バブルの夢
サンデー毎日
2008年11月16日号
茂木健一郎
歴史エッセイ
『文明の星時間』
第38回 バブルの夢
一部抜粋
歴史に残る最古のバブルと言われるオランダの1637年の「チューリップ・バブル」では、チューリップの球根が投機の対象となった。
今日でも、オランダを象徴する花、チューリップ。首都イスタンブールを中心に勢力を拡大していたオスマン帝国から輸入されたこの園芸植物は、オランダの愛好家たちの心を奪い、希少な品種を中心に球根の価格が高騰していった。
1637年の2月頃の「チューリップ・バブル」のピークにおいては、人気で珍しい品種は球根一つが熟練した職人の20年分の賃金に相当する価格で取引されるに至った。どんなに美しいと言え、たかがチューリップの球根一つに、と思うのは後世の私たちの後知恵というものである。
不自然な価格形成は当然のことながら長続きしない。1637年2月をピークに球根価格は上げ止まり、やがて暴落へと転ずる。「チューリップは儲かる」という思惑で投機に参入していた一般市民は、大きな痛手を被ることになった。
全文は「サンデー毎日」でお読みください。
http://www.mainichi.co.jp/syuppan/sunday/

11月 3, 2008 at 07:51 午前 | Permalink
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コメント
茂木さん、こんばんは。
「バブルの夢」、読ませていただきました。
オランダの「チューリップ・バブル」、日本のバブル期、
それから、イギリスの「南海泡沫事件」・・・夢を膨らませて
みたものの・・・泡のごとく消え去ってしまう現実。
何も大きな社会的現象になったものばかりではなく、個人的な
事でも泡のごとく消え去ってしまう夢というものはありますね。
私にも比較的最近ありました。
昨年の春は、本当に元気がなくて・・・。
それは「お店」でした。
「夢」は無残にも崩れてしまうことがあるのか!と初めて
大きな挫折感を味わったのですが、立ち直れるのもまた、
人間。
「過ちを犯すからこそ、人間らしく、愛おしい。」という
茂木さんのお言葉は胸に沁みるようです。(笑)
泡となって消え去っても、仄かな香りくらいは残るもの・・・。
それが想い出。
そして、案外、失敗から人は学べるものなのですね!
失敗を恐れずに、いつも夢や希望を抱いていたいものです。
投稿: 茂木さんの崇拝者より | 2008/11/06 20:06:34
名古屋大学での公演を拝聴させていただきました。
サインもしていただきました。
その人を見てイラストを書かれるとの事ですが、私は猫が寝ているイラストでした。どう解釈すべきか・・・。
私もおばさんと言われる年齢になってしまいましたが、今になってあがきながら勉強してます。セミナーに行ったり、講演会へ行ったり、本を読んだり、その他いろいろ。
「フェルメール展」、「大琳派展」、三岸節子美術館へ「桜井浜江」展を観て、茂木先生の講演会と芸術・文化の2日間でした。私はよく美術館へ行きます。浜松に住んでいるので交通費が大変です。
今回、大琳派展で不思議な体感をしました。特に本阿弥光悦の手がけた作品をみていると頭頂部が熱くなるような、そして汗を薄っすらかくのです。
これが、楽しい・感動という感覚なのでしょうか。
投稿: azulluna | 2008/11/03 13:11:28