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2008/11/14

ホタルのように

読売新聞へ。

写真を撮影する。

昨晩会ったばかりの二居隆司さん、
笠間亜紀子さん、川人献一さん、
それに、重田育哉さんにお目にかかる。

ヨミウリ・ウィークリー編集部では、
ちょうど「見出し会議」が行われていた。

編集部には、何回もうかがった
ことがある。

二居さんが「記念」とボールを4つ
持ってきたので、ペンでサインとイラストを描く。

通常のボール以外に、「サイン」専用の
ボールがあるということを始めて知った。

「中身が違うんですよ。」
と二居さん。

玄関で辞する。

すべてが名残惜しく。

ソニーコンピュータサイエンス研究所にて、
脳科学研究グループの会合。

研究所近くまで来た時に、
まだお昼を食べていなかったので、
「これからすき家に入るぞ」
と電話をしたら、星野英一が
来た。

並を食べている私の前で、
「メガ牛丼」というものを注文。

牛肉が普通の3倍入っているのだという。


メガ牛丼にとりくむ星野英一くん。

「ぼくのデータの統計的有意さなんですが」
と研究の話をしながら、星野くんは
むしゃむしゃメガを平らげた。

Society for Neuroscienceの発表資料
の直しに取り組む。

研究所のソファに座って、一心不乱に
手を動かす。

時間と分量から言って、必死になって
やらないと、それでも予断を許さない。

普段は私に話しかけてくる
関根崇泰や柳川透も、
私の「殺気」を感じて
遠慮している。

NHKに向かわなければならない
頃に、やっと加藤未希の目安がついて、
なんとか一巡した。

『プロフェショナル 仕事の流儀』
の収録。

ゲストは、騎手の武豊さん。

「自然体が服を着て歩いている。」

そんな思いがしたほどの、
決して揺るがない武さんの姿勢に、
何とも言えない凄みを感じた。

終了後、局近くで
有吉伸人さん、日経BPの渡辺和博さん、
それに今回の撮影を担当したカメラの長田正道さん、
ディレクターの平田学さんと
打ち上げをする。

日付はもう変わっている。

面白い話に笑いながら、手元では
ゲラに赤を入れていた。

手を動かしていないと、もろもろが
間に合わない。

一つの
ゲラの赤を入れ終わった後で、
「すみません、これから先は、
資料がないと仕事が進まないので」
と店を辞した。


長田正道さん(左)と平山学さん(右)


渡辺和博さん(左)と有吉伸人さん(右)

有吉伸人さんが一緒に店を出てきた。

「茂木さん、ワシントン、気をつけていって
きてくださいね。」

「はい、有吉さんも、自転車通勤、気をつけて。」

有吉さんが停めたタクシーはちょっと行きすぎて、
ランプがホタルのようにピコピコ点滅した。

11月 14, 2008 at 05:08 午前 |

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受信: 2008/11/20 20:25:46

コメント

武豊といえば、先日のG1レースでスタート直後馬が大きく口を地面にぶつけるほど躓き、落馬してしまった。場外馬券場の大型TVで見ていたが、片や怒号と、一方苦笑のため息が半々であった。私はただただ驚いて、怪我のないことを願った。幸い軽い打撲らしかった。武豊を振り落とした馬はその後快走を維持し、カラ馬が一着でゴールというG1史上初の珍事を達成した(もちろん失格ですが)。

それにしても、平日の黙々としたナリワイと、週末のささやかな熱狂のパターンに私が嵌ってから、もう25年以上経ったが、武豊はその間常にスターであり続けているのが凄い

番組が楽しみです。。

投稿: | 2008/11/18 12:46:46

茂木先生、こんばんわ。

ボールというと…野球のものかしら?
普段、球場を飛びかっているボールとサイン用の物があるとは…面白いですね!

車のランプを蛍の発光に…なんだか素敵!

アメリカの地へ。道中、お気をつけて。

投稿: | 2008/11/14 22:05:19

茂木先生お早うございます♪
無事に到着されましたでしょうか。o(^-^)o
ヨミウリウィークリー本当に残念ですが、残り2回きちんと購読させていただきたいと思います。 研究生の星野さん風邪もよくなられたようで良かったですね。牛丼も美味しそうです♪
プロフェッショナルの皆さんのお写真も、愉しそうで素敵です♪
ランプがホタルのように…先生の著書『脳と仮想』より小林秀雄さんの蛍のエピソードが浮かび。。また、テールランプから蛍の光を連想される先生の心、美しく感じます。
それでは、ワシントンでのご活躍お祈りしております。(*^∀^*)ノシ☆☆☆

投稿: | 2008/11/14 21:43:59

茂木健一郎さま

内心

オバマ次期アメリカ大統領とお会いできましたら、最高に嬉しいです


ところでワシントンには どのようなことで?

