大きくなる生命というものの存在価値か。

来たる春を夢見て眠り続ける虫達は、人間たちの築いた世界が今、ぐらぐらし始めていることを、うすうす感じているのかもしれないが…。

チャプリンが山高帽とドタ靴で、スクリーン狭しとドタバタを繰り広げ、人々を笑わせてきた時代から、人の築いた文明社会は人情を忘れ、無機乾燥した文明世界を目指して突っ走ってきたことを、虫や花、鳥、雑草、木々たちは、ずっと見てきているに違いない。

ところで、たしかチャプリンの履いていたズボンは、丈が短いんじゃなくて、本当は“だぶだぶ”だったような気がしますが…?(微笑)

投稿: 銀鏡反応 | 2009/01/03 13:50:08

昨日の皆さんのコメントを拝見し、あ!私と同じ事(結婚式の新郎サマ)を思った方がいる!!と、嬉しくなりました。
タキシード(?男性が着る服、こんな名前でしっけ?)とウェディングドレスというのも素敵ですね!
私が結婚式で着たいのは、ウェディングドレスなので、未来の旦那さまにもタキシード(?)を着てもらいたいなぁって思ってしまいます。

今年の茂木さんの人生のスローガンとは…はて?どんな事かしら…と考えています。

投稿: 奏。 | 2009/01/03 12:32:40

茂木さん、ご挨拶が遅くなりましたが、
明けましておめでとうございます。
新年早々、ブログを読んで、ほのぼのさせていただいております。
全身黒ずくめの茂木さん、とても素敵です。
今年こそは、どこかでお会い出来るといいのでが・・・
いつも、たくさんの刺激をありがとうございます。
アハ・ピクチャーのサイト見ました。
慣れてくると、結構すぐに答えがわかるようになるものですね。
ただ、どんな写真でもOKとは、言えないようにも思いました。
個人的な意見ですけれど・・・
森を駆け抜ける茂木さんに出会える事は、私にとっての
「セレンディピティー」です。
どこの森で、その姿を見る事が出来るのか・・・
今年も、ご活躍を期待しています。
体調に気をつけて、無理をしませんように!

投稿: ブリちゃん | 2009/01/03 11:49:06

――茂木さん!!

なんて素敵なの!!

私が付いて行ってベストな服を選びましょう!! ――と言いたい所ですが!
茂木さん自身が選んで着ている服は茂木さんたらしめる物だから 私はとても気に入っています。
だから、TVや雑誌で綺麗な格好しているのも好きですが、茂木さんの服に対する意識が素直に表れている格好の方がもっと好き。

茂木さんは何色が好きなのかな。
黒はもちろん似合ってます。
Chrysopraseという玉髄(鉱物・石)の一種の、淡い緑色、黄緑色、Apple Green の色!!
すごく似合うと思いませんか!!
その色の薄めのカシミヤのセーターやシャツ、すごく似合うと思います。
面白目にいくんだったら、鮮明な朱色のパンツの裾をくるぶしまで2回位折って、白か紺のデッキシューズを裸足で履く。(これは夏ですね。)
冬は暖かくしたいので、濃いインディゴのGパンで(これはくるぶしが隠れる丈の)茂木さんだから、焦げ茶色のローファーがいいな!赤毛のアン18歳頃の髪の赤褐色に輝くローファーでもいいですね。(もちろん靴下を履いて下さい。願わくば白以外!!) 
ベルトと靴の色を揃えると グッと決まりますよ!!
たとえお腹が出ていてもシャツetc、パンツの中に入れてベルトを締めるとカッコ良く見えます。
サイズ感も重要です。
でも、何はともあれ 新しいズボン 良かったですね!

