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2008/10/02

脳と人間

Lecture Records

茂木健一郎
「脳と人間」
2008年10月1日
富山県立高岡高等学校創立110周年記念式典

レクチャーと質疑応答

音声ファイル(MP3, 66.7MB, 72分)

10月 2, 2008 at 06:50 午前 |

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受信: 2008/10/12 1:03:50

コメント

茂木さんの講演は高岡高校に
とても大きな印象を残していかれたと思います。

娘の話によるとあの日以来、
高岡高校の先生は茂木さんのことを
「茂木先生」
お呼びになるそうです。
(娘は何だか反発して「茂木さん」と呼んでます)
著書を購入され
校長先生のお話や授業の端々に
先生、いや、茂木さんの話が出てくるようです。

高岡高校にはすばらしい世界史の先生がいらっしゃいます。
北山先生とおっしゃいますが
娘の話からして
プロフェッショナルで紹介された
ドラゴン桜のモデルになられた先生にも
匹敵するぐらい
どうしたら子どもたちが
世界史を愛するようになるか
日夜考えてくださる先生です。

茂木さんの講演の数日後、
北山先生は授業のある時間に
「もう、授業はいい、それより大事なことがある」
(娘は3年でけっこう1時間でも大切な時期ですが(^_^;)

と、1時間を
「高岡高校110年の歴史」を語ってくださったそうです。
日清戦争、日露戦争、第2次大戦と
学校の歴史と戦争が深く結びついていることなどを
娘が語ってくれました。
授業の最後に先生が

「歴史を知らないのは記憶喪失と同じ」

と言われたそうです。

北山先生に世界史を教わって
世界史を大好きになった娘が
大学で世界史を学ぼうかと迷っていたんですが、
この授業で

「お母さん、歴史って専門にする先に
人が生きていく上で
ベースとして必要なんだよね」

と言ってました。

ここに至った経過として
茂木さんの講演は
明らかに触媒となっています。

ありがとうございました。

投稿: 税光 詩子 | 2008/10/11 23:22:14

音声ファイル、ありがとうございました。

専門性より統合的知性。
これまでもそう語る人に出会ってはきましたが、
どうも「単なる雑学博士になるだけでは?」
という思いが払拭できずにいました。

しかし、自分の脳を信じ、
統合~個性的新たな専門を生む作業は脳に任せ、
興味の赴くまま、寄り道するのもありだと感じました。

多感であると同時に迷いも多かった高校時代。
高岡高等学校の生徒の皆さんに、
どんな風に映ったのか興味あると同時に、
正直、羨ましいかった~(笑)

投稿: ジョディ端 | 2008/10/05 7:39:16

茂木様
音声ファイルを聴いていると、何だか初々しい気持ちになりました。
高校3年生の夏、湯川秀樹博士が理論を構築するなかで、かつて学んだ“混沌”のイメージを思い浮かべた、という話に出会い、受験勉強でどんよりしていた私の中を、すこーんと何かが突き抜けたような気がしました。そして、真に学ぶとは?みたいな作文を一気に書き上げ、夏休みの宿題として提出したことを思い出しました。
今の高校生たちに、茂木さんの熱いメッセージがしっかりと届き、何らかの形で残りますようお祈りいたしております。

投稿: masami | 2008/10/04 22:13:42

音声ファイルありがとうございます。

とても感動しました。

これからもご活躍を期待しています。

投稿: img | 2008/10/04 0:17:15

茂木さんこんばんは!わたしも、体育館で講演を、聴かせていただいたかの様です。
総合的な知性=いかに生きるべきかという事に指針を与える、、心に響きました。知性とは、数字や比較論ではなく「生き方」である、、最高のプレゼントです。お忙しい日々だと思いますが、すべてが、必ず茂木さんの思われる道へと繋がってゆくものだと思います!!

