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2008/10/14

 人生は変わる

 科学のもともとの美質は、
「予言ができること」だったはずだが、
決定論的カオスがあるから、
少し私たちの生活に近い領域になると、
もうまったくpredictionができない。

 どれだけ科学が発達しても、
自分の人生で、これから何が起きるのか、
予言することなどできない。

 まさに、一寸先は闇。
それでも、私たちは何とか生きている。
 すごいことであるなあ。

 東京大学本郷キャンパス。

 「顔学会」のシンポジウム。

 第一部、しりあがり寿さん、わたせせいぞうさん、
坂本未明さんが原島博先生とディスカッション。

 第二部、原島博先生が特別講演。

 第三部、小笠原敬承斎さん、蜷川有紀さん、

園山真希絵さん、そして私が加わり、
原島博先生とお話する。

 三四郎池のほとりを歩いていると、
「おしら様」塩谷賢とふらつきながら
ばあばあ言っていた頃を思い出す。

 私は学部二回、大学院と本郷に
9年間いたことになる。

 塩谷は、駒場の科学史科学哲学に
修士表裏4年、博士マックスで5年
在籍した。

 あの頃、自分が二十年後にどうなって
いるかなんて予想できなかった。

 これから二十年も、同じ事だと
思わずばなるまい。

 人生は変わる。

 そう思っていれば、心愉しい。

10月 14, 2008 at 06:47 午前 |

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受信: 2008/10/14 7:56:38

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受信: 2008/10/14 10:28:55

コメント

未来の事、私たちの生活に近いもの程、予想がつきづらいですね。稀に、予想出来る事柄もありそうですが、私はどうも鈍いようです。

そして…予言と聞いて、回転が鈍くて…ハテナマークが飛びかってしまいましたが、噛み砕いて考えて、ピンときました。科学は、こうなるだろう…という仮定が出来ますもの。


人生は変わる。
そう思っていれば、心愉しい。という、この言葉で…すっと心が軽くなりました。

投稿: | 2008/10/14 23:38:37

こんばんは。昨日の顔学会お疲れ様でした。先生は、グリコ好きですか?
私もオマケが好きなんですよ〜。また、学会で会えることを楽しみにしています。

投稿: | 2008/10/14 22:32:51

いまはこうしてネットとつながったり、いろいろなモノやコトに出遭ったり、世に起こる様々な事柄について自分で考えたり、その考えたことを自分のブログに書いたりしているが、これから10年…20年…と、先について思いを馳せるとき、果たして、今と同じ生活をしているのか?考えれば考えるほど、「今と同じ生活をしているわけがない」つまり「ノー」という答えしか出て来ない。

この1秒先、何時どうなるか、他人も自分もわからない。が、わからないからこそ、人生を如何していくか、どんなふうにしていきたいかと、色々と思い描ける。

もっとも…思い描いた通りには必ずしもなるわけがないのだが。

この次元には、そして人生には“予定調和”などはありはしないと常々思う。そうでなければ、生きているとはやっぱり言えない。予定調和ではなく、

何があるか分からないからこそ、己の生に対して、底知れぬ希望を秘めた『創造力・想像力』も沸いてくる。

やはり…一寸、いな、一厘先は暗闇もしくは白紙でしかないのが、私達を含めた生命体の生きる“さが”(=性)なのだから。

投稿: 銀鏡反応 | 2008/10/14 21:31:11

茂木健一郎さま

偶然の幸運 セレンディピティ

茂木健一郎さまの 『 書籍、文庫本、ブログ 』 出会えたことに
偶然の幸運 セレンディピティです、言い切れます。


投稿: | 2008/10/14 18:15:29

茂木さん、こんにちは。「科学のもともとの美質は、予言ができることだった。」・・・そのようなことを考えたことはありませんでしたが、
改めて考えてみますと、そうなのですね?!今の時代の何歩も先を行っているわけですね!茂木さんは、科学の道を通してあらゆることへの謎解きをなさろうとしていらっしゃるのでしょうか?でも、おっしゃる通り「人の人生」は、予言など出来ようもありません。私たち人間は、シナリオのない道を模索しながら歩いていくしかない、ですね?!
ところで「森川町食堂」、私は行ったことがあるようです。(笑)その近くに、山猫軒という欧風レストランがあるはずなのですが、茂木さんはご存知ないですか?当時、私が通っていたスクールで仲がよかった女の子がそこでアルバイトをしていたのですが、卒業パーティーはその「
山猫軒」でいたしました。本当に懐かしいです。平成11年~12年にかけて、泣きべそをかきながら通ったスクールです。(笑)その彼女から今日メールをいただき、同窓会の話をしていたのですが、食べ物屋さんの話になり、森川町食堂の話が。私はすっかり忘れていたのですが。
山猫軒、本郷通り・・・本当に懐かしいです。さて、今からチャイニーズ・レストランへ、ストア・コンパリゾンをしに行きます。私の仕事ではないなぁ~と思いつつもなぜか、行かなければ、食べなければなりません。(笑)プロフェッショナル、リアル・タイムで間に合うとよいのですが。では・・・。