投稿: | 2008/11/14 17:37:56

こんにちわ


メガ牛丼、食べたい・・・しかし腹回りが・・・・。


茂木さん、ワシントンレポート楽しみにしております。(^^)

投稿: | 2008/11/14 13:55:51

茂木せんせい。


おつかれさまです。


今朝も早くからのブログ・アップに、昨日のご帰宅も深夜のようで、そのごもお仕事のごようす。


ほとんど寝てらっしゃらないのかと…


厚かましく、
ひとり勝手に心配しております。

どうぞ、お気をつけていってらして下さい。

ワシントンでは、クオリアなる感覚と新にそうぐうする事とおもっております!


なかば楽しまれて、なかばお体ご慈愛くださいませ。

投稿: | 2008/11/14 12:13:10

茂木さん、こんにちは。
今日も大阪は快晴で、いつもより
温かく感じます。

今日からワシントンですね。
ギリギリまでお仕事をされてからの
ご出発となるのでしょうか?

どうぞ、お気をつけて行ってらっしゃいませ。

「読売ウィークリー」の茂木さんの特集ページ。
そして、「プロフェッショナル」の武豊さんの回。
どちらも楽しみにしています。

「新潮 12月号」と「読売ウィークリー」を昨日、
読ませていただきました。
まだ、「小林秀雄さん」の講演は聴いておりませんが、
今晩、ゆっくりと拝聴したいと思っています。

「新潮」の中での対談でとても興味・関心をひく
内容がありました。
それは、「プロのアナウンサーが喋っても・・・。」と
いう下りで、いろいろと思うことあり。(笑)
また、ゆっくりと投稿させていただきます。

簡単に言えば、また、「その逆もあるのはどうして?」と
思うわけです。
プロのアナウンサーでなければならないものがある・・・。
そこに答えらしきものがあると私は感じましたが?!(笑)

「話す」「語る」「読む」・・・「音」を発するにしても
こ~んなにいろいろあるって、やっぱり奥深く、面白い
ものですね!

「歌は語るように、お芝居は歌うように・・。」とおっしゃった
のは、森繁久彌さん。

茂木さんは、今、とってもお忙しいから、感想文は後日、
送らせていただきます。

では、ワシントンでの「学会?!」、収穫の秋に相応しく、
実り多きものとなります様に!


投稿: | 2008/11/14 12:06:50

ダンスミュージックでも何でもよいですが、ノリのよい音楽が壇上でパフォーマンスしているとします。曲目はあなたの好きな身体が勝手に動く様なナンバー。しかし、はじめ聴衆はあなた一人。一分毎に人一人が増えると、聴衆は大観衆となる。はじめコンサート会場で一人のあなたは、ぎこちなく身体を動かした。だけど聴衆の数に比例して身体を無造作に音楽に任せて揺らいでいくこだろうと思う。世界人口は67億と最近公表されました。世界には空き地がたくさんある思います。しかし人は街に集まります。街の喧騒は人たちを動かす原動力となるのかもしれません。田舎にはたくさん空き地があります。でも人は都会の喧騒に音楽性を感じ、導かれるのでしょうか。街の喧騒は夜な夜な主題のない変奏曲を私たちに聴かせてくれます。街の仕事は飽和して、森の仕事にビジネスチャンスがあるのかなとふと思いました。

投稿: | 2008/11/14 11:59:46

茂木先生は聖徳太子みたいなお仕事をされるんですね。
聖徳太子にお会いしたことはありませんので
真偽は分かりませんがかっこいいです。

先生のブログを拝読すると気持ちが柔らかくなります。

ホタルを思い出しながら
忙しいことが感性を削ることにならない先生のお姿は
私にとって素敵な大人のお手本です。


投稿: | 2008/11/14 10:55:24

はじめまして!
先生のご著書「脳を生かす仕事術」を読ませていただきました。
(そして、遅ればせながらこちらのブログを知りました)

絵を描くという仕事をしているのですが、
「入力と出力のサイクルを回すこと」や
「創造性が経験×意欲+準備で生まれる」
というお話はとても参考になりました。

今後の仕事に役立てていきます。

お身体に気をつけてください!

(家が東工大の近くなのですが、
夏に先生を大岡山駅で目撃致しました~(^^)/)

投稿: ミウラナオコ | 2008/11/14 8:57:00

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