投稿: 月のひかり | 2008/10/03 23:27:02

こんばんは。茂木先生の講演を生で聞けるなんて羨ましい限りです。
仕事を終え珈琲を飲みながら茂木先生の言葉に触れる、至福の一時であります。
茂木先生の文章は私にとっては???と思う聞いた事のない言葉が沢山飛び交っているのですが、それだけに調べて解った時の喜びと来たら喩えようもなく…これが茂木先生がおっしゃっている脳の神経細胞が一斉にオーケストラのように鳴り始める。と言う事か!とまた、一斉にオーケストラ状態になります。(*^∀^*)
脳は両義的状況を引き受ける事がでぎる。たとえば、言葉を獲得していても、時には言葉がないように世界をみて、感じることが大切なように。仕事に終われていても時にはあたかも仕事など一切ないように、多くの経験を積んできたとしてもあたかも、今日初めて世の中に産み落とされたように…
とても素敵で深いなあと、また胸に染みながら茂木先生のアテスのシェー(笑)を見て愉しく眠りにつくとします。お休みなさいませ♪

投稿: WAHINE | 2008/10/03 0:24:30

こんばんは。

音声ファイル、楽しく拝聴させていただきました。
茂木先生のレクチャーを聴いた高校生たちは、なんてラッキーなんだろう、とつくづく感じました。
今迷って悩んでいる子も、きっとなにかのヒントをつかんだと思います。
直接聴けなかった子も、こうして茂木先生のブログで聴ける時代です。
わたしの高校時代は書籍くらいしかありませんでした。
ベビーブーマーで、すし詰め教育、大学に入ったら「お前らはところてんだ。後ろから押されて、なにも考えなくても卒業できる」なんて平気でいう教授がいました。
激しい学生運動が起こるのも無理はない時代でした。

>下から目線。これさえあればどんな状況でも生きていける。怖いものはない。

おっしゃるとおりだと思いました。
かつて嵐山光三郎さんが、みすぼらしい格好をして、道端に座り込んで行き交う人々を観察して気づいたことをエッセイに書いておられました。
下から上目遣いで見ていると、世の中のことがいろいろわかる。素の人間が見える。
憐れむような顔で嵐山さんを見る人、目線を避ける人、バカにしたように見る人。
きたない格好で道端に座っていると、人間の心が透けて見える、というような内容のことを面白おかしく書いていました。

嵐山さんのような酔狂なことはとてもできそうにありませんが、普通は生きていく過程のなかで苦しんだり、悩んだりしながら「下から目線」になっていくのだと思いました。

そのとき必要になるのが、学びの極意としてお話しされた

>ハードルを高くする
>パッション

を生きていく極意にすることなのだということに気づかされました。

ありがとうございました。

投稿: 遠藤芳文 | 2008/10/02 23:56:25

茂木さんこんばんは~~

こちらのご講義、とても楽しく拝聴させていただきました!

高校生に向けて語られた内容ですが、
「脳は何歳からでも変わることができる」、
死ぬまで人は変わってゆけるんだ、という立場から聞けば、
とても役立つ、そして元気の出る内容でした!

人は変わることができる、
その源は喜び。
ドーパミンの回路を回す努力!
内なる基準に従って、ハードルを設けること、
目標は小さいものでいい。

このあたりが特に私には学びになりました~~ (*゚∀゚)=3 ムッハー!!

やはり計画を立てる際に、
詰めが足りなかったかなあ・・・と・・・φ(..)メモメモ。

それと、
努力だけではどうにもならないことがある、
本当にそうですよねえ。
私自身、
いくつか達成できたことはあっても、
目標が大きくなればなるほど、
必ず協力者が必要で、
他者とかかわる以上、
どうしてもどこかで停滞する部分があって。

最近も、それで、
煮え切らない感情でいっぱいで、
どうしたらいいんだろう~~と・・・
おそらく、
その時が来たら、すごい勢いであっという間に解決していた、
ということになりそうですけど・・・

人がかかわればかかわるほど、
時を読む、見る、耐える
大局観みたいなのが必要になってくるのかなあ・・・
うーーん、それにしても煮え切らない、

でも他にやりようもないので、
今、自分にできること、
日常の小さな目標をがんばってこなすことにしよう、と
思えました。

それから、
「自分の語る言葉がどういう音楽を奏でているか」
これも心に響いてきました!
話し方教室に通えば済むというようなものでもなく、
どういう思いで、
気持で語っているか、
そのあたりが感化力にかかわるのだな、と
感じました。