(実は、茂木さんが、何処か誰かの系統の格好をTVで強いられているとその格好をさせたスタイリストに腹が立ちます。)
私はチャップリン 大好きですよ。

私が思うに、男性の見た目のカッコ良さはあまり重要ではない。
精神が生き方がカッコいい方が何倍も素敵です。
(これは女性には当てはまりません。)


昨日、素敵な体験をもらいました。
私は昨日の少年の視線を忘れません

一心に 脇目も振らず 見ていました
心惹かれるままに 少年は目を奪われていました

私は気付きました

その出来事は少年にとって大切なものになる

素直に感動するその感性に 私はひどく心打たれました


――ここに美の価値を知る。

私に示された 未来への布石です。
私は心から感動しました。

私のメスグロヒョウモンはどんな経験だったか。
ゆっくり思い出してみようと思います。

投稿: 光嶋 夏輝 | 2009/01/03 10:22:11

茂木さん、おはようございます!
うれしい!
実はわたしも同じ服を着る人なんです♪
わたしの場合はお気に入りの黒タートルネックを
5~10枚ほどまとめて買っておき
色落ちを考えながら、毎日着替えます。
タグのところに番号をふって
偏らないようにしたり☆
スカートははかず、ジーンズオンリーです。
そして上着は5年前にスペインで買った
シンプルなダウンコート。
靴下も毎回同じデザインの黒。
靴も同じデザインの履きやすいものを
半年に1度買い換えています。
お店によっては置いてないときもあるので
黒でも茶色でも、色は選ばずに購入してます。
マフラーを寒さによって
取り替えるくらいでしょうか~。
秋はコートがないだけです。
春~夏はキャミソールにカーディガン
しかもやはり黒になります。。。
たまに会う人は「黒でばっちり決めてるね!」
なんて言ってくれますが
家族には「毎日同じだから、たまには変えてみたら?」
と言われます。

わたしも茂木さんと一緒で
毎日着る服を考えるのは面倒なんです。
制服のように決めておけば
とっても楽チン!
たまに「別の服着てみようかな」
とウィンドーショッピングに出かけますが
欲しい洋服がないんです!!
おしゃれっけがないんですかね・・・。
本やCD、DVDなら欲しいものが
どんどん出てくるのですが~。

でも、茂木さんもそうなんだ!と
朝からうれしい気分です☆

投稿: Loly | 2009/01/03 10:17:37

そう言えば…今年の後半、講演会でお見かけするとき、何で茂木さんの、ズボンの丈はチャプリンのように踝(くるぶし)より上なんだろう?と不思議に思っていた。

そうか、お洗濯で縮んでしまったのか…。

それにしても、お洗濯で用心しなきゃいけないのは、毛糸製のものやウールといったデリケートな布地ものを洗うときだ。普段着と一緒に洗うと、ものによっては、ちぢんでサイズが小さくなってしまうから厄介だ。

ズボンやセーターなどは、普段着を洗った後、デリケート衣料用の洗剤でなるべく洗うとよい、と思います。…それはさておき…。

新春三日目も本当に、穏やかに明け、今は箱根駅伝復路レースを観戦している。

早稲田大学が久々の勝利を目指し、復路を1位で通過していった。彼等の奮闘を見ていると、駅伝競争もも他者と競うこと以上に、やはり自らの弱さとの闘いなのだとつくづく納得する。

人生のスローガン、ということで、今年は本当に個人的には試練の年だと思うので、まずは自らの内面の弱さと闘うことだと決めている。

そういう弱さは、自分の中の克己心が揺らいだ時に出てしまう。自己の脳内で自由意思がブレーキの効かなくなった状態になったときに、自分の弱さが露呈する。

今年こそはそんな事態が引き起こす、取り返しのつかない失敗はなるべく避けたい!…そしてもう少し、強靭に克己心を鍛えておきたい。難しいけれど。

ズボンのすそ上げと同じように、人生の“すそ上げ”もぴっ!としたいものだ。

投稿: 銀鏡反応 | 2009/01/03 9:52:13

その黒いジーンズ、私も目撃しているということになりますね!(感動!)実は内心、茂木先生短いけどそれはなぜ?って思っていました!でも、寒い冬でもショーツで走るのですから、短めがお好きなんですね!なんだか茂木先生のブログを拝見してると、私も森の中を走りたい気分になってきます!(気持ちよさそう!)

投稿: ふぉれすと | 2009/01/03 8:56:44

茂木健一郎さま

今年のスローガン

一つでなくて良いと
本日、更新、拝読させて頂き気づきました

釈迦の無記

だけに安住するところでした

意欲として肩に力を入れる訳でなく気づきの中で、また一つと
短所でなく人の長所を!きれい事に今までは
しかし、それは
釈迦の無記

私、スキーに小樽へ来ているんですが驚きです。
それが実はスキー充実しているんです。

投稿: TOKYO / HIDEKI | 2009/01/03 8:05:44

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