投稿: | 2008/10/14 16:54:27

人生は、出会いでも 変わっていきますし
悩むか楽しむかでも 変わっていくのでしょうね。

一寸先は闇だなぁ・・・怖っ・・とたまにゾーッとして
そうすると、自分の得意なことを 光にして
ホッと胸を撫で下ろすのです。

得意なことは、挫折したことであって 遠のいていたのですが
とても大切な人から「して欲しい」と 言って頂いたことから
復活をしたのです。


投稿: | 2008/10/14 15:05:41

茂木先生 こんにちは♪
「人生は変わる」なんて素敵な言葉でしょう!ホントに昔から考えると、まさか私が〇〇して(笑)いま家にいるなんて思いもしませんでした。でもそのおかげで?先生の朝カルも聞きに来ることが出来るし、ものは考えようですね!これからの自分の人生に自分で期待しています。いつも「お楽しみはこれからよ!」と思っています。ポジティブに明るく生きていけば、なんとかなるかなぁ~!?と、それこそ根拠のない自信をもっていきたいと思います。
どこで素敵な人に知り合うかわかりませんし…(笑)また二十年後に、あの時あんなこと考えていた私がいたんだ、と思いだしている私がいるのでしょうか?それもまた楽しみです!それと二十年後も先生のファンですから!これは間違えありませんので!二十年後の先生に期待です!しかし、今考えると長いなぁ~(笑)

投稿: | 2008/10/14 13:00:14

茂木さん、こんにちは。きょう、大阪は雨です。少し肌寒く感じます。
さて、昨日の「ホーム・グラウンド」について皆さんの感想を読ませていただきましたが、ももすけさんの視点は凄いですね!その通りなのかもしれません。それと、「妥協」という言葉は茂木さんには似合わないのかもしれませんね?!(笑)今日のお題の感想を書かせていただきますが、このコメントは割愛してください。 
「自分の人生でこれから何が起きるのかわからない。」・・・みんなわからない中、手探りしながら生きているのですものね。本当にすごいことでありますねー。(笑)これから二十年といいますと、私はいったい何をして、何処で暮らしているのでしょう?!そう考えてみますと、全く私も予想がつきません。人生の曲がり角があるのか、無いのか、想像してみると怖いような、でも、愉しいことが待っているような気もしますし・・・。気持ち明るく、愉しいことが待っている!と思って日々、過ごした方がよいですね。今日は、仕事が終わった後、女友達とお食事を。プロフェッショナル、リアルタイムで観られないかもしれませんが、感想は送らせていただきます。では。

投稿: | 2008/10/14 12:11:07

こんにちわ

> どれだけ科学が発達しても、
自分の人生で、これから何が起きるのか、
予言することなどできない。

絶対ではないですが、自分で自分を予言する事は出来るのではないでしょうか?(^^)

投稿: | 2008/10/14 12:06:08

茂木さん、おはようございます。
『「おしら様」塩谷賢とふらつきながらばあばあ言っていた頃を思い出す』
きっと本気でばあばあ言っていたんでしょうね〜。だから思い出すのかなぁとあたしは考えています。自身を振り返っても思い出すのは、本気でしたことばかりです。
そのときは振り返ったらどう思うかなんてまったく考えもせずにいるのに。過ごしてきた時間を振り返れるって幸福ですね。記憶は多少あいまいなのでしょうけど、これは確かだとあたしのなかで思えるような感覚は幸福。なにもわからない未来に向かって歩いていけるのはそんな幸福感の支えもあるのかな?

投稿: | 2008/10/14 9:34:08

おはようございます♪予言ができることが科学のもともとの美質とは知らなかったので驚きです。
無知だと知る楽しみが増えます♪
predictionが出来ないことは幸せなのかもしれないなとも思いました。希望がある感じがします。
一寸先は闇それでも私たちは生きている…改めて考えると本当にすごいことですね、先生のおっしゃる人生の星時間を考えると些細な事に感動や感謝できる気持ちになれるのです。
人生は変わる。そう思っていれば心愉しい。素敵なお言葉頂きやる気の週明けです。(*^∀^*)ノ
茂木先生もよい1週間お過ごし下さいませ♪

投稿: | 2008/10/14 8:09:37

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