茂木さんのご講義は、
いつもとても元気になるので、
茂木さんご自身がお元気なんだろうし、
そして、やはり、
大勢の人に対する、愛情、みたいなものを
おもちなんだろうなあ、と思いました。
だから皆さん、茂木さんの所に集まってくるんですよね o(*^▽^*)o

それから最後に。
もう一つおもしろかったのは、
ケンブリッジ大学の伝統、
いろんな専門家が集まって議論する、
これはすごくいいことだなあ、と思います。
日本もこれからはそうあるべきです!

一人の人間に、総合性が大切なら、
国にとってもそれは同じことで。
いろんな視点からの目があってこそ、
ボトルネックを見抜くのも早いし、
発展も早くなるという気がします。
だから、協調性、も大事にしましょう★
プロフェッショナルの茂木さんの
素晴らしい司会を見習いましょう★
様々な専門家をお迎えして、
エッセンスを引き出すことのできる
茂木さんはすごいです

茂木さん、
とても素晴らしいお話、どうもありがとうございました!

投稿: ももすけ | 2008/10/02 22:21:15

茂木さん、いつも惜しみなく音声ファイルをUP下さり感謝申しあげます。ブログは毎日拝見させて頂いていますがテレビもない辺境住まいのファンとしては何よりのご褒美です。寒暖激しい折、お体ご自愛くださいませ。

投稿: タヌキに化かされて・・・ | 2008/10/02 22:05:44

こんにちわ

茂木さんが、自分が出来るギリギリの目標を設定すると脳に良い、と、言いましたが。
ゲームで、「モンスターハンターポータブル」と、言う「カプコン(ゲームソフト会社)」のゲームシリーズがあります。ソニーのPSP(プレイステーションポータブル)の携帯ゲームで、このソフトの効果で、ニンテンーDSより、PSPが売れ、ゲームセンターの売上を下げたと言うものすごいキラーソフトなのです。

名前の通り3Dフィールドを駆け回り、モンスターをハント、狩をするゲームなのですが、敵が一回攻撃してくると、体力が半分とか3分の1ぐらい減り、油断するとプレーヤーがすぐ死ぬ、ヘビーなゲームです。そのために、キノコとか蜂蜜とか前もって、集めて、調合し、回復薬を用意するのですが、モンスターには、なかなかかないません。そこで、モンスターの動き、弱点とか、地形とか、武器とか、リアルタイムで色々考えて、動き回り、モンスターの攻撃を避けて、モンスターに攻撃します。モンスターにやられたり、制限じかがくるとそのミッションはやり直し、それまでの回復薬や数十分間も無駄なります。何回も作戦を考え、何回もミッションにチャレンジして、やっとギリギリでモンスターを倒せます。この「達成感」は今までのゲームと違います。

しかも、一回倒したモンスターは、同じ条件なのに、意外に簡単に倒せます、つまり、自分がうまくなっているのです。

このゲームの難易度や達成感が非常にうまく設定されているのです。脳科学とゲーム、ゲーム市場は、大きく関係しているのではないでしょうか?(^^)

投稿: ゲーム市場のクオリアby片上泰助(^^) | 2008/10/02 17:17:15

高岡高校OBです。式典から講演会まで参加しました。
茂木さんの一張羅姿が見れてよかったです。
プロフェッショナルには到底及びませんが、2人のスタッフで「高岡の元気人」という番組を制作しています。かなり参考にさせてもらっています。
私はインタビューしているので、相手の魅力をいかに引き出すか・・・
いつも悩むところ。直接 講演を聴いて「茂木さん自身、魅力的な方なんだ。だから、共鳴することも多いんだな」と感じました。
忙しくて日帰りだったんですよね。
高岡、富山の人は真面目で実直。なかなかその良さが伝わらないところがありますが、またぜひお越しください。案内しますよ~

投稿: CATVアナウンサー | 2008/10/02 12:45:19

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